ストロベリーパフェ

(みやこださん)
さねしげさん、きのはだんだんね
さねしげさん、きのうはジャムをありがとう

子どももよめさんも、がいに喜んで食べたわ
孫もお嫁さんも、すごく喜んで食べたよ

こーは、うちの嫁さんが作ったアイスクリームだけん、
食べてごしないや
これは、うちの嫁さんが作った自家製のアイスクリームだから、
食べてくださいよ


(ふなこしさん)
いっちゃんががいに喜んでくったわ
いっちゃんがすごく喜んで食べたよ

バニラのアイスクリームと、ストロベリーのアイスクリームにな、
練乳と生クリームと、あんたのジャムをかけてやっただがん

バニラのアイスクリームとストロベリーのアイスクリームにね、
練乳と生クリームと、あなたにもらったジャムをかけて食べさせてやったのよ

おいしい、おいしい、いってなあ、よーくったわ
おいしい、おいしい、言ってねえ、たくさん食べたわ

こーは私の煮たピーマンだけん、食べてごしないや
これは私の作ったピーマンの煮付けなの、食べてちょうだい


(みやこださん)
ま、あんた、そげな菓子、どこで作り方ならって
まあ、あなた、そんなお菓子の作り方をどこで習ったの?


(ふなこしさん)
京都の子が料理教室でならっただと
京都の子が料理教室で習ったんだって


(さねしげさん)
ま、おいしげななあ、わたしも作ってみーわ
まあ、おいしそう、私も作ってみよっと



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# by friendlyclover613 | 2017-04-15 16:27 | 米子弁劇場 | Comments(0)

いちごのジャム

(さねしげさん)
いちごのジャム煮たけん、持ってきたじぇ
いちごのジャムを煮たから、あげるわ

いっちゃんがこーが好きだし、
いっちゃんがこれが好きだし、

みやこださんげのもすいとーなーけん
みやこださんのところの家族の人達も好きだから


(ふなこしさん)
まあ、だんだんね
まあ、ありがとう

いっつもすんませんなあ
いつもお世話になってしまってすみませんねえ

ほんにあんたはじょうずなだけん
ほんとにあなたはジャムを煮るのがじょうずだから


(みやこださん)
ほんに、すんませんなあ
ほんとにいつもお世話になってしまってすみませんねえ

だんだんね
ありがとう

うちの嫁さんが、あんたのこーに、よーに好いとーだけん
うちのお嫁さんが、あなたのこれを、すごく好きだから

自分でつくらえに、あんたからまーのを待っとーだけん、
自分で作ればいいのに、おたくからもらうのを待ってるんだから


(ふなこしさん)
ほんにだれんもが楽しみにしとーが
ほんとにみんながあなたのジャムをたのしみにしているのよ




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# by friendlyclover613 | 2017-04-15 00:23 | 米子弁劇場 | Comments(0)

つばめさん

(孫)
おばあちゃん、裏のところに、つばめが巣を作ったよ


(さねしげさん)
ま、今年はなんぞえことがああわ

まあ、今年は何かいいことがありそう


(孫)
いいことがあるって?


(さねしげさん)
つばめが巣を作った家は、えことがああだと
つばめは蚊やはえを食べてごすだけん、だいじにすーだで

つばめが巣を作った家には、いいことが起こるんだって
つばめは蚊やはえを食べてくれるんだから、だいじにしなさいよ




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# by friendlyclover613 | 2017-04-14 14:52 | 米子弁劇場 | Comments(0)

めんだなけん

(さねしげさん)
みやこださん、町内会で頼んだエプロン、あんたのぶん、うちであつかっとーよ
みやこださん、町内会で頼んだエプロン、あなたの分、うちで預かってるよ

(みやこださん)
だんだん・・・・
ま、こーは、わたしが頼んだのとちがーがん


(さねしげさん)
とりかえられーしこだじぇ
取り替えることもできるんだってさ


(みやこださん)
ま、えわえわ、めんだなけん
ま、いいわ、めんどくさいから

赤がほしかったけど、黄色もきれながん
赤がほしかったけど、黄色もきれいだわ

うちにおいときゃ、嫁さんどもがつかーかもしれんけん
うちにおいとけば、嫁さんか誰かが使うかもしれないから

これ、かーわ
これ、買うわよ



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# by friendlyclover613 | 2017-04-12 13:50 | 米子弁劇場 | Comments(0)

呼び捨て


(孫)
おばあちゃん、東京のみっちゃんから電話があったよ


(ふなこしさん)
あんた、わの親よりがいなもんを、みっちゃんなんて呼ぶだねわ
あなた、自分の親より年上の人を、みっちゃんなんて呼ぶんじゃないよ


(孫)
だって、おとうちゃんもみっちゃんて呼んでるよ


(ふなこしさん)
おとうちゃんはあの人とふたっつしかちがわんだもん
あなたのおとうさんは、あの人(みっちゃんと呼ばれているおばさん)と、2つしかちがわないもの


(孫)
でもおとうちゃんはみっちゃんより年が下だよ


(ふなこしさん)
おとなになら、2つくらいのこと、どっちでもよんなーわい
おとうちゃんも、あんたくらいのときは、紺や町のおねえちゃんって呼んどったじぇ
おとなになったら、2つくらいの年齢差はどっちでもよくなるよ
あなたのおとうさんも、あなたくらいの年齢のときは、(みっちゃんのことを)おねえさんって呼んでたよ

あんたは、みつこおばさんって呼ばないけんじぇ
あなた、「みつこおばさん」と呼ばないといけないよ



いけんじぇ→いけないよ、時に、いけーへんじぇとなる。
使い分けに関してはルールはなく、そのときの気分次第



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# by friendlyclover613 | 2017-04-10 14:34 | 米子弁劇場 | Comments(3)

習字の時間

(孫)
おばあちゃん、習字の時間に、森田君の顔に墨でひげ書いたら、森田君にたたかれたよ


(ふなこしさん)
あたーまえだ
あたりまえよ


(孫)
先生が、森田君にあやまれって
おれ、いやだよ


(ふなこしさん)
あやまらないけーへんじぇ
あやまらないといけないよ



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# by friendlyclover613 | 2017-04-09 12:23 | 米子弁劇場 | Comments(2)

とひょな

(さねしげさん)
先生、ご主人の3周忌もすんだし、再婚しならえに
ひとーでおーなったらさびしいでしょうが

先生、ご主人の3周忌もすんだし、再婚なさったらいいのに
ひとりでいらっしゃったらさびしいでしょう


(俳句の先生)
とひょな、こげな年んなって、もう、結婚やなんかい、すー気がせんわ

突拍子もないことを。
こんな年になって、もう、結婚なんかする気にならないわ


(さねしげさん)
さびしことあーませんか
さびしくないですか

(俳句の先生)
なんがー、ひとーのほが、のっかーとえわ
全然そんなことない、ひとりのほうが、のんびりとしていいわ



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# by friendlyclover613 | 2017-04-08 17:23 | 米子弁劇場 | Comments(0)

こづかい帳

(ふなこしさん)
いっちゃん、京都のおばさんが、あんたにって、こづかい帳ごしなったじぇ
いっちゃん、京都のおばさんが、あなたにって、こづかい帳をプレゼントしてくれたよ


(孫)
小学生のこづかい帳・・・ふじんのとも・・・ふーん


(ふなこしさん)
4月からつけないや
4月からつけなさいよ


(孫)
めんどくさいよ


(ふなこしさん)
めんどくさいこと、ぜんぜんせずにおーと、だらずんなってしゃーで
めんどくさいことを全然しないでいると、ばかになってしまうよ




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# by friendlyclover613 | 2017-04-05 21:10 | 米子弁劇場 | Comments(0)

しょうのけめし

(孫)
おばあちゃん、おなかすいたよ


(ふなこしさん)
そこにしょうのけめしがあーがん
そこにあじつけごはんがあるよ


(おいっこ)
おばさん、これ、まつたけごはん?


(ふなこしさん)
まつたけやなんかい、今あーわけねが
まつたけなんか、今の時季にあるわけないでしょう

さ、たこめしだがん
それは、たこめしよ


(お嫁さん)
そういえば、まつたけに見えますね



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# by friendlyclover613 | 2017-04-02 21:27 | 米子弁劇場 | Comments(0)

命とられーわ

(みやこださん)
うちの子が東京に下宿したときにな、でんしゃんなかで、人がぶつかって、買ったケーキがつぶれたがん

うちの子が大学にはいって東京に下宿したときに訪ねて行ったんだけど、そのとき、
電車の中でさ、人にぶつかられて、買ったケーキがつぶれたよ


せっかく子どものみやげに買ったに
せっかくうちの子におみやげに買ったのに


(ふなこしさん)
モンブランのケーキだーがん
モンブランのケーキでしょう


(みやこださん)
なんでわかって
なんでわかったの?


(ふなこしさん)
だって、下宿が学芸大学ならな
だって、下宿が学芸大学なら、遊びに行くのは自由が丘だもの


(さねしげさん)
うちゃ、東京は好かんわ
私は東京は好きじゃない

ラッシュの電車は、命とられーやなだもん
ラッシュの電車は、命をとられるかと思えるくらいつらいもの


(ふなこしさん)
ケーキがつぶれたとき腹が立っただーがん
ケーキがつぶれたときには腹が立ったでしょう


(みやこださん)
ほんに、煮えくりかえーやなかったわ!
ほんとに、煮えくりかえるくらい腹がたったわ!



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# by friendlyclover613 | 2017-04-02 00:00 | 米子弁文法?! | Comments(0)

ほがみ

(孫)
おばあちゃん、草スキーの整理番号の札、おっことしちゃったよ

(ふなこしさん)
あんたがほがみしとーけんだがん(お前がよそ見してるからよ)

だーぞがひろってごいとーかもしらんけん、こうばんに電話してみないやい(誰かが拾ってくれてるかもしれないから、交番に電話してみなさいよ)

だーぞ→誰か、ひろってごいとー→ひろってくれてる(ひろってごす→ひろってくれる)の現在進行形

して・みない・やい→して・みなさい・よ



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# by friendlyclover613 | 2017-04-01 09:25 | 米子弁劇場 | Comments(0)

犬の5月人形

(ふなこしさん)
ま、なんだ、そーは
まあ、なに、それ

(さねしげさん)
京都の子が買ってきた5月人形だがん
京都にいるうちの子が買ってきた5月人形よ


(みやこださん)
にんげだねがん、犬だがん
(このお人形の顔は)人間じゃないね、犬じゃんか


(さねしげさん)
高島屋で買ってきただがん
犬の子がうまれただと
オスだっただけん、犬の子のために買っただと
よーにかわいてこたえんだけん

高島屋で買ってきたの
犬の子が生まれたんだって
オスだったから、犬の子のために買ってきたんだって
すごくかわいくてたまらないからね


(ふなこしさん)
まあ、かわいげな顔しとーわ
まあ、(このお人形さん)かわいい顔してるね



(さねしげさん)
こいのぼりもな、ちいせのが買ってきておいてあーじぇ
こいのぼりもね、小さいのを買ってきて、うちにおいてるよ


(みやこださん)
米子でかわでも、なんぼでも京都に、こげなんがうっとーだらに
(わざわざこんないなかの)米子で買わなくたって、いくらでも、京都に、こんなのは売ってあるでしょうに


(さねしげさん)
私がお金出してやっただがん
私がお金出してやったのよ(それが、米子で買った理由)




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# by friendlyclover613 | 2017-03-29 08:28 | 米子弁劇場 | Comments(0)

うるさい

(孫)
おばあちゃん、酔っ払いが歌うたってて、うるさいよ


(ふなこしさん)
・・・・・
あーはよっぱらいだあーへんで、
あれはよっぱらいじゃないよ、

あっちのほの工事の機械の音だがん
あっちほうの、工事の機械の音よ



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# by friendlyclover613 | 2017-03-25 09:18 | 米子弁劇場 | Comments(0)

殺されーわ

(みやこださん)
3連休にな、東京に行ったわい
3連休に、東京に行ったのよ


(ふなこしさん)
ほーん、よかったな、元気でおーなったか↑や
ふうん、よかったじゃん、お子さんは元気だった?


(みやこださん)
元気、元気
ひーはあーやちゃずっと仕事だけん、わたし、銀座にひとーで行ったわい
元気、元気、
昼間はあの人たち(娘夫婦)はずっと仕事だから、私は銀座にひとりで行ったのよ

ラッシュは朝だけだないだがんな、1時ごろ乗ったらな、よーに殺されーやなかったわ
ぎゅうぎゅうづめでよーにえらて
道聞いても、みんな早口だしなあ、よーにいたしんなーわ

ラッシュは朝だけじゃないの、1時ごろ電車に乗ったらさ、殺されるように(ラッシュがすごかった)
ぎゅうぎゅうづめで、もう、死ぬほど疲れた
道を聞いても、誰もが早口だから、からだの具合がひどく悪くなるくらい疲れるわ


(さねしげさん)
東京は、電車は、ずっとこんどーだけんな
東京では、電車は、1日じゅう混んでるからね

ええもん買えたかや
いいもの買えた?


(みやこださん)
このスカーフ買ったじぇ
このスカーフ買ったよ


(さねしげさん)
ま、ええのだがん、
まあ、すてきだこと


(ふなこしさん)
さすが、銀座はええもんがああなあ
さすが、銀座はいいものがあるねえ


(みやこださん)
あんたやちにみやげ買ってきたけん
銀座でもなか買ってきたじぇ
ひよこまんじゅと、横浜のしゅうまいと、成城さんぽだかいう菓子
こーかーうちでお茶飲まいや

あなたたちにおみやげかってきたのよ
銀座でもなかを買ってきたよ
ひよこまんじゅうと、横浜のしゅうまいと、成城さんぽとかいうお菓子
今からうちでお茶飲みましょうよ



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# by friendlyclover613 | 2017-03-23 16:53 | 米子弁劇場 | Comments(0)

わずらーやなわ

(みやこださんの妹)
来月東京にいかかい
来月(娘を訪ねて)東京に行こうかしら


(さねしげさん)
ま、ええなあ
まあ、いいわねえ


(みやこださんの妹)
だーもん、東京のラッシュは、よーにいたしんなーわ
だけど、東京のらっしゅは、すごくつらくて病気になりそうだわ


(さねしげさん)
ほんになあ、
ほんとねえ


(みやこださんの妹)
うちゃ、背が低いだけん、案内のかんばんがひっとつだい見えーへんだもん
わたしは背が低いから、(駅などの)案内板が全然見えないんだもの

タクシーにのらか思っても、よけよけ人がならんどーだけん、なかなか順番がこんし
タクシーに乗ろうと思っても、たくさん人が並んでるから、なかなか順番がこないし


(さねしげさん)
ほんに東京でタクシーつかまえらかおもったらえらいが
ほんとうに東京でタクシーつかまえようとおもったらたいへんだもんね


(ふなこしさん)
うちゃ、東京では、よーつかまえんが
わたしは、東京では、タクシーをつかまえることができないの
(たとえば、横断歩道を渡ったところなどでつかまえるのは、いなかものには難しいということ)

どげでも乗りてときは、並ぶしかねが
どうしても乗りたいときは、並んで待つところを利用するしかないもん

だけん、たくしーはつかわんだがん
だから、タクシーはつかわないの


(さねしげさん)
じょうずなしゅが、さっと、きたのをとってしまーだけんな
タクシーをつかまえるのがじょうずな人が、来たタクシーをさっととってしまうからね

うっちゃちがなんぼ手あげても、横からとられてしまーが
わたしのようないなかものがいくら手をあげてタクシーをとめようと思っても、
横からほかの人にとられてしまうもの

注:悲しいかな、慣れない田舎のとしよりは、要領が悪いのですよ。
同じくらいの年齢のいなかの女性でも、商売人というのは、わりとさっさと都会に慣れて、人に頼らなくてもなんでもできるようになるのですが、専業主婦とかだと、東京のラッシュはつらくて泣きの涙みたいです。
ほんとはなんでもぱっぱとできる人たちが、相手のレベルまでおりて話をあわせているわけ


(ふなこしさん)
ほんに、あげなときはなきたんなーが
ほんとに、ああいうときは泣きたくなるね


(みやこださんの妹)
よーに、東京歩いとーと、よーにえらてわずらーやなわ
ほんとうに、東京を歩いていると、ほんとに疲れることばかりで病気になりそうだわ


(みやこださん)
そーでもいきてだけん、どげしゃもねが
それでも行きたいんだから、しょうがないね



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# by friendlyclover613 | 2017-03-22 09:25 | 米子弁劇場 | Comments(0)

北海道くんだり

(さねしげさん)
主人のめいが、北海道に嫁にいくことんなっただと
主人のめいが、北海道に嫁に行くことになったんだって


(みやこださん)
ま、北海道くんだりまで!
まあ、北海道なんてすごい遠くまで(嫁に行くなんてすごいね)


(ふなこしさん)
めったにもどってこれんだーぞい
里帰りはめったにできないでしょうね

注;へたすると、「離婚して帰って来たくても、なかなかできないでしょうね。」という意味にもとれますが、
米子人どうし、そこは、暗黙の了解みたいなものがあるのですよん。



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# by friendlyclover613 | 2017-03-19 20:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)

適応力

米子から、今年も、たくさんの若い人が都会へ、あるいはいなかへ、と流出していきますね。

米子生まれ、米子育ちの強みは、柔軟な適応力だと、私は思っています。
山陰のほかの地域の人であればシリアスにかたまってしまうようなときでも、
米子人は笑いですべてをつつんでしまいます。
それがくそまじめな人には、ごまかしているとか、ふざけているとかいうように見えて、腹が立つこともあるみたいなのですが、そのダツリョクこそが、逆境や困難を乗り越える力になっているように、私には思えます。

たとえば・・・
松江市の通勤通学圏ぎりぎりの町での、私の知り合いの体験談です。
米子に生まれ育って、松江にお嫁にいったその人は、移住というか、娘さんがそこに転勤になったので、娘さんについてひっこしてきたのです。
旧郡部に住むのは、これが初めてでした。
今は、そこも隣の市に編入されて、市と名がついてますが。
娘さんが仕事をして、彼女がごはんのしたくや家事を担当していたわけですが、その日常生活がカルチャーショック続きでたいへんだったそうです。
いろいろ話してもらいましたが、いちばんキツかったという話がこれ。

町でたったひとつのスーパーがお休みの日は、近所の個人商店を利用するしかありません。
で、ある個人商店で買い物をしようとしました。
棚の野菜などを見ていると、腰の曲がったおばあさんが店にはいってきました。
そこで、彼女は、おばあさんの邪魔になるから、しばらくこっちで待っていてください、と言われたんだそうです。

そのおばあさんというのは、その個人商店の近所のご隠居さんです。
個人商店の経営者にとっては、昔からのつきあいですから、他のお客さんより最優先です。
他のお客さんは、そのおばあさんが来ると、店から身をひいて、経営者の家族とおしゃべりしたりしながら、おばあさんの買い物が終わるのを待つのです。
普通の人の買い物ではなく、気が遠くなるくらいゆっくりの買い物ですから、みんな、おばあさんの買い物が終わるのを、30分とか1時間とか、雑談しながら待つわけですよ。

この忙しいのに、おんなじお金払ってるのに、なんでなのよ、って、初めは頭にきましたけど、ここでは、そんなこと言っても通りません。
都会なら、ほかに店がいっぱいありますから、それならよそに行きますよ、ということになりますが、そこでは、その曜日は、その店しか開いていません。
よそにいけるものなら行ってみろ、ってとこです。
雑談なんてのんきなことにつきあってらんないわ、って思ったんだけど、外に出て待ってるのもへんだし、しかたなしにみなさんの話の輪にくわわって、おばあさんの買い物がすむまでの1時間くらいをやりすごしました。
経営者の話によれば、そのおばあさんは90才近くて、足腰が弱く、ひとりで町を散歩することができないので、この店と自宅が人生のすべてみたいなものなんだそうです。
毎日、毎日、この店の棚の、そんなに入れ替えもない商品を見て、買い物をすることだけが生きることなのだそうです。
そう聞いたらかわいそうじゃありませんか。

なんでも笑い飛ばしてしまえるような明るい性格の人ですから、こういうことにも慣れて、その町でもお友達がたくさんできたそうです。
松江に帰った今も、そのお友達と行き来して、泊めたり泊まったりとかもして、楽しそうですよ。
米子や松江の感覚からすると、え?!ってなことも頼まれたりするそうなんですけど、そういう人たちとうまくやっていくコツは、あまり気にしないようにすることだそうです。

いなかの人のいいところは、できたての野菜をくれることです。
彼女は、そこに遊びに行くときは、松江のお菓子を車にたくさん積み込み、みなさんに分けて、その代わりに獲りたての野菜やお花をもらって帰るのです。
彼女のところにそこの町の人が遊びにくるときも、おみやげを、たくさん持ってくるし、高校の受験のときなどに車を出してあげたりすると、山のようなお礼の品が届きます。
お花も買うとけっこう高いからね。
いつ訪ねても家中きれいなお花がいっぱいという彼女の生活は、物質的にというより、精神的にすごくぜいたく。

最近は、その町も、よそから来た人も多くなって、人情も、昔よりずっとドライになりましたけど、まだまだ、みんな親切です。
野菜をくれる人達も、お孫さんにお嫁さんを迎えるような年齢になられたそうですけど、親切な人には、いつまでもお元気でいてほしいものです。
高齢者には高齢者のよさがありますから、それをみんなでだいじにしていきたいものです。

お嫁に行っても、転勤しても、与えられた環境の中で、柔軟にしたたかに、
アメーバのごとく生き抜く米子人の適応力は類まれなものだと思います。
彼女も、松江にお嫁にきた当初は、ほんとうにたいへんだったそうです。
シリアスにがんばる力も、米子人は持っています。
ほんとに、米子人はがんばります。
人間好きだからがんばれるのだと思います。



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# by friendlyclover613 | 2017-03-17 21:16 | 米子弁劇場 | Comments(0)

理解不能

(みやこださん)
あんた、板わかめいーかや
あなた、板わかめは要る?=食べる?

いったらおくったげーわ
食べるのなら送ってあげるよ


(娘)
食べる、食べる、送ってよ


(みやこださん)
あんたはあーにがいにすいとーだけんな
あなたはあれ(板わかめ)がすごく好きだからね

そーと、米子絣のええのがあったけん、反物送ってあげらか
それと、米子絣のいいのがあったから、反物送ってあげようか


(娘)
あ、ちょうどよかった、
今年はゆかたを新調しようと思ってたの


(みやこださん)
うちの子(みやこださんの息子)が、ええお酒を、がいによけよけまったけん、
あんたにもあげてごせいって、うちにおいてあーじぇ
おくったげーけん

うちの子がいいお酒をすごくたくさんもらったの
あなた(義理の息子)にもあげてくれって(息子が言うから)
うちにおいてあるのよ
送ってあげる


(義理の息子)
・・・・・・・
お母さん、ぼく、米子弁が全然わからないんですよ・・・



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# by friendlyclover613 | 2017-03-15 00:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)

米子の茶道の来しかた行く末

日本の伝統文化はすばらしいものですが、間口が狭いのが欠点です。
相撲でも、文楽でも、柔道のように、もっとリラックスしたところからはいれれば、もっと、世界中に日本の文化をひろめることができて、後継者の確保も、もっとらくになるだろうに、と思います。

茶道というと、京都とか松江とかのほうが本格派だというイメージがあるようですが、お茶の心とは、形ばかりではないと思います。
私は茶道学者ではないので、難しいことはわかりませんが、とりあえず、誰でも仲間にいれてあげる、寒いところにいる人を、暖かい部屋に招いてあげる、それが誰であろうと、疑うのは、おいしいお茶を出して、まず温まってもらってから、という米子のやりかたのほうが、お茶の心の本質に近いような気がします。

茶道とは、もともと、中国では茶法、つまり、お茶を淹れることのハウツーだったものです。
それを、「茶道」という精神的なものにしたのは日本人です。
日本の文化の深さ偉大さ・・日本人の精神性はすごいですね。

松江のお殿様は遠州流だったそうです。
遠州流をやっている人のお話を聞いていると、深みがあって洗練されてていいなあ、とも思うのですが、それだけに、気難しいような、間口が狭いようなところがあります。
私が裏千家流を選んだのは、引越しが多い人生だからです。
裏千家流なら、日本全国どこへ行っても、先生には不自由しません。
遠州流よりカジュアルで初心者にははいりやすいともアドバイスされたこともあります。
茶道を世界中に広めたのは、裏千家流の家元の功績なんだそうです。

リラックスしたところから茶道の世界にはいれるということでは、裏千家がいちばんなんだそうです。
そんな、遠州流と裏千家流のちがいが、そのまま、松江と米子のちがいなのかな、と思います。

松江でお茶を習っている人に聞くところによると、カジュアルなかっこうでお茶会に出るなど、とんでもないのだそうです。
その人は裏千家流ですが、やはり、松江の人は型をだいじにするんですね。
洋服でも、それなりの立派なものを着ないといけないそうです。
京都の人は、おもてなしにふさわしいお菓子がない時は、うちでお茶しましょうとは言わないのだそうです。
京都の人がお茶に誘ってくれるときは、おいしい立派なお菓子が必ず用意してあります。

米子のお茶会は、着るもののこととかにも、そんなにうるさくありません。
もしかしたら、私が寄せてもらっていたところ以外ではそうでもないかもしれませんが。
お客様が来たら、エプロンをつけたまま、ささっとたてて、どうぞ、と出すのです。
ありあわせのお菓子でも、残り物のケーキでも、あるものでおもてなしします。
準備はしていないけれど、とりあえず、たとえば、寒いところでふるえているより、早く暖かいところにきてくださいよ、というのが、
米子のおもてなしの心なのです。

ほおづえついててもいいのです。
お点前を習ったことがなくてもいいのです。
いっしょに笑って、心が通じ合いさえすれば。
難しいことは、もっと茶道のことを知りたくなってから習ってもかまわないのです。

形にはこだわりませんが、米子の人は舌が肥えています・・自分で言うのもおかしいけど、おいしいお茶を毎日飲んで育ったことは、人生に大きなプラスになっていると思います。

哲学の三村勉先生は、お料理がたいへんおじょうずだったそうです。
三村先生のおいっこに当たるかた(東大の医学部卒のかたとは別人)が、長田のお茶屋さんのお嬢さまと、ずっと同窓だったそうで、そういうつきあいもあったのかもしれません。

三村先生は、米子で生まれ育ち、京大と東大とどちらを選ぶかという段になって、
西田幾多郎先生に師事するために京都大学を選ばれました。
そして、大学教授となられ、確か、京都大学の茶道クラブの顧問をなさってました。
作家の五木寛之さんの社会人入学を、龍谷大学が迎えた当時の文学部長は、名誉教授でもあられた
三村先生でした。
哲学の難しいことは、私はわかりませんが、
三村先生の哲学の下地には、米子独特の温かいヒューマニズムがあるのではないでしょうか。

ありあわせのお菓子でも、残り物のケーキでも、おいしいものにはちがいないです。
米子には、安くておいしいお菓子がたくさんあるのです。
その点では大阪と似ているのかもしれません。

京都のやりかたと、米子のやりかたと、どっちが正しいか、という議論はしたくありません。
どちらにもそれぞれのよさがあるのですから。

ただ、松江や京都ではうまくいかないだろうな、米子でないとできないだろうな、と思うことがひとつあります。
茶道をいろいろな人が、その人の条件に適した形で無理なく楽しむことができるようにすること。
今の形を全面的に守って、それ以外の形を否定していたら、たとえば、身体障害者の人は初めからお茶が習えないということになってしまいます。
そうして、条件で人をしめだすことが、本当のお茶の心でしょうか。
お手前をひとつまちがえたらいけないというようなことは、だいじなことではあるけれど、2次的なことのように、私は思います。

私の知り合いがボランティア活動をしていますが、お抹茶をたててあげると、すごく喜ぶ人が多いのだそうです。
習いたいのに、このからだでは、と無念がる人も少なくないそうです。
そういう人たちに、まず、おいしいお茶の味を知ってほしい、お茶で心がつながることを知ってほしい、という願いをこめて、彼女は、そのような人たちに、毎日、おいしいお茶を提供しています。

車椅子に乗っている人も、白い杖なしでは歩けない人も、着物を持っていない人も、どんな人でも、その人に適した入り口から茶道にはいれるようにすることこそ、真のお茶の心を形にするということなのだと私は思いますが、どうでしょうか。

市民みんなが、形にとらわれず、みんなでわいわい楽しくやりながらお茶を楽しむ米子は、松江とは持ち味のちがう、米子ならではのお茶文化が、これから創造されていくのだと思います。
そのプロセスには、ハンディを背負った人にも、それなりの条件の範囲内でお茶を楽しんでもらうことも・・・私はあってほしい、それは、米子のようなところでないとできないのではないか、と思います。


参考にさせていただいた本

「新しい茶道のすすめ」
黒川五郎著

ティーセラピー




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# by friendlyclover613 | 2017-03-13 06:22 | 米子はお茶の都 | Comments(0)

板わかめ

(みやこださん)
うちの子が、東京の親戚に世話んなっとーだけん、去年、板わかめ、みやげに持って行ったわい
か、なんだか、言って、びっくーしなったじぇ
うちの子が、東京の親戚に世話になってるから、板わかめをおみやげに持って行ったの
これは何ですか、ってびっくりなさった


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、ほせときから、ずっと食べとーけど、よそのもんは見たことがね、言って、びっくーすーだけん
わたしたちは、小さいときから、ずっと食べてるけど、よその人は、見たことがないって、びっくりするからね


(ふなこしさん)
ほんにまいになあ、なれんもんは好かんだな
ほんとにおいしいのにねえ、慣れない人は好まないのね


(さねしげさん)
うちゃ、あーをごはんにかけーに好いとー
私は、あれ(板わかめ)を白いご飯にかけて食べるのが好き


(みやこださん)
わたしも、あーが好きだじぇ
私もあれ(板わかめをちぎって白いごはんにかけたの)が好き


(ふなこしさん)
ほんと、あーはおいしいわ
ほんとにあれはおいしいわ

うちのおじいさんは、酒のさかなにしとーよ
うちのおじいさんは、酒のさかなにしてるよ


(みやこださん)
わたしゃちゃお茶請けにすーが
わたしたちはお茶請けにするもんね

あめもんがほしねときがあーだもん
あまいものがほしくないときがあるんだもの



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# by friendlyclover613 | 2017-03-12 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)

カレンダー

(ふなこしさん)
いっちゃん、きょは何日だ
いっちゃん、きょうは何日?

ちょっこい、あんたのカレンダーみしてごすだわ
ちょっと、あなたのカレンダーを見せてちょうだい


(孫)
そこにあるじゃん


(ふなこしさん)
ま、あんた、2月のをつかっとーててや
まあ、あんた、2月のカレンダーを使ってるの?

今3月だで
今は3月だよ

いままで、まちがっとーことに気がつかなんでや
今までずっと、まちがってることに気がつかなかったの?(あきれた)


(孫)
だってさ、うるう年じゃないから、2月と3月はおんなじなんだよ


(ふなこしさん)
ま、け、ほんに
まあ、ほんとにもう・・



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# by friendlyclover613 | 2017-03-11 12:22 | 米子弁劇場 | Comments(0)

占い

(ふなこしさん)
いっちゃん、さねしげさんに借りたスキー、はよ返してきない
いっちゃん、さねしげさんに借りたスキー、早く返してきなさい


(孫)
きょうは行かない
あした行く


(ふなこしさん)
なんで
なぜ?


(孫)
だって、きょうは仏滅だもん
よくないことが起こるから


(ふなこしさん)
だーずけな
ばかばかしい

借りたもん返しに行くくらいなことで、さんこといっとら、なんだしできーへんわ
借りたものを返しに行くくらいなことでそんなこと言ってたら何にもできないよ

今すぐかやいてきない
今すぐ返してきなさい



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# by friendlyclover613 | 2017-03-07 13:03 | 米子弁劇場 | Comments(0)

よーにえらて

(さねしげさん)
あんたげは、犬かーててや
お宅は、犬を飼うことになったの?


(ふなこしさん)
そげだだがん
そうなのよ

またいっちゃんがひろってきただけん
またいっちゃんがひろってきたからさ

もう、これ以上飼われん言っとーに連れてくーだけん
もう、これ以上飼えないよ、って言ってるのに連れて帰ってくるんだから

ミルクだけ飲ませて、捨ててくーつもーだっただーもん、かわいさんなって
ミルクだけ飲ませて捨ててくるつもりだったんだけど、かわいそうになって(飼うことになったの)


(みやこださん)
いっちゃんはやさしい子だけんな
いっちゃんはやさしい子だからね


(ふなこしさん)
わがせわすーならえだーもん、結局、わたしが世話せんならんだけん、かなわんがん。
自分(いっちゃん)が世話するならいいけど、結局、
私が世話しなきゃいけないから困るのよ

トイレのしつけもせないけんし、よーにえらて
トイレのしつけもしなくちゃいけないし、すごくたいへん




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# by friendlyclover613 | 2017-03-04 20:10 | 米子弁劇場 | Comments(0)

大雪

(ふなこしさん)
ちかごーのわけもんは、こげなんを大雪だいうだけんな
ちかごろの若いひとは、こんな(少ない雪)を大雪だっていうからね


(みやこださん)
うっちゃちがわけころ、京都から米子にかえーときは、よー、特急が雪でとまーよったわ
わたしたちが若かったころ、京都から米子に帰るときは、よく、特急が雪で臨時停車したよ

(さねしげさん)
あげだ
そうだったね


(ふなこしさん)
こげなもんがいたしんなーやなてーだけん
こんな(少ない)雪の雪かきがたいへんだなんて言うんだから(あきれるね)


(さねしげさん)
うっちゃちのわけときは、この10倍くらいあったもんを、スコップでしたが
私たちの若いときは、この10倍くらいあった雪を、スコップで雪かきしたね


(ふなこしさん)
ほんに、がいな雪だったが
ほんとにあのころはすごい量の雪だったね


(みやこださん)
うちの子やちゃ、米子にくーとさみさみ、ってふるえとーが
うちの子たちは、米子にくるとさむいさむいってふるえとーわ

わたしやちゃ、東京の冬やなんかい、ぬるまゆのふろにはいっとーやなわ
わたしたちにとっては、東京の冬なんか、ぬるまゆのふろにはいってるような感じ

ひっとつだいさみことあーへん
全然寒くない


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、冬でも半そででそうじすーだけん
わたしたちは冬でもはんそででそうじするんだから


(ふなこしさん)
なげやなそでだとじゃまんなーだけん、冬でも半そででしてしまーが
長いようなそでだと(そうじや炊事などのときに)邪魔になるから、
冬でも半そでで仕事してしまうもんね



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# by friendlyclover613 | 2017-02-24 12:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)

やきいも

(ふなこしさん)
あっちゃー、おまえやちゃ、がいに笑って
まあ、あなたたち、ものすごく笑ってるね


(孫)
米子弁がおかしいんだって


(ふなこしさん)
やきいも、あんたやちにやいたけんな
やきいも、あなたたち(のおやつ)に焼いたからね

さめんなかいにたべないや
さめないうちに食べなさいよ



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# by friendlyclover613 | 2017-02-23 11:30 | 米子弁劇場 | Comments(2)

吹き出すやなわ

(さねしげさん)
きの、よーにおかして、ふきだすやなかったわ
きのうは、すごくおかしくって、吹き出してしまったわ


(みやこださん)
ま、なんで
ま、なぜ


(さねしげさん)
うちの子のスキーの整理番号がG3だだがん
孫のスキーの整理番号がG3なの

そーで、電話で、うちの子がせんせに、その番号を言っとったらな、
じいさんて聞こえーだけん、
おじいさんが、せんせがわしになんか用か、なんてーだもん

それで、電話で、孫が先生にその番号を伝えていたらね、
じいさんて聞こえるもんだから、
うちのおじいさんが、「先生がわしに何か用があるのか。」なんて言うんだもん

注:せんせ(先生)というのは、必ずしも学校の先生というわけではなく、たとえば、
子ども会の旅行やキャンプなどの時の引率係や指導者のおじさんやおばさんや、
子どもの登山の班を率いるおとなのリーダーなども、米子では、時々「せんせ」と呼ばれます。


(ふなこしさん)
ははは、おかしやな
ははは、おかしい


解説
吹き出すやなわ・・・これ、標準語では説明のつかない、米子弁独特の言い回しです。
理屈では、意味の説明のしようがないんですよ。
ふきだしそうになる、というのとも少しちがうし、ふきだしてしまった、というのとも、微妙にちがうんです。
どうやって説明したらいいんでしょうか。
私もわかりません。
米子弁の意味にもっとも近い説明のしかたというのは、たぶん、私の思いつくかぎりでは、
吹き出すようにおかしい、というような言葉になりますかね・・・



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# by friendlyclover613 | 2017-02-21 20:13 | 米子弁劇場 | Comments(0)

冗談が通じる人たち

お正月の記事としてこのブログに出した「大社におまいり」の記事が、あるところで話題になりました。



この記事です。


おばあちゃん、あのお守り買って



ふなこしさん
ま、あんたはうし年でしょうが
まあ、あなたはうし年でしょう

なんで、さる年ととり年のをかわんならんだ
なんで、さる年ととり年の(お守り)を買わなければいけないの



すずめの分だよ

うちの庭にくるすずめの親はさる年で、ことし生まれる子どもはとりどしだから、
このお守りを、やねのところにぶらさげとくの


ふなこしさん
ま、すずめのためにや
まあ、すずめのためなの

だらずけな
ばかばかしい

ま、買ってあげーがん
ま、買ってあげるわよ

すずめさんを神さんが守ってごしなーわい
すずめさんを神様が守ってくれるわよ




こういう冗談は、米子以外ではあまり通じないのが普通です。
米子だからとおる冗談だと思ってください。
島根、鳥取の人間は、ものすごーく気まじめでスクェアですから、こういう冗談を不用意に言うと、
あの人頭がおかしい、と言われかねません。
気が狂ってるとか言われて、へたすると、いじめの的にもなりかねません。

実はこういう頭のやわらかさも、米子人の性格の特徴なのです。
普通の田舎の人なら、頭がおかしいんじゃないの、としか思えないようなことを、こうして、
温かく、ユーモアのセンスで包み込んでしまうのです。
私の記事では、おばあさんと孫の会話ですが、米子では、友達どうしでも、近所の井戸端会議でも、こうして、
やさしく楽しくふわっと、じょうずにダツリョクしてしまうのです。
米子生まれの者が自分で言うのもなんですが、こういうところは、米子人はセンスがいいなあ、と思います。

自慢話になってしまうかもしれませんが、米子人って、
いっしょうけんめい、まじめにするべきことはしっかりするんだけど、
その一方で、ユーモアがわかる、ダツリョクじょうずの温かい人たちなのです。



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# by friendlyclover613 | 2017-02-14 14:18 | 米子の人情と暮らし | Comments(2)

オレオレ詐欺

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、おれだよ
300万用意してよ、つきあってる女の子に子どもができちゃったんだ
このままだと結婚しなきゃならなくなるよ


(さねしげさん)
うちゃ、子どもをそげなにんげにそだてたおぼえはねけん、さいなら
私は子どもをそんな人間に育てたおぼえはないよ、さようなら



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# by friendlyclover613 | 2017-02-11 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)

天体望遠鏡

(みやこださん)
東京の子はな、米子にくーときは、星みーてて、天体望遠鏡をうちげにおいとーよ
東京(にいる私の孫)はね、米子に来るときは、星を見るために、天体望遠鏡をうちに置いてるよ



(さねしげさん)
東京ではあんまり星は見えんだけんな
東京ではあまり星は見えないからね



(ふなこしさん)
米子はよーみえーだもん、とくに大山やちゃ
米子はよく見えるんだもん、とくに大山とかは

いっちゃんにも、こないだ(天体望遠鏡を)買ったったがん
いっちゃんにも、この前買ってやったよ



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# by friendlyclover613 | 2017-02-08 08:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)

お客様

台所で、船越さんが、お客さまに出すお茶菓子の準備をしているところ

(ふなこしさん)
あんたは、ちーと外にでとーだわ
あなたは、少し、外に出てなさいよ


(孫)
森田君のおばさんがきたら、ぼくも話したいよ


(ふなこしさん)
はなしすーはえだーもん、お客さんに出したお菓子を、
あんたがよけよけ食べてしまーけんいけんだがん

話するのはいいけど、
お客さんに出したお菓子を、
あなたがたくさん食べてしまうのがいけないのよ

あんた、いつだい、お客さんにだいたお菓子、
お客さんの前で、みんなくーなったでしょうが

あなた、いつだったか、お客さんに出したお菓子を、
お客さんの前で
みんな食べたでしょう

お客さんに出したお菓子だけんな
あんたは、2つか3つしか食べられんじぇ

お客さんに出したお菓子だからね
あなたは、2つか3つしか食べちゃだめよ

のこったら、あとであげーけん
残ったら、お客さんが帰ってからあげるから


きっすいの東京育ちとかいうような人にはわからないでしょうが、
昔の米子では、たとえば、知り合いみんなが家族ぐるみのおつきあいでした。
それがいやで都会に出たくてたまりませんでしたが、今になって、
そのよさがわかるんです。





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# by friendlyclover613 | 2017-01-31 19:09 | 米子弁劇場 | Comments(0)

米子弁よ、世界に羽ばたけ!


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