ひっとつだい
(孫)
おばあちゃん、きょうは土曜日だから、商店街でくじやってるよ
あたったら、バンビのバッグがもらえるんだって


(みやこださん)
なら、行ってきないやい

それなら行ってきなさいよ


(孫)
おばあちゃんも行こうよ


(みやこださん)
うちゃ店があーだもん

私は店があるもの


(孫)
一日くらいお休みしたら?


(みやこださん)
そげなわけにいかんわい
こつかいがほしけらあげーけん、としちゃんでもさそって行ってくーだわ

そんなわけにはいかないよ
おこづかいがほしければあげるから、としちゃんか誰かさそって行ってきなさいよ


(孫)
おばあちゃんは、くじ興味ないの?
ソフトクリームの券とか、お菓子とか、いろいろもらえるよ



(みやこださん)
うちゃ、さーもん、ひっとつだいほしねだもん

わたしは、そんなもの、全然ほしくないもの




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# by friendlyclover613 | 2016-04-11 00:47 | 米子弁劇場 | Comments(0)
同じ米子弁でも
同じ米子弁を同じ米子で話すのに、たまに通じないときがあるんですよ。

私の家は、京都の学校を出た者が多いので、京都弁が半分くらいまざっています。
昔からうちと親しくしてきた人たちも、その影響を受けて、だいぶ関西弁まじりになっているのですが、たまーに、同じ米子の人から、何言ってるのかわからないと言われることがあります。
その人は、京都にまったくご縁がない人であったりとか。

私も、同じ米子弁でも、東北弁まじりのSさんの言っていることは、正直、何を言っているのか、半分以上わかりません。
あちらも、私の言っていることがわからないので、Sさんとは標準語を使って話します。

きっすいの米子弁を使っている人は、すごく少ないのではないかと思います。
たいていの家では、出身校のあるところの言葉や、よそからお嫁に来た人たちの言葉がまざった米子弁を使っていると思います。

水木しげるさんは、境港の人ですけど、お母さまが米子の人ですから、私たちと同じ言葉だと思います。
奥様は安来のかただそうですが、米子弁と安来弁とミックスしたら、いったいどんな言葉になるんでしょうか。




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# by friendlyclover613 | 2016-04-10 11:41 | 米子弁文法?! | Comments(0)
陣狂う
(嫁さん)
お義母さん、おそくなってすみません
飛び入りの仕事がはいったものですから


(さねしげさん)
あんた、よーに、子どもやちが腹が減ったいってじんぐるっとーじぇ
うちゃ店があーだけん、めしつくられんだけん

あんた、すごく、子どもたちがおなかがすいたって大騒ぎよ
私は店があるから、ごはんのしたくはできないから


陣ぐるう→おなかがすいた時などに、おなかがすいた、早く食わせろ、と大騒ぎすること




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# by friendlyclover613 | 2016-04-08 00:55 | 米子弁劇場 | Comments(0)
米子弁しりとり
だらずけな→なんだてーこともね→ねわやい→いたしんなーわ→わはしらんかおしとーよ→よーにだらずけで→出んだけんな→なんだしほしねと


ばかばかしい→くだらない理由だこと→ないわよ→からだの具合が悪くなる(気分が悪くなる)→(ほかの人が心配してやっているのに)自分は人ごとみたいな顔してるよ→すごくばかばかしくって→出ないからね→なんにも食べたくないんだって




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# by friendlyclover613 | 2016-04-07 12:26 | さ、なんだ? | Comments(0)
お手伝い
(みやこださん)
きのは、主人が、台所のそうじ手伝ってやーいって、あらいもんしたり、なんだいかんだいしてなあ

きのうは、主人が、台所のそうじを手伝ってやるって言って、洗い物したり、いろいろしてさあ


(さねしげさん)
ま、よかったがん

まあ、よかったじゃない


(みやこださん)
なんが、
男のしゅに、台所のことしてまーとありがためいわくなわ

ちっともよくないわよ
男の人に台所のことしてもらうとありがた迷惑よ


(ふなこしさん)
ほんとだが
男のしゅは、ピントがはずれとーだけん、また、やりなおしせんならんが

ほんとねえ
男の人は(台所のお手伝いしてくれても)ピントがはずれてるから、
また、(私があとから)やりなおししなくちゃならないもの


(みやこださん)
子どものほが、まんだましなやなわ

子どものほうが(台所の手伝いに関しては、亭主より)ましだわ

解説
子ども→自分の子どもという意味ではなく、小学生くらいの年齢の人という意味
ここでは孫のことをさす

子どものほが、まんだましなやなわ→直訳すると、まだましなようなわ、ということなのだが、これは、ほとんど意味のない婉曲な表現
なぜ婉曲な言い方をするかというと、ましだわ、と言い切ることに、すこーし遠慮があるから
なぜかというと、だんなさんが好意でしてくれたことに対して評価しないことを、少し、悪いと思っているから。


(ふなこしさん)
わはええことしてやった、いうつもーだーもんなあ

自分(お手伝いした男性)はいいことしてあげた、というつもりだけどね


(さねしげさん)
男のしゅには、だいどこーに、あんまーはいってまーたくねが

男の人には、台所に、あまりはいってもらいたくないわねえ




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# by friendlyclover613 | 2016-04-05 08:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)
だーずけな
おばあちゃん、まあくんがお別れのときにくれたワッペンがないよ


(ふなこしさん)
しらんじぇ、よーにさがしてみーだわ
(私は)知らないよ、よくよくさがしてみなさい


(孫)
ぼくの部屋、ぜんぶさがしたけどないよ
さっき、電気やさんが持って帰ったのかなあ


(ふなこしさん)
だーずけな、なんで、子どものワッペンやなんかい、電気屋さんが持っていんなーだかな

ばかばかしい、なんで、子どものワッペンなんか、電気やさんが持って帰るのよ


(孫)
まちがえて持って帰ったかもしれないよ


(ふなこしさん)
ええかげんなこと言うだない
人をうたがーのは、もう1回、よーにさがしてからにすーもんだ

いいかげんなこと言っちゃだめよ
人をうたがうのは、もう1回、よくよくさがしてからにするものよ




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# by friendlyclover613 | 2016-03-31 15:57 | 米子弁劇場 | Comments(0)
民主主義
日本の政治がよくならないことの最大の原因は、弱い者どうしの結束が弱いからだと、私は思います。

アメリカでも人種偏見はまだ生きているし、いろんな社会問題もありますが、やはり、弱い者どうしの結束、そして、弱い者を助けようという社会運動は、日本よりはずっとさかんなように思います。
だから、民主主義の状態は、日本よりずっとましなのだと思います。

アメリカさんのしていることの全部がいいとは、決して思いません。
でも、いいところはまねしたいものです。

同じ日本でも、弱い者を助けようとする心が強い地域と、弱い地域と、両方あります。

米子は、弱い者に同情する気持ちも、助けようとする心も、他と比べて強いところだと思います。
私は、子どものときから、引越しが多くて、いろんな土地を見聞しましたが、
そのような米子の気風は、米子の精神的財産として誇れるものと思います。
離婚した女性を出戻りだといって、興味本位にへんなうわさをたてたり、じろじろ見たりするようなことはないし、転校生をいじめるようなこともしないし、そのような理不尽さが、よそよりずっと希薄な、民主的な町です。

弱い者どうしの結束を意識して、もっと強化して、今よりさらに民主的ないい町になってもらいたいです。
個人どうしで助け合っても限界があります。
弱い者どうしの結束が、米子市の政治を動かす力に結びつくようになるといいと思います。
米子がやれば、それがお手本になって、私たちも米子のような町をつくろう、と、たくさんの町があとに続くのではないでしょうか。
そしたら、その先には、日本の政治の改善もありえるのではないでしょうか。



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# by friendlyclover613 | 2016-03-22 13:46 | 米子の来しかた行く末 | Comments(0)
なんだてーこともね
おばあちゃん、たっちゃん、きのう、子ども会休んだよ


(ふなこしさん)
ま、なんで
かぜひいただか

まあ、なぜ?
かぜひいたの?


(孫)
しんせきの人がきて、たっちゃん、ボートに乗りたかったんだって


(ふなこしさん)
ま、け、なんだてーこともね
米子に住んどーだけん、いつでも乗れーに

まあ、そんなことで休むなんてばかばかしい。
米子に住んでいるんだから、いつでも(ボート)に乗れるのに




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# by friendlyclover613 | 2016-03-19 13:11 | 米子弁劇場 | Comments(0)
同棲時代
大昔のまんが、上村一夫の「同棲時代」をおぼえていらっしゃる人は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

私は、近所の散髪屋さんで、女性週刊誌に連載中のまんがを見つけたのは、確か小学生のころだったかと思います。
おもしろくて、おもしろくて、親や先生にかくれて読んでいました。
おとなたちがいやがればいやがるほど、好奇心をそそられました。

近所の友達には、おにいさんやおねえさんがたくさんいて、美しい十代だとか、小説ジュニアだとか、プレイボーイだとかいうような雑誌が、彼女の家にはうじゃまんありました。
「同棲時代」が連載されていた女性週刊誌もありました。
それを、友達と2人で読んだものです。

鳥取砂丘の出てくるまんがだったから、米子の子にとっては親近感が感じられたのです。



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# by friendlyclover613 | 2016-03-16 15:32 | 思い出話 | Comments(0)
ゆずりあい
(みやこださん)
あんたやち、聞いてごすだわ、うちの子がなあ、いとこのおふるをきとったら、きたね言われたとい
あなたたち、聞いてよ、うちの孫がさ、いとこのおふるを着てたら、きたないって言われたんだって


(さねしげさん)
ま、なんできたねだ
まあ、なぜきたないの?


(みやこださん)
うちの子は、いとこの中でも下のほだだけん、みんなが使ったあとのおふるの服を着とーだがんな
そーがきたねだと

うちの孫は、いとこの中でも年が下のほうだから、おさがりのおさがりのそのまたおさがりみたいなふるい服を、いつも着てるの
それがきたないんだって




解説
米子の人は、いとこや友達のお古を着ることに抵抗がないといえるようです。
制服も譲ってもらうことが多いです。
私も、お姉さんはいませんでしたが、母やおばさんやいとこのお古をゆずってもらうことが多かったです。
おばさんから母へ、母からいとこへ、いとこから私へと、何人もが着たものを着ていました。
それをみじめだとか思ったことはありません。
まわりの友達も、みんな、お姉さんなどのおさがりを着ていたから。
衣服費の節約にがんばっているというような強い意識はとくになく、まわりのみんながおさがりを着ているから私も、という感じでした。
それでばかにされるとかいうようなこともありませんでしたし、どうしても新しいものが欲しくてたまらなかった、というようなこともありませんでした。

それが当たり前だと思って育ったから、米子を離れて、おふるだ、おさがりだと笑われたときは、びっくりしましたよ。
全然、みじめだなんて思っていません。
おさがりを着るのは、なんとなくうれしかったり、暖かいものを感じたりするものです。
その小さな喜びを、人に教えてあげたいくらいです。




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# by friendlyclover613 | 2016-03-13 12:40 | 米子弁劇場 | Comments(2)
あんちゃん
(ふなこしさん)
今年は、アンちゃんも米子にくーとい

今年(の夏休み)は、アンちゃんも米子にくるんだってさ


(さねしげさん)
アンちゃんは、米子は初めてだな

アンちゃんは、米子(に来るのは)初めてね


(みやこださん)
アンちゃんいわ、人が男かおもーじぇ

アンちゃんて言うと、男の人かと、(アンちゃんのことを知らない)人は思うよ


解説
アンちゃんとは、ジョーちゃんのおねえさん

(登場人物紹介を見てください)

米子弁で、「あんちゃん」というのは、おにいさんという意味。
ハイティーンから30代くらいまでの男性をさす言葉です。

例 あそこの八百屋のあんちゃん→あそこの八百屋の店員の若い男性、または、そこの八百屋の息子

それ以上の年齢の男性は、「おっさん」、または「おっつぁん」です。




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# by friendlyclover613 | 2016-03-05 23:07 | 米子弁劇場 | Comments(0)
海の星山の星
(ふなこしさん)
東京はどげなかった?
東京はどうだった?


(みやこださん)
よーにいたしんなったわ
まーこちゃん(孫)を古本屋につれていっただがんな
エロ本みてーなもんばっかーあって、ばらぞくだいいうほんがあーが、あーを
こーはなんのほんだかいって、店のおっつぁんに聞くだもん
人前で答えられーへんし


ほんと、たいへんだったわ
まーこちゃんを古本屋につれていったのよ
エロ本みたいなものばっかりあって、バラ族とかいう本があるでしょ、あれを
これは何の本かって言って、店のおじさんに聞くんだもの
(店のおじさんは)人前で答えるわけにいかないし


(ふなこしさん)
子どもはわからんだけんなあ
子どもは(エロ本もふつうの本も)わからないからねえ


(みやこださん)
しーませんよ、しーませんよ、っていっとってだったわ、
そーを、また、まーこちゃんが、自分が売っててわからないなんてことないでしょ、なんて、追いかけーだもん

知りませんよ、知りませんよ、って(店のおじさんは)言ってたわ
それを、また、まーこちゃんが、自分が売っててわからないなんてことあるわけないでしょ、なんて追いかけるんだもの

みんながわたしみなーし、
(店の中の)ほかのお客さんがみんな、私を見るし


(さねしげさん)
だーもん、なんで、あんた、さんとこにはいって
でも、なぜ、あなた、そんな店にはいったの?


(みやこださん)
うっちゃちがしょうがっこのとき、海の星山の星いうまんががあったが
私たちが小学校のとき、「海の星山の星」っていうまんががあったでしょ

あーの古いのがねだーか思ってさがしただがん
あれの古いのがないかと思ってさがしたの

あのまんがが、ちかごー、古本屋で売れーだしこだがん
あのまんがが、ちかごろ、古本屋で売れるそうなのよ


(さねしげさん)
あーは、とっとーさきゅうが出てくーまんがだーがん
あれは、鳥取砂丘が出てくるまんがでしょ


(みやこださん)
そげそげ
そうそう(そうなのよ)


(ふなこしさん)
こないだ、さとの蔵の整理をてつだっただがんな
わたしやいもとの読んどった「りぼん」や「なかよし」やちが、よけよけ出てきたわ

こないだ、実家の蔵の整理を手伝ったの
妹の読んでた「りぼん」や「なかよし」その他の雑誌が、たくさん出てきたわ

りぼん、なかよし→少女雑誌の「りぼん」「なかよし」


(さねしげさん)
ああ、うちげも、よけよけあったじぇ
ああ、うちにもたくさんたくさんあったよ


(みやこださん)
さとにや
実家に?


(さねしげさん)
いんやだわやれ、今の家にだわい
ちがうわよ、今の家(だんなの実家)によ


(ふなこしさん)
捨ててや
捨てたの?


(さねしげさん)
捨てーへんわい、いもとが東京に持っていんで、古本屋に売ったら、「海の星山の星」が、がいにたかにうれたと
捨ててないよ、義妹が東京に持って帰って、古本屋に売ったら、「海・・」がすごく高く売れたんだってさ


(ふなこしさん)
がいにおもしれまんがだったしこだな
すごくおもしろいまんがだったそうね



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# by friendlyclover613 | 2016-02-23 15:43 | 鳥取県 | Comments(0)
しょがからて
(ふなこしさん)
いっちゃん、ちょっこい買いもんしてきてごさん?

いっちゃん、ちょっと買い物してきてくれない?


(孫)
やだよ、さねしげのおじちゃんがボートに乗せてくれるんだ、早く行かないとおいていかれちゃうよ


(みやこださん)
ま、おっきんなーなったなあ、あんたげのも


(ふなこしさん)
よーにしょがからて、ひっとつだい言うこときかんだがん

すごくわんぱくで、ちっとも言うこと聞かないの


(説明)
しょがからい、しょがかれ
→おとなの言うことを聞いてくれない、気に入らなければ反発する、
なんて言うんですかね、子どもなりに強い自分を持っていて、一筋縄では扱いづらいというような意味です。
女の子にも、おてんば、に近い意味で使います。
やさしいの反対語みたいな意味で使う場合もありますが、いつもいつも、やさしくないという意味ではありません。

しょ=性格

しょがわり=意地悪




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# by friendlyclover613 | 2016-02-22 00:26 | 米子弁劇場 | Comments(0)
保育ママ
保母さんの資格を持っている人がたくさんいるのに、その人たちが、その資格を生かした仕事でなく、別の仕事をしたりとか、あるいは、家庭で、介護などがあるので働けないとかいうような生活をしています。
私の同級生の妹さんも、保母さんの資格を持っているのに、幼稚園でも保育園でもないところで働いていらっしゃいます。
子どもが好きだから、そういう仕事がしたくて資格をとったのに、なんのために勉強したのかわからないって、嘆いておられます。

その一方で、子どもを預けたいお母さんはたくさんいて、預けるところは不足しています。
米子でも、働くお母さんが、子どもを預けるところがなくて困っているという話を、米子に住んでいる人から聞きます。

供給はほんとうはあるのに、需要と結びつかない、という問題は、全国的な社会問題です。
その需要と供給を、行政が間にはいって、うまくかみあわせているのが、東京の大田区の「保育ママ」という制度です。

保母さんの資格をとって、幼稚園で働き始めたけれど、幼稚園の仕事はあまりに重労働で、からだが続かなくて、とうとうやめた、でも、ほんとうは、子ども関係の仕事がしたい、という人も多いのです。

保育ママの制度が米子でもできて、働くお母さんにとって生活しやすい町になれば、もっと、移住してきてくれる人も増えるのになあ、と、思ってしまうのですが、どうなんでしょうか。
米子から遠くはなれたところに住んでいる者が、わかったようなことを言うのもいいことじゃないけれど。

私なども、近所などの働くお母さんのたいへんさというのは、見ていて、ほんとに、手伝ってあげたいと思いますが、子どもを預かるという責任の重さを考えると、資格も持っていない者が・・と2の足踏みます。
買い物に行ってる2時間くらい、預かってちょうだい、とか頼まれても、もし、けがでもしたらとか思うと、気軽には引き受けることができません。

米子の人も、きっと、みんなそうだと思います。
たいへんだなあ、と、気になりながら、結局、私がみててあげる、とは言い出せないでいる人、多いと思うのです。

せっかく、都会より米子で、人間性豊かに子どもを育てたい、と評価されているのに。

子育ては、会社の仕事の片手間仕事ではなく、人生の大事業です。
東京のような大きくなりすぎた自治体よりも、米子のような小さな自治体のほうが、いろいろな新しいやりかたを創造して実践していきやすいと思います。
米子は、子育て天国になれるはずの町だと思います。




関東の話ですが、知り合いの息子さんが保父さんの資格を取得されました。
が、いざ、就職しようと思うと、男性を雇うところはなかなかないとか、働き始めても、女性の保母さんとうまくいかなかったりとかいうようなことがあって、結局、やめて、今は、ほかの仕事をなさっているそうです。

いろんな意味で、もったいないなあ、と思います。
子どもはおにいさんが大好き。
お母さんやお姉さんではぜったいできないことをして楽しませてくれます。

私の知り合いは、幼稚園につとめています。
弟さんが、しばらく家にいたころ、時々、お姉さんの幼稚園に、行事のときなど手伝いに来ていたのですが、子どもたちは、弟さんが来ると大喜び。
こんどはおにいさん、いつくるの、とか、おにいさん、ここの先生になってちょうだい、とか、すごい人気だったそうです。

幼稚園の立場からみても、たとえば、子どもたちを集団でどこかに連れて行くときなど、何かあったとき、子どもを軽々とおんぶしてくれる男性の存在は貴重なはずです。
叱るのも、女性の先生だとことごとくなめてしまうような子も、男の先生の言うことは聞くというようなことだってあると思います。

米子は、居酒屋に赤ちゃんを連れて行けるような町。
保父さんの仕事を、全国に先駆けて作ることもできるのではないでしょうか。
あるいは、保父さんの資格をお持ちのかたが、米子で、たとえば、幼稚園か何かを作るとか、新しい形の、保育所のようなところを作るとかすれば、みんな、応援するんじゃないでしょうか、時間のかかることかもしれないけど。
米子のような小さな町のほうが、新しいことはしやすいのではないでしょうか。

どうしても、幼稚園の現場で男の先生を使うのが難しければ、別の形で、幼児教育に参加してもらう方法があるのではないでしょうか。
そんなことの先陣を切る力を、米子は持っているように、私には思えます。




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# by friendlyclover613 | 2016-02-10 00:00 | 米子の来しかた行く末 | Comments(0)
特権階級並みの暮らし
米子在住の未亡人のAさんの1か月の生活費が14万円と聞いて、ちょっと驚きました。
Aさんの資産とか、そういうことは、私知りませんけどね、月額14万の生活費だなんて思えないくらい、東京なら、特権階級じゃないとできないような、裕福な豊かな生活をなさっています。
広い1戸建ての家に住み、毎日、お友達を呼んで、お茶とお菓子を出して、お茶会にも行き、おけいこは、もう師範の資格をお持ちなので、生徒というより、先生の助手みたいな立場で行かれます。
資産税は息子さんが支払っておられるそうですが、それにしても、庭には年中季節の花が咲き乱れ、ハーブだかを育て、犬も猫も飼い、お昼ごはんや夕食は、ひとりではさびしいと、ほとんど毎日、必ず、誰かを招いてごちそうしています。
そのごちそうというのが、これまた特権階級なみの豪華さなんだって・・聞くところによれば。
で、人が来れば、暖房を惜しみなく、家中、春の暖かさ。
その上、孫のための貯金や、孫の誕生日のプレゼントなども、14万の中から出ているというのです。
どうしたら、こんなにうまく節約できるのだろう、と、いろいろ聞いてしまいました。

東京だったら、月14万で、未亡人のおばあさんのひとり暮らしというと、さしずめ、住居は、月額5万円くらいの1dkの賃貸の集合住宅でしょう。
で、食費が、たとえば、生協の宅配に頼ったとして、ティッシュとかの生活必需品も含めて、月4万くらいでしょうか。
野菜も、果物も、東京では、軒並み、200円くらい、米子より高価です。

で、Aさんのお話を聞いていると、見えないところで節約の努力をなさっていることなど、いろいろとわかりました。
いろいろ教えてくださってありがとうございました。

節約のコツとは、このようなことです。

1.
人に好かれることが、節約につながっている。

たとえば、あんなに毎日、他人に、食事やお茶菓子をふるまっていて、だいじょうぶなのかしら、と、一見思えます。
が、そのお礼に、みんなが、あとから、畑で獲れた野菜や、お菓子や、郷里から送ってきた名物などを、
Aさんにプレゼントするのです。


ふだんから、誰にでも親切ですから、病気になってしまったときなど、近所の誰かが車で病院まで連れて行ってくれます。
帰りも迎えに来てくれます。
ふだんから親切にしてもらっている人たちが、そういうときにお返しをするのです。

Aさんは小学校の時から寛大な性格でした。
裕福な家庭で育ったし、親戚が東京にいらっしゃるので、小さいときから、服とか、アクセサリーとか、米子では普通の女の子があまり持っていないようなものをたくさん持っていました。
あるとき、家に遊びに来ていた友達のひとりが、お人形やお人形の家具をどろぼうしました。
その、どろぼうした子の部屋を見た友達が、Aさんに、盗まれたものがあそこにあった、と言ったので、犯人が発覚しました。
しかし、Aさんは、聞かなかったことにしてやったのです。
人には、私があげたのよ、と言っていました。
そのどろぼうした友達は、20年後、美容の専門家になって、30万円価の化粧品のセットを、Aさんにプレゼントしたそうです。


自分の家で、野菜やハーブを育てているそうです。
おばあさんが畑仕事はたいへん、と思いきや、誰かしらが、農作業を手伝ってくれるのだそうです。
それと、野菜などは近所などからのもらいものも合わせると、息子さんに送る分まであるそうです。
野菜をくれる人たちにAさんが何をしてあげているかといいますとね、子どもを預かってあげたりとかしてるんだって。
Aさんは、それはそれは子どもに好かれるんですよ。


Aさんにはファンがたくさんいます。
小さいときかわいがっていた、近所や知り合いなどの子どもたちが、おとなになって、たとえば、税理士さんとか、看護師さんとか、建築士さんとかになって、その専門分野で、Aさんに恩返しをしています。
なので、各ジャンルに、Aさんのブレーンとなってくれる専門家がいるので、困ったとき、相談相手に不自由しないのです。
そういう相談相手が欲しい人は、Aさんを訪ねて、紹介してもらいます。
紹介したほうもされたほうも、Aさんから紹介される人はいい人だと喜んでいます。


Aさんと同じ生きかたをするのは難しいことでしょう。
あのように、誰にでも心を解放して、来るもの拒まずで、人を受け入れていくということは、同じ米子人でも、なかなかできることではありません。
意識して、お返しを期待して、あんなふうに人に親切にしているのではなく、これは、Aさんの天性の人徳なんです。
それを、むりに形だけまねしたら、舌きりすずめのお話のいじわるなおばあさんのように失敗するでしょう。
では、Aさんが、米子以外でも、あのように楽しく暮らせるか、というと、私は、たぶんそうではないだろうと思います。
米子人は義理堅いので、世話になったら必ず恩返しを、必ず何らかの形ですることが多いです。
そのときは、Aさんに世話になりっぱなしでも、Aさんが忘れた頃、してもらったことをちゃんとおぼえていて、恩返しをすることが少なくありません。

Aさんのような気前のいい人というのは、米子以外にも、わりとどこにでもいますが、そういう人は、他人にしてあげっぱなし状態になることが多いものです。
米子人だからお返しをすると言ったら、身びいきしすぎるのかもしれませんが、米子人が、よそより義理堅いのは確かです。
Aさんのやりかたは、米子でだからできる生きかただと、私は思っています。



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# by friendlyclover613 | 2016-02-09 13:25 | 米子の人情と暮らし | Comments(0)
仏壇
(孫)
おばあちゃん、今度、西川くんの家で、子ども会やるんだって

(ふなこしさん)
ほーん、西川くんげのおじいさん、死んなったけんな、あがらせてまったら、すぐ、仏さんに手合わせーだで

ふうん、西川くんところのおじいさんが亡くなられたからね、(家に)あがらせてもらったら、すぐに、仏さんを拝みなさいよ


解説
米子の人は、仏様をだいじにします。
米子から離れて暮らすようになったとき、私は、まわりを見ていて、こんなに仏様をほっといていいのだろうか、と思ったし、まわりの人は、私に、え、そんなことまでするの?、と驚きました。

私が子どものころは、よその家にあがらせてもらうときは、そこの家の仏壇に手を合わせるように、親に言われました。
いつでもどんなときでも、というわけでもないのですが、たとえば、その家に泊まらせてもらうときは、仏壇に手を合わせるのが当然だと思ってましたが、米子以外では、そんなことは、あまりしないのですね。

仏様をだいじにするから、米子では、火事や災難が少ないのだと、米子の人は言っています。




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# by friendlyclover613 | 2016-02-05 00:21 | 米子弁劇場 | Comments(0)
アイスクリーム
(めい)
おばさん、米子に明日着くから、宮田軒のアイスクリーム、予約しといてね


(みやこださん)
あんた、宮田軒やなんかい、もうあーへんじぇ

あなた、宮田軒なんて、もうないのよ



(めい)
ええ!?ないって?


(みやこださん)
もう、なんなっただがんな

もう、なくなったの


(めい)
がーん、ショック、楽しみにしてたのに




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# by friendlyclover613 | 2016-02-01 02:05 | 米子弁劇場 | Comments(0)
シンデレラ
(孫)
おばあちゃん、きょう、学校でね、オオクニヌシの話聞いたよ
オオクニヌシは、お兄さんたちにいじめられてたんだけど、うさぎとかにはすごくやさしかったんだって、そいでね、
すごくきれいなお姫様をみんながお嫁さんにしたいって、オオクニヌシのお兄さんもがんばったんだけど、お姫様は、オオクニヌシと結婚したんだって
男のシンデレラみたいな話だね


(ふなこしさん)
ほーん、おもしれな

ふーん、おもしろいわね


(孫)
シンデレラの話と何か関係があるのかな


(ふなこしさん)
知らんなあ

知らないねえ





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# by friendlyclover613 | 2016-01-31 10:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)
バラエティある表現
たとえば、同じ単語でも、米子弁の中では、そのときの気分や人間関係によって、あるいは、理由もなく、少しづつちがってきます。

たとえば、

「だらずけな」は時々「だーずけな」になります。

同じ意味の言葉としては、「だら」「だらみてーに」

「さんだらばっかー言っとれ」
そんなばかばっかり言ってりゃいいじゃん

「そげなだらみてーなかっこしとら、人がわらーじぇ」
そんなばかみたいなかっこうしてたら、笑われるよ





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# by friendlyclover613 | 2016-01-16 19:12 | 米子弁文法?! | Comments(0)
あやくちゃがね
おばあちゃん、のぶちゃんとけんかしたよー、いじめられたよー、ぼくのふでばことられたんだ


(さねしげさん)
ま、あんた、どげして・・・
あやくちゃがねやなこと言っとらんと
ちゃんと説明せなわからんがん

まあ、あなた、どうしたの?
脈絡のないようなめちゃくちゃなこと言ってないで
ちゃんと説明しないとわからないわよ



あやくちゃがね→あやくちゃがない→めちゃくちゃ





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# by friendlyclover613 | 2016-01-15 16:48 | 米子弁劇場 | Comments(0)
野菜がいっぱい
(みやこださん)
うちの子が、子どもができただけん、上の子をうちにあつけとーだがん、
そーでな、おばあちゃんのお好み焼きは野菜ばっかりだ言うだがんな

うちの娘が、赤ちゃんができたから、上の子をうちに預けてるの
それで、子どもが、おばあちゃんのお好み焼きは野菜ばっかりだって言うのよ


(さねしげさん)
わけもんは、子どもに肉、よけよけかせーだけんな

若い人は、子どもに、肉をたくさん食べさせるからね

かせる、または、かせー→食わせる→食べさせる


(ふなこしさん)
いまんなかいから、野菜になれさせとかんと、おっきんなってからかせらかおもったてて、かんやんなーじぇ

今のうち(小さいあいだ)に野菜に慣れさせとかないと、成長してから(たとえば中学生くらいになってから)野菜を食べさせようと思っても、食べなくなるよ



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# by friendlyclover613 | 2016-01-11 23:54 | 米子弁劇場 | Comments(0)
京都弁まじり
(みやこださん)
おんなじ米子弁でも、なんだい、みんないっしょだない↑が
同じ米子弁でも、なんだか、みんな同じじゃないよね

あんたげやちゃ、関西弁がまじっとー↓が
あなたの家族の使う米子弁には関西弁がまざってるもの


(さねしげさん)
うちのおとうさん(よねこさん本人のご主人)も、おじいさん(よねこさん本人の舅さん)も京都のがっこだったし、うちの子(よねこさん本人の子ども)も京都だけんな

うちの主人も、主人のおとうさんも、京都の学校(大学)を出たし、子どもも京都の大学を出たからね


(ふなこしさん)
あんたげは、みんな、京都だなて東京だけんな

あなた(みやこださん)の家族は、みんな、京都ではなくて東京だからね


(みやこださん)
ときどき、あんたやちの言っとーことがわからんときがあーじぇ

ときどき、あなたたちの言ってることがわからないときがあるわよ


(ふなこしさん)
だーもん、あんたもときどき、京都弁みてーな米子弁しゃべーなーがん

でもさ、あなたもときどき、京都弁みたいな米子弁しゃべるじゃないの


(さねしげさん)
自分で気がつかんてて↓や

自分で(京都弁のまざった米子弁しゃべってることに)気がつかない?


(みやこださん)
あんたやちといっしょな言葉んなーだがん

あんたたちと同じ言葉になるのよ



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# by friendlyclover613 | 2016-01-08 19:55 | 米子弁劇場 | Comments(2)
言ってかす
(近所の人)
あんたとこーのやちが、うちの敷地にはいーなーだけん、こまっとーですが
そこに種まいとーですだがん

あなたのところの(子ども)たちが、うちの敷地にはいるので困ってるんですよ
そこに(花の)種をまいてるんですよ


(みやこださん)
まあ、すんませなんだなあ、知らんかったけんだわ
すんませなんだな、言ってかしときますけん

まあ、すみませんでしたねえ、知らなかったからだと思いますよ。
すみませんでしたね、(子どもたちに)言っておきますから





言ってかせる=言って貸せる=教える、耳に入れる、(子どもや生徒に)教え諭す、忠告する


しらんかったけんだわ

知らなかったという事実と、知らなかったのでしょう、という憶測と、おそらく、よその人には区別がつきません・・・米子で生まれ育った者どうしなら、アクセントなどで見分けがつくんです。
ほんとに知らなかった、という事実なら、「知らんだっただけん」とかいうような言い方になります。


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# by friendlyclover613 | 2016-01-05 07:33 | 米子弁劇場 | Comments(0)
お茶の都
米子の人はお茶が好きです。
意外なイメージかもしれませんが、米子では、私の知る限り、けっこう茶道もさかんなのです。
お煎茶もお抹茶も、米子の人は好きで、おいしく淹れて、気前よく誰にでも振る舞います。
松江や京都とちがうのは、気どらないこと、カジュアルなことです。

米子では、私が子どものころは、初対面の人でも、道を聞きにきた人にさえも、暑いときは冷たいお茶を、寒いときには熱いお茶を、気軽にふるまいました。
夏の暑い日などには、郵便やさんや配達の人に冷たいジュースを出して、玄関先で飲んでもらったりというような光景が、当たり前のこととして日常にありました。

今は・・と言うとね、知らない人を受け入れるのも、昔ほどには、気軽ではないかもしれません。
でも、私、いろんなところで暮らしましたが、米子というところは、ほんとうに、知らない人にも親切なところですよ。
その土地で受け継がれてきた人間の心が、そうそう、数十年で、がらりと変わってたまるものですか。
よくも悪くもね。

京都などでは、ちゃんとしたお菓子がないと、お茶に人を呼べないなんて感じですが、
米子では、あるもので、気取らず、飾らず、心でもてなします。
急なことで、何の用意もしてませんけど、とりあえず、寒いでしょう、疲れたでしょう、うちのお茶で温まってくださいよ、と。
そうして、よそから来た知らない人でも、まず、お茶を出してもてなし、温かく迎え入れ、友達になります。

そうして、友達の輪はひろがっていきます。
米子の人は、そうして、毎日、おいしいお茶をかこんで、家族と、近所の人と、職場の人と、友達と、親戚と、楽しく笑って暮らすのです。
お菓子は、いつも、どこからか何か出てきます。
あの人はいつも他人の持ってきたものばかり食べて、自分は何も持ってこない、というような陰口は言いません。
たまにはあんたも何か持ってきなさいよ、なんてことも、言いません。
そうしてごちそうになってばかりの人が、たとえば宝くじが当たれば、ドカンとホールケーキを買って持ってきたりするのです。
お煎茶のおともが、クリームたっぷりのケーキでも、誰も難しいことは言いません。
松江で生まれ育って茶道をずっと習っているとかいうような人から見れば、
米子はザツかもしれませんけどね。
米子人は、作法とか、このお茶にはこのお菓子でなければいけないとかいうような細かいことは、あまり気にせずに、笑いながら、そこに集まったものをいっしょに食べて、楽しい時間を過ごします。
きのう引っ越してきたばかりの人も、気軽に仲間にいれてあげます。
わけへだてしない、気前のいい米子人は、楽しいおしゃべりと人間が大好きなのです。

松江は形を重んじる文化、米子はハートや中身のほうが先ということでしょう。
どちらも大切にしたい文化だと思います。

さきほど、ハーブティーを飲みながら思いました。
私は、お抹茶も大好きだけれど、ハーブティーも、コーヒーも、大好きです。
ハーブティーのような新しいものは、松江より米子のほうが受け入れる幅が広いと思うのです。
お抹茶だけでなく、新しいお茶もどんどんとりこんで、松江や京都とはちがうお茶の文化を、これから創造していく町にならないかなあ、と、ふっと考えました。




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# by friendlyclover613 | 2016-01-03 01:07 | 米子の文化 | Comments(0)
ハンカチ
おばあちゃん、このハンカチじゃいや、あのピンクのかわいいのじゃないといやだから、帰って、あれ持ってきたいの


あんた、こげなとこーまで来て、もう、取りに帰ったーなんかいできーへんよ
あなた、こんなところまで来たんだから、もう、取りに帰るなんてことできないよ


いやだ、わーん、こんな色のはいやだよー、わーんわーん!


がまんしない、そげなハンカチがちがったけんいって死ぬもんだなし、こげんも混んどーに、もどれーへんけん
がまんしなさい、そんなハンカチがちがったからって、死ぬものじゃなし、こんなに車が渋滞しているのに戻れないから

いやだ、わーん、わーん、わーん・・・・・





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# by friendlyclover613 | 2016-01-01 22:53 | 米子弁劇場 | Comments(0)
辻占い
気のおけない友達どうしのおばあさんたちの会話

(ふなこしさん)
さっき、そこの高島屋のうらのとこーを通ったらな、道のへりで、おばさんが、ひとーで、ぶつーぶつ、なんだい、ひとーごと言っとってだったが

さっき、そこの、高島屋の裏のところを通ったらさ、道のはたで、おばさんが、ひとりで、ぶつぶつ、なんだか、ひとりごとを言っていたよ

うらのとこー→うらのところ(そのあたりのことをよく知っている者どうしの会話なので、あそこと言えばすぐにわかる)
通ったらな→通ったらさ、通ったらね、 
へり→はた、端、 
おばさん→自分の血縁のおばさんという意味ではなく、どこの人かわからない行きづりのおばさん
ぶつーぶつ→ぶつぶつ(アクセントは、ぶつ↑ーぶつ)、
なんだい→なんだか、 
ひとーごと→ひとりごと
言っとってだったが→いっていたよの、ちょっと敬語のニュアンス
ストレートに尊敬しているというのではなく、皮肉っぽい意味やばかにしたような意味がこめられている

立ちどまってなー、ひとーでしゃべっとーなーだがん、ちーと気がちがっとーだねか、しんけけな

立ち止まってさ、ひとりでしゃべっているのよ、少し気がくるっているんじゃないかしら、気ちがいみたい

ちーと→少し、気がちがっとー→気が狂っている、 ~だねか→~じゃないかしら、 
しんけけな しんけ=気ちがい 
~けな=~じみている、~みたい


(さねしげさん)
あーは、占いしとーだしこだがん、辻占い言うだと
四つ角でな、とおー人がしゃべーのを待っとーだとい

あれは、占いをしてるんだって、
辻占いっていうんだって
四つ角で、通る人がしゃべるのを待ってるんだそうよ

占いしとーだしこだがん→占いをしているんだって
しとー→している+だしこ(~だそう)+だがん(接尾語で、だよ、とか、なの、とかいう意味)
待っとーだとい→待ってるんだって
待っとー→待っている だとい→~なんだって 「待っとーだと」ともよく言う



(解説)
辻占いとは・・・
米子の名物というわけでもないのだろうけど。
四つ角には神様がいて、知りたいことがあれば教えてくれるという占いがあります。
ぶつぶつつぶやくというのは、その神様を呼び出すための、なんていうんでしょうかね、お祈りの言葉。
神様、どうかこのことについて教えてください、という呪文です。
その呪文をとなえながら、歩いてくる人を待つのです。
ひとりの人は見送って、複数で話しながら歩いてくる人のなかで、一番最初に来た人の会話を聞きます。
その会話の中に、知りたいことの答えがあるという占いです。
たとえば、子どもが受験に受かるかどうか、ということを知りたいとき。
最初に、話しながら来た人の言葉が、
「絶対だいじょうぶよ。」というのであれば、受験は成功します。
たとえば、受験とは全然関係のないような話であっても、最初に聞こえてきた言葉が
「サルも木から落ちるっていうじゃない。」なんていうのであれば、受験は失敗ということです。

私の家にも、辻占いの呪文を書いたメモがありましたが、家族に、この占いをした者はいません。
よく当たると言われているけれど、占いで知りたくてたまらないようなこともあるけれど、やはり、道のはたで、ぶつぶつ呪文をとなえるというのは、ちょっと・・・・抵抗があります。
それでも知りたいという、必死な思いに答えてくれる、ということなのかもしれませんね。



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# by friendlyclover613 | 2015-12-28 23:33 | 占い | Comments(0)
どげなと
おばあちゃん、ぼくの誕生日に、さねしげのおにいちゃんが、チョコレートのケーキと、アイスクリームのケーキとどっちがいいかって
どっちがいいと思う?


(ふなこしさん)
ま、あんたの好いたのを頼みないやい
おばさんは、ケーキつくーがじょうずだだけん

ま、あなたの好きなのを頼みなさいよ、
(おにいちゃんの)お母さんは、ケーキを作るのがじょうずなんだから


(孫)
どっちがいいと思う?


(ふなこしさん)
どげなと
あんたの好いたほにしないやい

どっちでも
あなたの好きなほうを選びなさいよ




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# by friendlyclover613 | 2015-12-26 00:23 | 米子弁劇場 | Comments(0)
干支のおちゃわん
(おいっこ)
おばさん、三越に干支の茶碗があるよ
もうすぐ、ひろゆき(さねしげさんの孫)の誕生日だろ
正月も近いし
ひろゆきの干支はへびだから、へびの絵のついた茶碗、どうかな、と思ってさ


(さねしげさん)
いらんわ、へびのついたもんやなんかい
なんぼ干支でも、気持ちがわりけん

いらないよ、へびのついたものなんか
いくら干支でも、気持ちが悪いから



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# by friendlyclover613 | 2015-12-23 18:45 | 米子弁劇場 | Comments(0)
びゃーろー
おばあちゃん、さねしげのおにいちゃんにもらった鉢、からすがひっくりかえして、花が折れちゃったよ

(ふなこしさん)
まあ、いけんだったなあ
まんだ、この花は生きとーわ、そこの花やさんで、どげしたらええか聞いてきない

まあ、悪いことがあったわね
まだこの花は生きているわ、そこの花やさんで、どうしたらいいか(手当ての方法を)聞いてきなさい



からすのびゃーろー、死んじまえ

からすのばかやろー、死んじまえ

(ふなこしさん)
あんた、死んじまえ、なんて、むやみやたらに言ったらいけんよ
そげなとこーに出しとったほがわりだけん

あんた、死んじまえなんてむやみやたらに言ったらいけないよ
そんなところに出してたほうがいけないんだから



びゃーろー
これは米子弁というより、幼児語なんですが、おもしろいので記事にしました。






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# by friendlyclover613 | 2015-12-22 06:14 | 米子弁劇場 | Comments(0)
めぎなったじぇ
(みやこださん)
あんたげのは、来年よっつになーなーててや

お宅のお孫さんは、来年4才になられるの?


(ふなこしさん)
数えでな

数えでね

数え→たとえば、今3才なら来年に4才になるということ。
つまり、2015年の12月時点で3才の子が、2016年に誕生日を迎えて4才になる場合、
2015年の12月の時点は「数えで4才」と言う。


(さねしげさん)
元気ななあ、スキー習わせらかなんて、元気なけんだわな

元気なお子さんね、スキーを習わせようかと考えるというのは、お子さんが元気だからだわね


(ふなこしさん)
がいにに元気がよすぎて、こたつめぎなったと

すごく元気がよすぎて、こたつをこわされたんだそうよ

めぐ→こわす、 めげる→こわれる 

ふなこしさん自身が直接見たことではなく、子どもを通じて知った話です。


(さねしげさん)
うちのにいちゃんも、みっつくらいのとき、こたつめいでだったじぇ

うちのお兄さん(孫・中学生のほう)も、3才くらいのとき、こたつをおこわしになったのよ


これは、ニュアンスを、米子人でない人にどう説明したものかと悩むところです。
客観的には、自分の孫に敬語使う形なんだけど、普通の敬語の意味あいではなく、肉親ならではの親しみと、
なんていうのかなあ、米子弁独特のジョークのセンスなんです。
自虐ネタのジョークに近いセンスとでも言うんでしょうか。




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# by friendlyclover613 | 2015-12-19 19:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)
  
おもしろくておかしい、まんがのような米子弁
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