気をつけたほうが・・・

最近、米子に帰省してきたYさんと話したんだけど、米子の人って、若い人はどうか知らないけど、古い人は、昔ののんびりした暮らし方が、今も抜けないみたい。
Yさんが、お隣の家に用事があって行った時、ごめんください、って言っても、誰も、なかなか出てこなくて、見るにみかねて、近所の人が、今、おじいさんは買い物に行ってるよ、と。
ここのお宅は、私よりちょっと年上のYさんの家とは、何代もまえから近所づきあいしてるんだけど、Yさんと同い年の息子さんがこの町を出て行ってから、ずっと、おじいさんとおばあさんのふたり暮らし。
おばあさんは、家にあまりいない性格の人で、おじいさんは、買い物に行くとき、玄関をあけはなして、家から5分くらいのスーパーに買い物に行くんです。
そんなふうにして暮らしてても、どろぼうにはいられたこともなければ、ものがなくなったこともない、ほんとに、平和ないなかって感じの土地がらなんだけど、私は、やっぱり、心配してしまいます。

若い人は戸締りをきちんとしている、年よりは、あまり戸締りしない、で、歩けなくなるくらい、からだが不自由になったお年よりは、どろぼうがこわくて、戸締りをきちんとしている・・・そんな生活のようすが、最近米子に帰ってきた人たちの話から見えてくるんだけど、私の感覚からするとあぶないなあ、と。

よけいなおせっかいかもしれないけど、米子のみなさま、どうか気をつけてください。



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# by friendlyclover613 | 2016-06-01 00:15 | 米子の人情と暮らし | Comments(0)  

帰らないで

(おいっこ)
じゃ、おばさん、きょうはこれで


(ふなこしさん)
ほんなら、気をつけてな、また、きないよ、
それじゃあ、気をつけて(帰りなさいよ)、また来なさい


(孫)
おにいちゃん、もう帰るの、
ひるから、ボートに乗ろうよ


(ふなこしさん)
だって、きょは、おにいちゃんは用事があーだもん
だって、きょうは、おにいちゃんは用事があるんだもの

(おいっこ)
あ、さいふがない、おばさん、


(ふなこしさん)
また、いっちゃんがかくしただで、
また、いっちゃんがかくした(にちがいない)よ


(孫)
ぼく知らないもん


(嫁さん)
お義母さん、これじゃないですか
あっちの部屋そうじしたら、カーペットの下から出てきましたよ


(ふなこしさん)
ま、け、いなせまか思ってなあ
まあ、ほんとにもう・・・帰らせまいと思って(いっちゃんがかくしたんだわ)


(おいっこ)
またくるからね、きょうは、どうしても用事があるから


(解説)
いぬー=帰る=去る
帰ってくるというときには使わない
きょははえこといなないけん、なげことおられんけん→きょうは早く帰らなくちゃいけないの、長くはいられないから

帰ってくる=もどる
うちげの子は、ちかごー、はよもどーが→うちの子は、最近は、早く(家に)帰ってくる




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# by friendlyclover613 | 2016-05-31 00:32 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

ばば

(孫)
おばあちゃん、ばばって、どんな字書くか知ってる?


(ふなこしさん)
知らんじぇ
知らないよ


(孫)
あのね、波っていう字の下に、女って書くんだって


(ふなこしさん)
ま、け、さんことばっかー、よーおぼえて
まあ、ほんとに、そんなことばかりよくおぼえるんだから

ちーと、がっこでならーことも、そげなふうにおぼえーだがん
少し、学校で習うことも、そんなふうにおぼえなさい





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# by friendlyclover613 | 2016-05-30 00:05 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

かか

(孫)
おばあちゃん、かかってさ、どんな字書くか知ってる?


(ふなこしさん)
知らんなあ


(孫)
女へんにね、鼻って書くんだって


(ふなこしさん)
ま、さんこと、どこでならってきて
まあ、そんなこと、どこで教えてもらってきたの?


(孫)
さねしげくんげのおじさん


(ふなこしさん)
まあ、あのしゅはなんでもよーしっとってだなあ
まあ、あの人はなんでもよく知ってるねえ

がいに博学なけん
すごく博学だから




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# by friendlyclover613 | 2016-05-29 06:54 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

男子厨房にはいり

(みやこださん)
あんたげのおとうさんは料理しなーしこだがん
あなたの息子さんは料理するんだって?


(さねしげさん)
そげだだがん
そうなのよ


(みやこださん)
ま、ええなあ、食べさしてごしなーだーがん
まあ、いいねえ、食べさせてくれるんでしょ


(さねしげさん)
そーはえだーもん、あとかたづけは嫁さんがせないけんだけん、あんまりよろこんどらんが
それはいいんだけど、料理のあとかたづけは嫁さんがしなきゃいけないから、(嫁さんは)あまりよろこんでないのよ

こないだは包丁の刃が欠けとったと
このまえは、(息子が包丁を落としたかなにかで)包丁の刃が欠けてたって(お嫁さんがこぼしてた)

だーもん、おいしいで
でも、(息子の作ったものは)おいしいよ


(みやこださん)
ま、ええなあ、
うちのおじいさんは、わたしがおらんとなんだしよーせんだけん

まあ、いいねえ、
うちのおじいさんは、わたしがいないとなにもできないから

こないだ、
さとにかえっとったら、電話がかかってきてなあ、そうめんの作り方、はじめからおしえんならんかった

この前実家に帰ってたときに電話がかかってきてさあ、そうめんの作り方、はじめからおしえなくちゃいけなかった


(さねしげさん)
ゆでておいときゃよかったに


(みやこださん)
ゆでたのを冷蔵庫にいれといただがんな
おかずもつゆもちゃんといっしょにラップしてれいぞうこにいれといたに
そーをどげしてたべらえかわからんだけん

ゆでたのを冷蔵庫にいれといたの
おかずもつゆもちゃんと、いっしょにラップをかけて冷蔵庫に入れておいたのに
それをどうやって食べたらいいかわからないから(困るのよ)


(ふなこしさん)
昔の男はそげなだけんなあ
昔の男はそんなだからねえ

まごやちゃ、みんな、キャンプやちで料理ならーだけん
孫(の年代の男の子は)みんな、キャンプとかで料理習うからさ


(さねしげさん)
ほんに、ひっとつだいこまーへん、京都の子やちゃ、子どもだけでるすばんさせとったとき、わやちでやきうどん作ってくったと

ほんとに(孫たちは料理にまったく)困らない、京都の孫は、子どもだけでるすばんさせてたときに、自分たちでやきうどん作って食べたんだって


(みやこださん)
洗い物の山だーがん
洗い物の山だったでしょう


(さねしげさん)
そーがなあ、ちゃんと洗ってあっただと
それがさあ、ちゃんと洗ってあったんだって

キャンプで、あらーことも教えてごすだと
キャンプで、洗うことも教えてくれるんだって

火事にならんやにすーことも、ちゃんと教えてごすだと
火事を起こさないような火の扱い方も、ちゃんと教えてくれるんだって

部屋もきれにしとーし
部屋もきれいにしてるし、

うちのにいちゃん、いつでも嫁にいけーわ
うちの孫はいつでも嫁に行けるよ





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# by friendlyclover613 | 2016-05-27 05:10 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

いんでだったと

(さねしげさん)
みやこださんげのは、まんだおーなーだーか
(里帰りなさった)みやこださんの娘さんは、まだ(米子に)いらっしゃるんだろうか


(ふなこしさん)
けさ、いんでだったと
今朝、(東京に)お帰りになったそうよ


(さねしげさん)
も、いんなっただな、
もう、お帰りになったのね


(ふなこしさん)
仕事があーだもん
お仕事持ってらっしゃるから



解説
日本語の敬語は、いろんな段階があります。
天皇陛下への敬語は最上級で、その次が自分のお客様や、初対面の人へのもの、そして、対等の立場ながらも、友達というには遠慮のあるような人に対するものとか、けっこういろんな敬語を、標準語でも方言でも、私たちは意識無意識に使い分けているものです。

きょうのお話は、友達どうしの気のおけない間がらだから、敬語なしですましてしまってもいいんだけど、それにちょっと温かみを+したような感じの、かなりカジュアルな敬語です。



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# by friendlyclover613 | 2016-05-25 00:15 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

同じ言葉

同じ米子生まれの米子育ちでも、関西弁が肌に合う人とか、東京の言葉がいちばんしっくりくるとか、いろいろな人がいるというのはおもしろいものです。

私は、頭の中で考えが発生するときは米子弁なのですが、米子ではないところで、人とお話するときは標準語になります。
関西にもけっこう長くいましたが、なぜか、どうしても、関西弁が身につきません。
意味はわかるし、会話もけっこうスムーズにできるのですが、自分では気がつかなくても、関西弁が通じないときがあるね、といわれたりします。
けっこう、関西も関西人も好きですが、それでも、言葉は、どうしても身につきません。

私の父が、子ども時代の一時期東京で暮らしていたことがあり、それで標準語を使うことが多いというのはあります。
が、私の知り合いで、両親とも純然たる米子弁で、それで、関西弁がフィーリングに合うという人もいるし、両親も親戚も、米子から1歩も出たことがないというような人が、標準語がいちばんぴったりくる、なんて言ったりしている例もあるから、親や環境の影響よりもっと強い要因として、何か、言葉以前のものがあるような気がします。

これは、どこで暮らしたかとかいうようなことではなく、持って生まれた生理的な感覚なのではないかと思います。

そういうわけで、私、関西にいたときも、自分と同じように標準語をしゃべる関東出身の人たちのほうが、フィーリングが合って、親しくなりました。

関西出身の人は、やはり、自分と同じ関西弁を話す人とフィーリングが合うと言います。

そういう、言葉以前の感覚、言葉にならないところでのコミュニケーションって、けっこう重要なのかもしれませんね。



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# by friendlyclover613 | 2016-05-24 00:00 | 米子弁文法?! | Comments(2)  

帽子

(孫)
おばあちゃん、帽子かぶってどこ行くの?


(さねしげさん)
どっこだい行かへんわい、つばめの巣の下とおーだけん、ふんが落ちてきてもえやに、かぶっとーだがん
あんたやちにも、帽子買ってきたじぇ

どこにも行かないよ、つばめの巣の下通るから、ふんが落ちてきてもいいように、(帽子を)かぶっているのよ
あなたたちにも、帽子を買ってきたよ




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# by friendlyclover613 | 2016-05-22 23:26 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

米子弁のむずかしいところ

米子弁は、米子で生まれ育っていない人にとっては、何を言っているのかさっぱりわからないものなのだそうです。
私の叔母の配偶者であり、従兄の父であった人は、関西の人でしたが、妻と息子が話している米子弁を、ついに終生、理解できませんでした。
叔母は、関西にお嫁に行って、関西弁を、わりとすぐにものにしたみたいですが。
女性のほうが強い分野なんでしょうね。

日本人にとって、米子弁にかぎらず、東北弁など、日本の方言は、おそらく、英語やフランス語の標準語よりも習得がむずかしいのではないかと思います。
なぜかというと、文法の理論では解明不能な部分が多いからです。

私は、仕事で、いろいろな地方の方言に接しますが、米子弁以外の方言の、どこがいちばんわかりにくいかというと、まず、質問の語尾がさがったり、普通の文章の語尾があがったりするところです。
語尾がさがっているので、質問だとは思わず、続きを待っていたら、むこうも、いつまでも黙っているので、あ、もしかして質問だったのかな、なんてことも、以前はありました。
質問の語尾はあげて、普通の文章の語尾はさげてくださいね、とお願いすることで、ほぼ、この問題は解決しました。
これが解決することで、お客様の方言がわからないという悩みはなくなりました。

それ以外に、方言がわからないことのトラブルというと、文字にすればまったく同じ文章が、アクセントや雰囲気で、意味の区別が、ツーカーでなされるのが、よそものにはわからないということでしょうか。

たとえば、このブログの記事「つばめさん」中の、「だいじにすーだで」という文字で表現される意味には2とおりあります。
「だいじにしなさいよ。」と、「だいじにしているんだよ。」と。

つばめを益鳥として歓迎して、だいじにしなさいよ、と、子どもにしつけしているのか、でなければ、益鳥として、うちは、ずっとだいじにしてるんだよ、と、伝えているのか。
どちらの意味なのかは、米子生まれどうしの会話なら、その場ですぐに意味は、ツーカーでわかります。
雰囲気とか、分析不能な言い方の調子とかで、なんとなーくわかるのです。



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# by friendlyclover613 | 2016-05-22 08:08 | 米子弁文法?! | Comments(0)  

ミルク

(みやこださん)
ま、かわいげなあこだなあ

まあ、かわいらしい赤ちゃんだこと


(近所の奥さん)
ミルク作るのがたいへんで・・・
作って冷ましてっていうのが・・・


(みやこださん)
朝、起きたらすぐ、哺乳瓶ひとつ分、別に作って冷蔵庫に入れとくだがん
哺乳瓶、ふたつあーでしょ
そげして、泣きなったらすぐに、ミルクを哺乳瓶の半分ほど作って、冷蔵庫の冷たいのをまぜら、手間がはんぶですむじぇ

朝、起きたらすぐに、哺乳瓶ひとつ分、ミルクを別に作って、冷蔵庫にいれておくのよ
哺乳瓶、2つ持ってるでしょ
そうしておいて、赤ちゃんが泣いたら、すぐに、ミルクを哺乳瓶の半分ほど作って、冷蔵庫に入れておいた冷たいミルクをまぜたら、手間が半分ですむよ




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# by friendlyclover613 | 2016-05-20 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

バナナ

(孫)
おばあちゃん、おなかすいたよ


(ふなこしさん)
仏壇にバナナがそなえてあーけん、もらーないや

仏壇にバナナがそなえてあるから、もらって食べなさい


(孫)
ひいおばあちゃんのつばがついてる


(ふなこしさん)
ほうけたやな

ばかばかしい




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# by friendlyclover613 | 2016-05-09 06:05 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

わーさ

(米子のおばあさんのところに遊びに来た孫)
おばあちゃん、ぼくのズボン、かたっぽ、足が出ないよ


(ふなこしさん)
ええっ?!、・・・・・あちゃ、ぬってあーがん
ええっ、あらまあ、(ズボンの片足の出口が)縫ってあるじゃないの

また、いっちゃんがわーさしてかーに
また、いっちゃんがいたずらしちゃって

ま、け、あんたがふろにはいっとーあいだにしただがん
まあ、ほんとにもう、あなたがおふろにはいってるあいだにやったのよ

ちーとおこっちゃらないけんわ
少し叱ってやらなくちゃ



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# by friendlyclover613 | 2016-05-03 10:21 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

ほうけたやな

(孫)
おばあちゃん、オレンジのたね、飲んじゃったよ
おなかのなかで、芽を出さないかなあ


(さねしげさん)
ほうけたやな
ばかばかしい

おひさまにあたらんといと、芽やなんかいでーへんだじぇ
おひさまにあたらないと、芽なんか出ないのよ



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# by friendlyclover613 | 2016-04-28 00:32 | 米子弁劇場 | Comments(2)  

さ、なんだ

(さねしげさん)
ま、さ、なんだ?、めずらしやな

まあ、それ何?、めずらしいね


(みやこださん)
米子絣のブラウスにビーズつけただがん

米子絣のブラウスにビーズをつけたの


(ふなこしさん)
ま、きれななあ、
あんたはきよなだけん

まあ、きれいだこと、
あなたは器用だもんね




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# by friendlyclover613 | 2016-04-24 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

砂の器

米子弁が出てくる小説のひとつに、松本清張の「砂の器」があります。
実は、私、この小説、読みたいと思いながら、ずっと、きょうまで読まないできてしまっているのですが、
この作家のおとうさまが米子にご縁の深いかたであるとか、米子弁の描写がかなり正確であるとかいうことを、↓のサイトで知りました。
映画化の際のロケも、米子が舞台になったとか。
知らなかった。
今度こそ読まなくては。


米子歴史浪漫・・・

リンクフリーだということで、リンクさせていただきました。
ありがとうございます。




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# by friendlyclover613 | 2016-04-18 21:20 | リンク | Comments(0)  

ひっとつだい

(孫)
おばあちゃん、きょうは土曜日だから、商店街でくじやってるよ
あたったら、バンビのバッグがもらえるんだって


(みやこださん)
なら、行ってきないやい

それなら行ってきなさいよ


(孫)
おばあちゃんも行こうよ


(みやこださん)
うちゃ店があーだもん

私は店があるもの


(孫)
一日くらいお休みしたら?


(みやこださん)
そげなわけにいかんわい
こつかいがほしけらあげーけん、としちゃんでもさそって行ってくーだわ

そんなわけにはいかないよ
おこづかいがほしければあげるから、としちゃんか誰かさそって行ってきなさいよ


(孫)
おばあちゃんは、くじ興味ないの?
ソフトクリームの券とか、お菓子とか、いろいろもらえるよ



(みやこださん)
うちゃ、さーもん、ひっとつだいほしねだもん

わたしは、そんなもの、全然ほしくないもの




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# by friendlyclover613 | 2016-04-11 00:47 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

同じ米子弁でも

同じ米子弁を同じ米子で話すのに、たまに通じないときがあるんですよ。

私の家は、京都の学校を出た者が多いので、京都弁が半分くらいまざっています。
昔からうちと親しくしてきた人たちも、その影響を受けて、だいぶ関西弁まじりになっているのですが、たまーに、同じ米子の人から、何言ってるのかわからないと言われることがあります。
その人は、京都にまったくご縁がない人であったりとか。

私も、同じ米子弁でも、東北弁まじりのSさんの言っていることは、正直、何を言っているのか、半分以上わかりません。
あちらも、私の言っていることがわからないので、Sさんとは標準語を使って話します。

きっすいの米子弁を使っている人は、すごく少ないのではないかと思います。
たいていの家では、出身校のあるところの言葉や、よそからお嫁に来た人たちの言葉がまざった米子弁を使っていると思います。

水木しげるさんは、境港の人ですけど、お母さまが米子の人ですから、私たちと同じ言葉だと思います。
奥様は安来のかただそうですが、米子弁と安来弁とミックスしたら、いったいどんな言葉になるんでしょうか。




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# by friendlyclover613 | 2016-04-10 11:41 | 米子弁文法?! | Comments(0)  

陣狂う

(嫁さん)
お義母さん、おそくなってすみません
飛び入りの仕事がはいったものですから


(さねしげさん)
あんた、よーに、子どもやちが腹が減ったいってじんぐるっとーじぇ
うちゃ店があーだけん、めしつくられんだけん

あんた、すごく、子どもたちがおなかがすいたって大騒ぎよ
私は店があるから、ごはんのしたくはできないから


陣ぐるう→おなかがすいた時などに、おなかがすいた、早く食わせろ、と大騒ぎすること




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# by friendlyclover613 | 2016-04-08 00:55 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

米子弁しりとり

だらずけな→なんだてーこともね→ねわやい→いたしんなーわ→わはしらんかおしとーよ→よーにだらずけで→出んだけんな→なんだしほしねと


ばかばかしい→くだらない理由だこと→ないわよ→からだの具合が悪くなる(気分が悪くなる)→(ほかの人が心配してやっているのに)自分は人ごとみたいな顔してるよ→すごくばかばかしくって→出ないからね→なんにも食べたくないんだって




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# by friendlyclover613 | 2016-04-07 12:26 | さ、なんだ? | Comments(0)  

お手伝い

(みやこださん)
きのは、主人が、台所のそうじ手伝ってやーいって、あらいもんしたり、なんだいかんだいしてなあ

きのうは、主人が、台所のそうじを手伝ってやるって言って、洗い物したり、いろいろしてさあ


(さねしげさん)
ま、よかったがん

まあ、よかったじゃない


(みやこださん)
なんが、
男のしゅに、台所のことしてまーとありがためいわくなわ

ちっともよくないわよ
男の人に台所のことしてもらうとありがた迷惑よ


(ふなこしさん)
ほんとだが
男のしゅは、ピントがはずれとーだけん、また、やりなおしせんならんが

ほんとねえ
男の人は(台所のお手伝いしてくれても)ピントがはずれてるから、
また、(私があとから)やりなおししなくちゃならないもの


(みやこださん)
子どものほが、まんだましなやなわ

子どものほうが(台所の手伝いに関しては、亭主より)ましだわ

解説
子ども→自分の子どもという意味ではなく、小学生くらいの年齢の人という意味
ここでは孫のことをさす

子どものほが、まんだましなやなわ→直訳すると、まだましなようなわ、ということなのだが、これは、ほとんど意味のない婉曲な表現
なぜ婉曲な言い方をするかというと、ましだわ、と言い切ることに、すこーし遠慮があるから
なぜかというと、だんなさんが好意でしてくれたことに対して評価しないことを、少し、悪いと思っているから。


(ふなこしさん)
わはええことしてやった、いうつもーだーもんなあ

自分(お手伝いした男性)はいいことしてあげた、というつもりだけどね


(さねしげさん)
男のしゅには、だいどこーに、あんまーはいってまーたくねが

男の人には、台所に、あまりはいってもらいたくないわねえ




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# by friendlyclover613 | 2016-04-05 08:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

だーずけな

おばあちゃん、まあくんがお別れのときにくれたワッペンがないよ


(ふなこしさん)
しらんじぇ、よーにさがしてみーだわ
(私は)知らないよ、よくよくさがしてみなさい


(孫)
ぼくの部屋、ぜんぶさがしたけどないよ
さっき、電気やさんが持って帰ったのかなあ


(ふなこしさん)
だーずけな、なんで、子どものワッペンやなんかい、電気屋さんが持っていんなーだかな

ばかばかしい、なんで、子どものワッペンなんか、電気やさんが持って帰るのよ


(孫)
まちがえて持って帰ったかもしれないよ


(ふなこしさん)
ええかげんなこと言うだない
人をうたがーのは、もう1回、よーにさがしてからにすーもんだ

いいかげんなこと言っちゃだめよ
人をうたがうのは、もう1回、よくよくさがしてからにするものよ




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# by friendlyclover613 | 2016-03-31 15:57 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

民主主義

日本の政治がよくならないことの最大の原因は、弱い者どうしの結束が弱いからだと、私は思います。

アメリカでも人種偏見はまだ生きているし、いろんな社会問題もありますが、やはり、弱い者どうしの結束、そして、弱い者を助けようという社会運動は、日本よりはずっとさかんなように思います。
だから、民主主義の状態は、日本よりずっとましなのだと思います。

アメリカさんのしていることの全部がいいとは、決して思いません。
でも、いいところはまねしたいものです。

同じ日本でも、弱い者を助けようとする心が強い地域と、弱い地域と、両方あります。

米子は、弱い者に同情する気持ちも、助けようとする心も、他と比べて強いところだと思います。
私は、子どものときから、引越しが多くて、いろんな土地を見聞しましたが、
そのような米子の気風は、米子の精神的財産として誇れるものと思います。
離婚した女性を出戻りだといって、興味本位にへんなうわさをたてたり、じろじろ見たりするようなことはないし、転校生をいじめるようなこともしないし、そのような理不尽さが、よそよりずっと希薄な、民主的な町です。

弱い者どうしの結束を意識して、もっと強化して、今よりさらに民主的ないい町になってもらいたいです。
個人どうしで助け合っても限界があります。
弱い者どうしの結束が、米子市の政治を動かす力に結びつくようになるといいと思います。
米子がやれば、それがお手本になって、私たちも米子のような町をつくろう、と、たくさんの町があとに続くのではないでしょうか。
そしたら、その先には、日本の政治の改善もありえるのではないでしょうか。



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# by friendlyclover613 | 2016-03-22 13:46 | 米子の来しかた行く末 | Comments(0)  

同棲時代

大昔のまんが、上村一夫の「同棲時代」をおぼえていらっしゃる人は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

私は、近所の散髪屋さんで、女性週刊誌に連載中のまんがを見つけたのは、確か小学生のころだったかと思います。
おもしろくて、おもしろくて、親や先生にかくれて読んでいました。
おとなたちがいやがればいやがるほど、好奇心をそそられました。

近所の友達には、おにいさんやおねえさんがたくさんいて、美しい十代だとか、小説ジュニアだとか、プレイボーイだとかいうような雑誌が、彼女の家にはうじゃまんありました。
「同棲時代」が連載されていた女性週刊誌もありました。
それを、友達と2人で読んだものです。

鳥取砂丘の出てくるまんがだったから、米子の子にとっては親近感が感じられたのです。



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# by friendlyclover613 | 2016-03-16 15:32 | 思い出話 | Comments(0)  

ゆずりあい

(みやこださん)
あんたやち、聞いてごすだわ、うちの子がなあ、いとこのおふるをきとったら、きたね言われたとい
あなたたち、聞いてよ、うちの孫がさ、いとこのおふるを着てたら、きたないって言われたんだって


(さねしげさん)
ま、なんできたねだ
まあ、なぜきたないの?


(みやこださん)
うちの子は、いとこの中でも下のほだだけん、みんなが使ったあとのおふるの服を着とーだがんな
そーがきたねだと

うちの孫は、いとこの中でも年が下のほうだから、おさがりのおさがりのそのまたおさがりみたいなふるい服を、いつも着てるの
それがきたないんだって




解説
米子の人は、いとこや友達のお古を着ることに抵抗がないといえるようです。
制服も譲ってもらうことが多いです。
私も、お姉さんはいませんでしたが、母やおばさんやいとこのお古をゆずってもらうことが多かったです。
おばさんから母へ、母からいとこへ、いとこから私へと、何人もが着たものを着ていました。
それをみじめだとか思ったことはありません。
まわりの友達も、みんな、お姉さんなどのおさがりを着ていたから。
衣服費の節約にがんばっているというような強い意識はとくになく、まわりのみんながおさがりを着ているから私も、という感じでした。
それでばかにされるとかいうようなこともありませんでしたし、どうしても新しいものが欲しくてたまらなかった、というようなこともありませんでした。

それが当たり前だと思って育ったから、米子を離れて、おふるだ、おさがりだと笑われたときは、びっくりしましたよ。
全然、みじめだなんて思っていません。
おさがりを着るのは、なんとなくうれしかったり、暖かいものを感じたりするものです。
その小さな喜びを、人に教えてあげたいくらいです。




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# by friendlyclover613 | 2016-03-13 12:40 | 米子弁劇場 | Comments(2)  

あんちゃん

(ふなこしさん)
今年は、アンちゃんも米子にくーとい

今年(の夏休み)は、アンちゃんも米子にくるんだってさ


(さねしげさん)
アンちゃんは、米子は初めてだな

アンちゃんは、米子(に来るのは)初めてね


(みやこださん)
アンちゃんいわ、人が男かおもーじぇ

アンちゃんて言うと、男の人かと、(アンちゃんのことを知らない)人は思うよ


解説
アンちゃんとは、ジョーちゃんのおねえさん

(登場人物紹介を見てください)

米子弁で、「あんちゃん」というのは、おにいさんという意味。
ハイティーンから30代くらいまでの男性をさす言葉です。

例 あそこの八百屋のあんちゃん→あそこの八百屋の店員の若い男性、または、そこの八百屋の息子

それ以上の年齢の男性は、「おっさん」、または「おっつぁん」です。




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# by friendlyclover613 | 2016-03-05 23:07 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

海の星山の星

(ふなこしさん)
東京はどげなかった?
東京はどうだった?


(みやこださん)
よーにいたしんなったわ
まーこちゃん(孫)を古本屋につれていっただがんな
エロ本みてーなもんばっかーあって、ばらぞくだいいうほんがあーが、あーを
こーはなんのほんだかいって、店のおっつぁんに聞くだもん
人前で答えられーへんし


ほんと、たいへんだったわ
まーこちゃんを古本屋につれていったのよ
エロ本みたいなものばっかりあって、バラ族とかいう本があるでしょ、あれを
これは何の本かって言って、店のおじさんに聞くんだもの
(店のおじさんは)人前で答えるわけにいかないし


(ふなこしさん)
子どもはわからんだけんなあ
子どもは(エロ本もふつうの本も)わからないからねえ


(みやこださん)
しーませんよ、しーませんよ、っていっとってだったわ、
そーを、また、まーこちゃんが、自分が売っててわからないなんてことないでしょ、なんて、追いかけーだもん

知りませんよ、知りませんよ、って(店のおじさんは)言ってたわ
それを、また、まーこちゃんが、自分が売っててわからないなんてことあるわけないでしょ、なんて追いかけるんだもの

みんながわたしみなーし、
(店の中の)ほかのお客さんがみんな、私を見るし


(さねしげさん)
だーもん、なんで、あんた、さんとこにはいって
でも、なぜ、あなた、そんな店にはいったの?


(みやこださん)
うっちゃちがしょうがっこのとき、海の星山の星いうまんががあったが
私たちが小学校のとき、「海の星山の星」っていうまんががあったでしょ

あーの古いのがねだーか思ってさがしただがん
あれの古いのがないかと思ってさがしたの

あのまんがが、ちかごー、古本屋で売れーだしこだがん
あのまんがが、ちかごろ、古本屋で売れるそうなのよ


(さねしげさん)
あーは、とっとーさきゅうが出てくーまんがだーがん
あれは、鳥取砂丘が出てくるまんがでしょ


(みやこださん)
そげそげ
そうそう(そうなのよ)


(ふなこしさん)
こないだ、さとの蔵の整理をてつだっただがんな
わたしやいもとの読んどった「りぼん」や「なかよし」やちが、よけよけ出てきたわ

こないだ、実家の蔵の整理を手伝ったの
妹の読んでた「りぼん」や「なかよし」その他の雑誌が、たくさん出てきたわ

りぼん、なかよし→少女雑誌の「りぼん」「なかよし」


(さねしげさん)
ああ、うちげも、よけよけあったじぇ
ああ、うちにもたくさんたくさんあったよ


(みやこださん)
さとにや
実家に?


(さねしげさん)
いんやだわやれ、今の家にだわい
ちがうわよ、今の家(だんなの実家)によ


(ふなこしさん)
捨ててや
捨てたの?


(さねしげさん)
捨てーへんわい、いもとが東京に持っていんで、古本屋に売ったら、「海の星山の星」が、がいにたかにうれたと
捨ててないよ、義妹が東京に持って帰って、古本屋に売ったら、「海・・」がすごく高く売れたんだってさ


(ふなこしさん)
がいにおもしれまんがだったしこだな
すごくおもしろいまんがだったそうね



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# by friendlyclover613 | 2016-02-23 15:43 | 鳥取県 | Comments(0)  

保育ママ

保母さんの資格を持っている人がたくさんいるのに、その人たちが、その資格を生かした仕事でなく、別の仕事をしたりとか、あるいは、家庭で、介護などがあるので働けないとかいうような生活をしています。
私の同級生の妹さんも、保母さんの資格を持っているのに、幼稚園でも保育園でもないところで働いていらっしゃいます。
子どもが好きだから、そういう仕事がしたくて資格をとったのに、なんのために勉強したのかわからないって、嘆いておられます。

その一方で、子どもを預けたいお母さんはたくさんいて、預けるところは不足しています。
米子でも、働くお母さんが、子どもを預けるところがなくて困っているという話を、米子に住んでいる人から聞きます。

供給はほんとうはあるのに、需要と結びつかない、という問題は、全国的な社会問題です。
その需要と供給を、行政が間にはいって、うまくかみあわせているのが、東京の大田区の「保育ママ」という制度です。

保母さんの資格をとって、幼稚園で働き始めたけれど、幼稚園の仕事はあまりに重労働で、からだが続かなくて、とうとうやめた、でも、ほんとうは、子ども関係の仕事がしたい、という人も多いのです。

保育ママの制度が米子でもできて、働くお母さんにとって生活しやすい町になれば、もっと、移住してきてくれる人も増えるのになあ、と、思ってしまうのですが、どうなんでしょうか。
米子から遠くはなれたところに住んでいる者が、わかったようなことを言うのもいいことじゃないけれど。

私なども、近所などの働くお母さんのたいへんさというのは、見ていて、ほんとに、手伝ってあげたいと思いますが、子どもを預かるという責任の重さを考えると、資格も持っていない者が・・と2の足踏みます。
買い物に行ってる2時間くらい、預かってちょうだい、とか頼まれても、もし、けがでもしたらとか思うと、気軽には引き受けることができません。

米子の人も、きっと、みんなそうだと思います。
たいへんだなあ、と、気になりながら、結局、私がみててあげる、とは言い出せないでいる人、多いと思うのです。

せっかく、都会より米子で、人間性豊かに子どもを育てたい、と評価されているのに。

子育ては、会社の仕事の片手間仕事ではなく、人生の大事業です。
東京のような大きくなりすぎた自治体よりも、米子のような小さな自治体のほうが、いろいろな新しいやりかたを創造して実践していきやすいと思います。
米子は、子育て天国になれるはずの町だと思います。




関東の話ですが、知り合いの息子さんが保父さんの資格を取得されました。
が、いざ、就職しようと思うと、男性を雇うところはなかなかないとか、働き始めても、女性の保母さんとうまくいかなかったりとかいうようなことがあって、結局、やめて、今は、ほかの仕事をなさっているそうです。

いろんな意味で、もったいないなあ、と思います。
子どもはおにいさんが大好き。
お母さんやお姉さんではぜったいできないことをして楽しませてくれます。

私の知り合いは、幼稚園につとめています。
弟さんが、しばらく家にいたころ、時々、お姉さんの幼稚園に、行事のときなど手伝いに来ていたのですが、子どもたちは、弟さんが来ると大喜び。
こんどはおにいさん、いつくるの、とか、おにいさん、ここの先生になってちょうだい、とか、すごい人気だったそうです。

幼稚園の立場からみても、たとえば、子どもたちを集団でどこかに連れて行くときなど、何かあったとき、子どもを軽々とおんぶしてくれる男性の存在は貴重なはずです。
叱るのも、女性の先生だとことごとくなめてしまうような子も、男の先生の言うことは聞くというようなことだってあると思います。

米子は、居酒屋に赤ちゃんを連れて行けるような町。
保父さんの仕事を、全国に先駆けて作ることもできるのではないでしょうか。
あるいは、保父さんの資格をお持ちのかたが、米子で、たとえば、幼稚園か何かを作るとか、新しい形の、保育所のようなところを作るとかすれば、みんな、応援するんじゃないでしょうか、時間のかかることかもしれないけど。
米子のような小さな町のほうが、新しいことはしやすいのではないでしょうか。

どうしても、幼稚園の現場で男の先生を使うのが難しければ、別の形で、幼児教育に参加してもらう方法があるのではないでしょうか。
そんなことの先陣を切る力を、米子は持っているように、私には思えます。




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# by friendlyclover613 | 2016-02-10 00:00 | 米子の来しかた行く末 | Comments(0)  

特権階級並みの暮らし

米子在住の未亡人のAさんの1か月の生活費が14万円と聞いて、ちょっと驚きました。
Aさんの資産とか、そういうことは、私知りませんけどね、月額14万の生活費だなんて思えないくらい、東京なら、特権階級じゃないとできないような、裕福な豊かな生活をなさっています。
広い1戸建ての家に住み、毎日、お友達を呼んで、お茶とお菓子を出して、お茶会にも行き、おけいこは、もう師範の資格をお持ちなので、生徒というより、先生の助手みたいな立場で行かれます。
資産税は息子さんが支払っておられるそうですが、それにしても、庭には年中季節の花が咲き乱れ、ハーブだかを育て、犬も猫も飼い、お昼ごはんや夕食は、ひとりではさびしいと、ほとんど毎日、必ず、誰かを招いてごちそうしています。
そのごちそうというのが、これまた特権階級なみの豪華さなんだって・・聞くところによれば。
で、人が来れば、暖房を惜しみなく、家中、春の暖かさ。
その上、孫のための貯金や、孫の誕生日のプレゼントなども、14万の中から出ているというのです。
どうしたら、こんなにうまく節約できるのだろう、と、いろいろ聞いてしまいました。

東京だったら、月14万で、未亡人のおばあさんのひとり暮らしというと、さしずめ、住居は、月額5万円くらいの1dkの賃貸の集合住宅でしょう。
で、食費が、たとえば、生協の宅配に頼ったとして、ティッシュとかの生活必需品も含めて、月4万くらいでしょうか。
野菜も、果物も、東京では、軒並み、200円くらい、米子より高価です。

で、Aさんのお話を聞いていると、見えないところで節約の努力をなさっていることなど、いろいろとわかりました。
いろいろ教えてくださってありがとうございました。

節約のコツとは、このようなことです。

1.
人に好かれることが、節約につながっている。

たとえば、あんなに毎日、他人に、食事やお茶菓子をふるまっていて、だいじょうぶなのかしら、と、一見思えます。
が、そのお礼に、みんなが、あとから、畑で獲れた野菜や、お菓子や、郷里から送ってきた名物などを、
Aさんにプレゼントするのです。


ふだんから、誰にでも親切ですから、病気になってしまったときなど、近所の誰かが車で病院まで連れて行ってくれます。
帰りも迎えに来てくれます。
ふだんから親切にしてもらっている人たちが、そういうときにお返しをするのです。

Aさんは小学校の時から寛大な性格でした。
裕福な家庭で育ったし、親戚が東京にいらっしゃるので、小さいときから、服とか、アクセサリーとか、米子では普通の女の子があまり持っていないようなものをたくさん持っていました。
あるとき、家に遊びに来ていた友達のひとりが、お人形やお人形の家具をどろぼうしました。
その、どろぼうした子の部屋を見た友達が、Aさんに、盗まれたものがあそこにあった、と言ったので、犯人が発覚しました。
しかし、Aさんは、聞かなかったことにしてやったのです。
人には、私があげたのよ、と言っていました。
そのどろぼうした友達は、20年後、美容の専門家になって、30万円価の化粧品のセットを、Aさんにプレゼントしたそうです。


自分の家で、野菜やハーブを育てているそうです。
おばあさんが畑仕事はたいへん、と思いきや、誰かしらが、農作業を手伝ってくれるのだそうです。
それと、野菜などは近所などからのもらいものも合わせると、息子さんに送る分まであるそうです。
野菜をくれる人たちにAさんが何をしてあげているかといいますとね、子どもを預かってあげたりとかしてるんだって。
Aさんは、それはそれは子どもに好かれるんですよ。


Aさんにはファンがたくさんいます。
小さいときかわいがっていた、近所や知り合いなどの子どもたちが、おとなになって、たとえば、税理士さんとか、看護師さんとか、建築士さんとかになって、その専門分野で、Aさんに恩返しをしています。
なので、各ジャンルに、Aさんのブレーンとなってくれる専門家がいるので、困ったとき、相談相手に不自由しないのです。
そういう相談相手が欲しい人は、Aさんを訪ねて、紹介してもらいます。
紹介したほうもされたほうも、Aさんから紹介される人はいい人だと喜んでいます。


Aさんと同じ生きかたをするのは難しいことでしょう。
あのように、誰にでも心を解放して、来るもの拒まずで、人を受け入れていくということは、同じ米子人でも、なかなかできることではありません。
意識して、お返しを期待して、あんなふうに人に親切にしているのではなく、これは、Aさんの天性の人徳なんです。
それを、むりに形だけまねしたら、舌きりすずめのお話のいじわるなおばあさんのように失敗するでしょう。
では、Aさんが、米子以外でも、あのように楽しく暮らせるか、というと、私は、たぶんそうではないだろうと思います。
米子人は義理堅いので、世話になったら必ず恩返しを、必ず何らかの形ですることが多いです。
そのときは、Aさんに世話になりっぱなしでも、Aさんが忘れた頃、してもらったことをちゃんとおぼえていて、恩返しをすることが少なくありません。

Aさんのような気前のいい人というのは、米子以外にも、わりとどこにでもいますが、そういう人は、他人にしてあげっぱなし状態になることが多いものです。
米子人だからお返しをすると言ったら、身びいきしすぎるのかもしれませんが、米子人が、よそより義理堅いのは確かです。
Aさんのやりかたは、米子でだからできる生きかただと、私は思っています。



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# by friendlyclover613 | 2016-02-09 13:25 | 米子の人情と暮らし | Comments(0)  

アイスクリーム

(めい)
おばさん、米子に明日着くから、宮田軒のアイスクリーム、予約しといてね


(みやこださん)
あんた、宮田軒やなんかい、もうあーへんじぇ

あなた、宮田軒なんて、もうないのよ



(めい)
ええ!?ないって?


(みやこださん)
もう、なんなっただがんな

もう、なくなったの


(めい)
がーん、ショック、楽しみにしてたのに




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# by friendlyclover613 | 2016-02-01 02:05 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

シンデレラ

(孫)
おばあちゃん、きょう、学校でね、オオクニヌシの話聞いたよ
オオクニヌシは、お兄さんたちにいじめられてたんだけど、うさぎとかにはすごくやさしかったんだって、そいでね、
すごくきれいなお姫様をみんながお嫁さんにしたいって、オオクニヌシのお兄さんもがんばったんだけど、お姫様は、オオクニヌシと結婚したんだって
男のシンデレラみたいな話だね


(ふなこしさん)
ほーん、おもしれな

ふーん、おもしろいわね


(孫)
シンデレラの話と何か関係があるのかな


(ふなこしさん)
知らんなあ

知らないねえ





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# by friendlyclover613 | 2016-01-31 10:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)