電話をとりつがないお姑さん

関東から1歩も外に出たことがない人が、松江の友達の義実家に電話したら、取り次いでもらえなかったんだって。
なんで、って聞かれて、いっしょに考えてみました。

電話をかけたA子さんは、関東の外に、旅行はしたことがあるけど、関東外に住んだことは1度もない人です。
A子さんが電話をかけたB子さんは、松江出身。
職場で、ちょっとした友達になったんですけど、B子さんは、うちうちの事情がいろいろあって、
東京での仕事をやめて、松江に帰りました。
それで、B子さん、今どうしてるのかな、と、ちょっとお話したくって、松江のB子さんに電話したわけ。

電話がつながったら、B子さんの義理のお母さんが出ました。
普通にこちらの名前を名乗って、B子さんを呼んでくださいって言ったんだけど、
何のご用件ですか、と、聞かれます。
こんなこと聞かれたの初めてでした。
何のご用件、と言われても、ちょっとお話したいとは、いいづらいものね、関東ではありえないことだけに、すぐに返事できないでいると、さんざん根ほり葉ほり聞かれたあげく、とうとう、電話はとりついでもらえませんでした。
関東育ちのA子さんにとっては、え?!って体験だけど、京都や松江でお姑さんと暮らすお嫁さんの生活は、たいていこんなものです。
全部ではないけどね。

A子さんは、関東の感覚で見る限り、礼儀正しいほうだと思います。
きっと、失礼な言い方はしなかったと思います。
が、B子さんのお義母さんには、受け入れてもらえませんでした。

どうしたら、とりついでもらえるんだろう、って、聞かれたんだけど・・・うーん、これはね・・・理屈じゃないのよ。
松江って、京都と似たようなところあります。
結局、早い話が、京都や松江に嫁いだ人に電話して、電話をとったおばあさんに、
「ご用件は何ですか。」と聞かれたら、それはつまり、うちでは嫁に電話はとりつがないことになってます、ということなんです。
表向きは、用件によっては取り次いでやる、という感じで、それを言葉通りに受け取って、こんな用事なんですけど、なんて言うと、もっと用件をいただけませんと取り次げません、と言われます。
それを言葉通りにとってバカ正直に説明すると、もっと、もっとと、さんざん問いただされた挙句、今いそがしいから、どんなご用件かをもっといただけませんと、取り次げません、と言われます。

私の知る限りでは、おじいさんなら、たとえば、「同窓会のことで連絡したいんですけど。」とか、ある程度の説明をすればとりついでくれます。

たとえば、私も、京都の友達に電話をかけるんだけど、こころよくとりついでもらえるのは、本人だけでなく、おとうさんともおかあさんとも、ご主人とも、親しいからなんです。
男のかたの場合は、奥さんともお母さんとも親しいからです。
私の家族と、友達の家族と、家族ぐるみのつきあいだから、電話も、何にも問いただされず、気持ちよくとりついでくれます。
ここまでくるには、手順を踏んでいます。
まず、学校などで出会って、友達になって、親しくなったら、家に招いてくれます。
そこで、おとうさんもおかあさんも、きょうだいも、ぞろぞろ出てくるんで、関東で生まれ育った人はびっくりするんだけど、それを拒否するならば、おそらく、電話もとりついでもらえるようにはならないし、長いつきあいはできないです。
つきあいは個人的なもの、とみんなが考えている東京とは、人づきあいのありようがまったくちがうのです。
干渉されてるとしか思えない人は、根本的に京都人とは合わないということなので、家に招いてくれたその友達本人とも合わないことが、おそかれ早かれわかるでしょう。
私の場合は、自分が海のものとも山のものともわからなかった若い時代を京都ですごしました。
ご家族に紹介されて、たとえば、私が悩みがあるときには、友達だけでなく、お母さんもいっしょに悩みを聞いてくれました。
今の悩みだったら、とてもじゃないけど、友達のお母さんにまで話せませんが、あのころの悩みというのは、
アルバイトで先輩とうまくいかないとか、合唱団で実力的についていかれないとかいうようなことでしたから、自分の親とは職業も生活環境もちがう、友達の親に、いろいろなアドバイスをしてもらったことは、
のちのち、私の人生にプラスになりました。
干渉されているとか、うっとうしいとか思える人の気持ちもわからないではありませんが、いい面もあります。
たとえば、京都まで用事で行ったときに、旧友を訪ねてみようか、とおもいついて、約束せずに行ってみたら、本人がるすのこともあります。
東京とかだと、こんなとき、応対した家族は、私の友達じゃないから、というのが頭にあります。
京都の家族ぐるみの友達だと、娘の友達だから、と、お茶を出して、話の相手もしてくれるんです。
あの子は今、実は・・なんて話も出たりします。
で、しばらく待たせてくれて、待ってても友達が帰ってこなかったら、せっかく遠くから来てくれたのに、うちの子がるすでごめんなさいね、なんて、おみやげまでくれます。
だから、京都の人って、決していやらしいけちじゃないんですよ。

逆に言うと、私は、京都に電話するときは、そういう家族ぐるみのおつきあいの友達にしかかけないし、家にも訪ねて行かないのです。
ご家族と親しくなれなかった人には電話しません。
いやな思いをしなければならないことも、とりついでもらえないことも、最初からわかっているから。
彼女のことは好きだけど、彼女のおとうさんやおかあさんにまで悩みをうちあけたくないわ、という場合には、電話はあきらめています・・・私はね。
こちらがそう思うほどは、むこうも、私のことを好きではないから、気持ちよく電話をとりついでくれないのだと思います。

ほんとうにご両親とかと気が合って仲よくなると、困ったときとかは、家族ぐるみで、ほんとに親身になって、助けてくれるのよ、応援団!て感じで。
その友達とけんかしたときも、2人だけのつきあいなら絶交になってしまうようなときでも、心を打ち明け合えるような友達って、なかなかできないものよ、などと、友達の家族がとりなしてくれたりします。
友達ひとりだけでなく、おとうさんやおかあさんもきょうだいも力を貸してくれる、となると、ほんとに心強いんです。
私が学校を卒業して仕事を探したときは、大不況でした。
泊めてくれて話を聞いてくれて、おとうさんやおかあさんが仕事を紹介してくれて、というのがすごくささえになりました。
私と同年代の友達ひとりの力ではできなかったことです。

おそらく、松江も似たようなものなんじゃないかしら。
松江の人の全部がそうじゃないけど、B子さんのところみたいな家は、例外じゃないです。
関東の人の想像を絶するようなことがいっぱいあります。
関東の人というか、松江から車で1時間ほどの米子で生まれ育った私でさえ、えー?!とさけんじゃうようなこと、松江にはいーっぱいあります。

話をもとにもどしますと、どうしたら電話をとりついでもらえるの、という質問の答えは、家族ぐるみのおつきあいをしなさい、ということになります。
A子さんも松江まで来て、B子さんと同居している義理のご両親や、同じ敷地に住んでいる義理のお姉さんご夫婦などにも紹介してもらって、個人情報を開示することでしょう、
「なんで、こんなことまで聞かれなきゃいけないのよ、関東ならこんなことまで聞かれないのに。」と思うようなこともがまんして。
それでも、電話を取り次いでやってもいい、というところまで気に入ってもらえるかどうかは、保証の限りではありません。
単に、電話を取り次がないのは、お姑さんの、お嫁さんへの意地悪というケースも多いです、
松江でも、京都でも。

意地悪というわけでもないんでしょうけど、たとえば、何のご用件ですか、と聞かれて、お嫁さんに相談に乗っていただきたいことがあるんですけど、なんて、言ったひとがいたそうです。
よほど思いつめて、友達の助けを求めていたのでしょう。
そのとき、お姑さんが、嫁は今忙しいから、私が相談に乗ってあげますよ、なんて言ったそうです。
これも、ちょっと普通では考えられないようなことだけど、結局、それを拒否してしまったので、そのお姑さんをすごく怒らせてしまって、そのお嫁さんである友達とは連絡不能になりました。
連絡不能になったというのは、郵便物も、お嫁さんに届く前に、お姑さんが捨ててしまったんだそうです。
ごみの中から郵便物が出て来たとお嫁さんから連絡があって、すごくショックだったそうです。
携帯電話やスマホ以前の時代の話です。
このときに、彼女がお姑さんに、こころをひらいて、こみいった悩みを打ち明けていれば、もしかしたら、案外、親友がひとりふえたかもしれません。

こういうところに、友達がお嫁に行ってしまったら・・・・
その友達とは、そういうところにお嫁に行ってしまった時点で、つきあえなくなる運命だったんだ、と思ったほうがいいかもしれません。
どうしても連絡したいときは、私は、その彼女の近くに住んでいるほかの友達に伝えてもらうとか、だんなさんが電話に出たときに、気持ちも用事もつたえてもらうとか、していました、メールも携帯もなかった時代にはね。
男の人のほうがやさしいんですよ、こういうことは。

これが、たとえば、東京だとね、私が東京に下宿していたころ、しつこく勧誘してくる友達がいたんです。
大家さんに事情を話して、あの人からの電話は取り次がないでください、って言ったら、
「電話を取り次いでくれない、なんて言われると私(大家さん)が困るから、電話には一応出て、自分で断ってください。」と言われました。
かなりおおざっぱに言えば、こういうのが、関東の人間の発想だと思います。
人にもよるでしょうけど。

千葉の例なんですけど、知り合いのサークルに、母ひとり子ひとりで暮らしている男性がいます。
80代のそのお母さんは、息子の嫁さん候補をみんな追い払っているのですが、電話は、しぶしぶながらでも取り次いでくれるそうです。
取り次ぐ代わりに、携帯やスマホを持つことは許さない、ということらしいですが。

知り合いは、京都の人に、仕事上のことで電話するのですが、お姑さんが電話をとると、絶対に取り次いでくれないのだそうです。
ご主人とか、お舅さんなどが出たら、取り次いでくれるんだそうです。
あんなお姑さんと同居してる彼女の苦労が思いやられるわ、と、みんな言っています。
そういうケースもあるのです。
関東とは、生活感覚も、人間関係のありようも、ちがうのです。
どちらが正しいとか正しくないとかいうような問題ではなく、それがいやならおやめ、ということです。

そういうわけで、私も、京都や松江に住んでる友達の何人かには、電話することはあきらめてるので、それ以上、どうしたらいいかわからないです。
もっといい方法があったら、どうか教えてください。
京都と松江といっしょくたにして書いてしまいましたが、ちがうかもしれません。

では、お嫁さんは、電話をA子さんにかけかえさないの、というのが、A子さんの次の疑問です。
関東にしか住んだことのない人にとっては、当然の疑問です。

理由は、いくつか考えられます。
B子さんに聞いたわけじゃないから、憶測なんだけど。
B子さん同様に松江にお嫁に行った人にも、同窓会の幹事をやった人にも聞いてみました。


1.
お姑さんが、B子さんに、電話があったことを伝えなかった。
意地悪だったのかもしれないし、忘れていたのかもしれません。


2.
お姑さんがA子さんを問い詰めているのを、B子さんがそばで聞いていた可能性もあります。
関東では考えられないようなことですが、松江では、時々、そういうこともあるんだそうです。
そういう場合、電話をお嫁さんがかけ返してこないのは、おそらく、電話が、お姑さんに聞こえるようなところにあるのかもしれません。

携帯を使えばいい、とかんたんに考えるのは、関東の核家族の人の発想です。
家の中で携帯を使っていたら、お姑さんに聞こえるのかもしれません。
私が今住んでいる町では、よく、商店街などのものかげで女性が携帯で話しているのを見かけますが、いなかでは、ああいうことはできないのです。
近所の人やお姑さんの友達などに、そんな姿を見られたらたいへんなことになります。
関東の匿名社会とはちがうのです。


3.
同窓会の幹事をやっていた人が言っていたのですが、同窓会の用事だと言っても、男性だからということで、問答無用で、お嫁さんに電話をとりついでくれないお姑さんも、時々、いるそうです。
そういう場合、お嫁さんが電話をとることはめったになくて、
お姑さんが電話番していることが多いのだそうです。

そのようなところにお嫁に行った人への連絡は、今でこそスマホやメールがありますが、それ以前の時代はどうしてたかというと、その幹事さんの場合は、ご主人あてに連絡していたそうです。
どうしても電話でなければいけないようなときは、ご主人を呼んでもらうか、それができなければ、電話にでたお姑さんに、つぶさに用事を話して、嫁に聞いておきます、と、そして、お嫁さんの返事を、また、お姑さんから聞くという手順を踏まなければならなかったそうです。

年代は関係あります。
私が知っている中では、お嫁さんに電話をとりつぐことを拒否する60代(戦後生まれ)のお姑さんは、少ないです。
近頃は、お嫁さんのだんなさんのお母さんだけでなく、おばあさんがいる家庭も多いので、おそらく、電話をとりついでくれないとかいうのは、お姑さんではなく、ご主人のおばあさんなのではないか、と思えるような話もあります。


京都じゅう、松江じゅうのすべてのお姑さんが、お嫁さんへの電話を、こころよくとりつがないわけではないけれど、関東では考えられないようなことは、たくさんあります。
何かが根本的にちがうんでしょうね。



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# by friendlyclover613 | 2017-07-11 13:54 | 島根県 | Comments(0)

なんとしたことだ

(孫)
わーっ、いていていてーっ


(ふなこしさん)
ま、なんとしたことだ、がいな声だいて
まあ、大きな声だしちゃって、いったいどうしたの


(孫)
口内炎かんじゃったよー



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# by friendlyclover613 | 2017-07-05 21:26 | 米子弁劇場 | Comments(0)

東京見物

(みやこださん)
わーっ、がいなタワーだなあ
わー、すごく大きなタワーだこと


(みやこださんの娘)
あちゃ、そげながいな声で、米子弁しゃべーだねがん、はつかしがん
ああ、ほんとにもう!、そんな大きな声で、米子弁しゃべっちゃだめよ、はずかしいじゃないの
標準語しゃべーないやい
標準語しゃべりなさいよ


(みやこださん)
よーしゃべらんわ、標準語やなんかい
しゃべれないわよ、標準語なんか


(みやこださんの娘)
なら、そげながいな声出すだねわ、もっと、ちいせやな声でしゃべーだわ
それなら、そんな大きな声出さないのよ、もっとちいさい声でしゃべりなさいよ



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# by friendlyclover613 | 2017-07-02 07:35 | 米子弁劇場 | Comments(0)

なつかしい言葉

ふるさとのなまりなつかし停車場の・・・・
この、石川啄木の歌に共感する人はおおいでしょう。
米子弁がなつかしくなったら、このブログを見てください。



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# by friendlyclover613 | 2017-07-01 04:50 | 米子弁劇場 | Comments(0)

米子弁ブルース

(さねしげさん)
ちょっと、あんたやち、聞きなった?
ちょっと、あなたたち、聞いた?

ビールが値上がりすーだしこだがん
ビールが値上がりするんだって


(みやこださん)
知っとー
知ってる


(さねしげさん)
よーにかなわんが
ほんとにたまらないね

なんでもかんでも値上がりすーだけん
なんでもかんでも値上がりするんだから



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# by friendlyclover613 | 2017-06-28 22:11 | 米子弁劇場 | Comments(0)

だんね

(ふなこしさん)
さねしげさん、ごめんよ、あんたから借りたかさ、いっちゃんがもってでてなくしたとい
さねしげさん、ごめんね、あなたから借りたかさ、いっちゃんが持ってでかけてなくしたって


(さねしげさん)
だんね
だいじょうぶよ

かさはよけよけあーだけん
かさはうちにはたくさんあるんだから


(ふなこしさん)
ごめんよ、はよかえしにいかないけんおもっとったら、いっちゃんが、持っていってしゃっただけん
ごめんよ、早く返しにいかなきゃ、って思ってたら、いっちゃんが、持っていってしまったから


(みやこださん)
あんたのかさ、よめさんとふたりして、ずっとさがしとーなったけど、なかったと
あなたのかさを、ふなこしさんとこのお嫁さんとふなこしさんがふたりで、ずっとさがされたんだけどなかったんだって


(さねしげさん)
気にしなんな、どうせ、100円のかさだけん、
きにしなさんな、どうせ、100円のかさだから



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# by friendlyclover613 | 2017-06-25 18:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)

絶唱

舟木一夫さんの「絶唱」の舞台が松江だなんて、実は、最近初めて知りました。

舟木一夫さんと言えば、私たちより1世代上の人たちのアイドルです。
小学校の時、おにいさんやおねえさんがたくさんいる友達がいて、その友達の家に遊びに行くと、
「美しい十代」という雑誌が毎月あって、私は、おねえちゃんがあれ買ったよ、と聞くと、すぐさま遊びに行って見せてもらったものです。
舟木さんのレコードもたくさんありました。
しかし、あの絶唱の原作の舞台が松江とは、驚きでした。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-24 00:55 | 島根県 | Comments(0)

すっぱいよ

(ふなこしさん)
こーがきょのべんとだけん
これがきょうのおべんとうだからね


(孫)
おばあちゃん、このおにぎりすっぱいからやだよ


(ふなこしさん)
ひじきとうめぼしのおにぎりだがん
ひじきとうめぼしのおにぎりよ

暑いだけんな
暑いから(くさらないような材料で作ったのよ)


(孫)
しょっぱいのはいいけど、すっぱいのはあんまり好きじゃない


(ふなこしさん)
お母ちゃんが、あさはよおきて、あんたのべんとつくっただで
お母さんが、朝早く起きてあなたのお弁当を作ったのよ

好かんいったてて、もう、つくりなおすやな時間はねだけん
好きじゃないと言ったって、もう、作り直す時間はないんだからね



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# by friendlyclover613 | 2017-06-22 14:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)

さしば

(孫)
おにいちゃん、サシバって鳥あるの?


(おいっこ)
あるよ、たかみたいな鳥だ


(孫)
サシバはさし歯するのかなあ


(ふなこしさん)
だらずけな
鳥がそげな入れ歯やなんかいすーわけねが

ばかばかしい
鳥が、そんな入れ歯なんかするわけないでしょう



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# by friendlyclover613 | 2017-06-20 00:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)

「友達」

友達という言葉は、標準語の範囲でも、意味があいまいな言葉です。
人によって、地方によって、言葉の意味する範囲がちがってくるようなところもあります。

私の今の感覚では、友達という言葉でいいあらわされる関係は、ある程度気があう人、とか、連絡を個人的にとりあっている人にかぎられています。
が、米子で暮らしていた頃は、しばしば、ただの知り合いにかぎりなく近いクラスメート、同窓の、かなり年代が離れた知り合い、なども、「友達」という言葉で表現するのが普通だったような記憶があります。
それが、自分でも意識しないときに、ふっと出ていることが、たまにあるようなのです。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-17 12:00 | 米子弁文法?! | Comments(0)

みずかぜ

みずかぜがデビューしましたね。
1泊27万円なんて、とても私には無理ですが、これで、山陰地方の景色の美しさや文化の深さに、全国、ひいては世界中の注目を集めるきっかけができれば、と思います。

大昔、山陰線に、「あさしお」などの特急が走っていた頃、米子へは、関西から1本で帰ることができました。
今でも、折に触れ、その車窓から見た、海や山の、四季折々の美しい景色を思い出します。
海にそって走る線ですから、海の景色が、それはそれは美しいです。
雪の季節は、特急といえど、よく立ち往生しましたが、電車が駅ではないところで止まっている間に見るともなく見ていた雪景色が、今でも夢に出てきます。
あのころは、いつまでも、あさしおがあるような気がしていましたが、今、それらの景色を見ようと思うと、何回も電車を乗り継がなければなりません。
10年くらい前に、用事で帰ったとき、それをやったんですけどね、短距離の電車を乗り継いで、乗り継いで、途中の駅で長い間休んで、というのも、時間にゆとりがあれば、いいものです。
餘部や竹野のあたりは秘境です。
竹野では、乗り継ぎの待ち時間がかなりあったので、竹野の町を歩きました。
海水浴のシーズン直前の時期でしたから、駅ではまったく、誰にも出会いませんでした。
山の中の無人駅だと、ひとり電車を待つのはちょっとこわいですが、竹野は、駅を出たところが町でしたから、食事もできました。

山陰線をなくすのはもったいないことです。
このような形で、もっと活気が出てきたら、また、この地方にたくさんの人が来たり、ひいては住みついたりしてくれるでしょう。
年をとってから暮らすには、とてもよいところだと思います。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-16 21:56 | 米子の来しかた行く末 | Comments(0)

お見合い

(孫)
おばあちゃん、この写真なに?


(ふなこしさん)
お見合い写真だがん
お見合い写真よ


(孫)
こんなばばあが見合いするの?


(ふなこしさん)
あんた、さんこと言ったらいけんよ
あなた、そんなこと言ったらいけないよ

今まで、ずっとおかあさんの介護しとーなって、そーで結婚ができんだっただけん
今までずっとお母さんの介護しておられて、それで結婚ができなかったんだから


(さねしげさん)
人にはいろんな事情があーだけんな
人にはいろいろな事情があるんだからね


(みやこださん)
きれなきものだがん
きれいなきものじゃないの

よーにあっとってだわ
よく似合ってらっしゃるわ




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# by friendlyclover613 | 2017-06-13 17:45 | 米子弁劇場 | Comments(0)

ゼリーミルク

(孫)
おばあちゃん、京都のおばちゃんのところで食べたゼリーミルクが食べたいよー


(ふなこしさん)
さんこといったてて、あーは、京都の、なんだい言う店にしかねだもん
そんなこと言ったって、あれは、京都の、なんとかっていう店にしかないもの


(孫)
あれ、たべたーい


(みやこださん)
うちに、ひとくちゼリーがあーよ、
うちに、ひとくちゼリーがあるよ

ぶどうとオレンジとコーヒーがあーけん、



(さねしげさん)
こーひーはいけんわい


(みやこださん)
だけん、ぶどと、オレンジのゼリーを牛乳にいれら、にたやなもんができーがん
だからさ、ぶどう(のぜりー)と、オレンジのゼリーを、牛乳に入れたら、似たようなものができるじゃん



解説
今、あるかどうか知りませんが、昔、私が京都にいたころ、木屋町に、
ソワレという、有名な喫茶店がありました。
東郷せいじの絵がかざってあって、同じ画家の絵のついたハンカチなども売ってました。
ゼリーミルクとは、そこのメニューです。
いろんな色のキューブ型のゼリーが、白いミルクにはいっていて、宝石みたいで、すごくきれいでした。
あるとき、友達が、親戚の男の子を連れてきて、その子もいっしょに、みんなで、ソワレに行ったとき、その子が、意外なくらい、ゼリーミルクを気に入りました。
帰ってからお母さんに作ってほしいと言って、お母さんを困らせたのだとか。
ひと口ゼリーというのは、そのお母さんの苦肉のアイデアです。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-10 21:21 | 米子弁劇場 | Comments(0)

大山の思い出


私の知り合いが、大昔、大山に、学校でキャンプに行ったとき、途中に見たことのないきのこがありました。
持って帰ろうという人もいたし、毒キノコかもしれないとこわがる人もいたんですけど、近くの家でおばあさんが洗濯物をほしていたので聞きました。
そしたら、すこーし食べてみて、なんともなかったら食べなさいよ、という返事だったそうです。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-09 17:38 | 米子弁劇場 | Comments(0)

乳歯

(みやこださんの孫)
おばあちゃん、なにしてるの


(ふなこしさん)
京都の子の歯が抜けたけんな、しまっとーだがん
京都の孫の歯がぬけたからね、しまってるの


(みやこださんの孫)
ふーん、あっこちゃん、今、きてるの


(ふなこしさん)
きとーよ、きのうきただがん、電話してあげらかおもっとったとこーだがん
来てるよ、きのう来たの、(あっこちゃんが来たことを、あなたに)電話しておしえてあげようかと思ってたところよ


(みやこださんの孫)
その歯、捨てないの


(ふなこしさん)
捨てーへんよ、こーはな、あっこちゃんがおとなになってかー、病気したときにな、役にたつだと

捨てないのよ、これはね、あっこちゃんがおとなになってから、病気した時にね、役に立つんだって


(みやこださんの孫)
あたしの抜けた歯は捨てちゃったよ


(ふなこしさん)
捨てんほがえだで
捨てないほうがいいよ


(みやこださんの孫)
あっこちゃん、今、どこにいるの


(ふなこしさん)
今な、お母さんとかいもんにいっとーけん、
もどってきたら、電話してあげーわ

いまね、お母さんと買い物に行ってるから、
帰ってきたら、電話してあげるわ

おひるごはんがすんだら、あそびにきないや
おひるごはん食べてから、遊びにきなさいよ



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# by friendlyclover613 | 2017-06-06 13:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)

注目の米子城

米子城が、名城100選にはいったそうです。
米子生まれとしてはうれしいことです。
米子の歴史をわかりやすくまんがで教えてくれるサイトを見つけましたよ。

米子歴史浪漫・・・

リンクフリーだということで、リンクさせていただきました。
ありがとうございます。



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# by friendlyclover613 | 2017-06-04 09:00 | 米子の観光 | Comments(0)

うるしの器

(さねしげさん)
親戚の子がなあ、スイス人の友達に、うちの家をみせてだと
親戚の子がね、スイス人の友達に、私の家を見せたいんだって

日本の古い家がみて、言いなーで、
日本の古い家が見たいって言うから、

そーで、こんどのやすんみにつれてくーいうだけん
それで、こんどの休みに連れてくるって言うから

どげなもん、ごっつぉすらえだーか
どんなものをごちそうしたらいいかしら


(ふなこしさん)
スイスのしゅはしらんだーもん、ジョーちゃんやちゃ、あんこの菓子には好かんじぇ
スイスの人のことは知らないけど、ジョーちゃんたちは、あんこのお菓子は好きじゃないよ

ジョーちゃんやちが初めてうちげにきたとき、うるしのさらとうるしのフォーク出したらな、ふつうのフォークでなけらなよーたべん言いなーだけん、ふつうのフォーク出したわい
ジョーちゃんたちが初めてうちに来たとき、うるしのお皿とフォークを出したら、ふつうのフォークでないと
食べられないって言うから、ふつうのフォーク出したの

そげしたらな、金属のフォークで、あんた、うるしの皿をがりーがりひっかくだもん
そしたらさ、金属のフォークで、あなた、うるしのお皿をがりがりひっかくんだもん

よーに、うるしがはげて、つかわれんやんなってしゃったが
すごくうるしがはげて、使えなくなってしまったよ


(みやこださん)
そげな話、よー聞くが
そんなような話、よく聞くね

だけん、うるしのお皿よーか、ふつうのお皿とフォークでたべられーやなもんがえだで
だからさ、うるしのお皿より、ふつうの陶器のお皿とフォークで食べられるようなものがいいのよ


(さねしげさん)
だーもん、うるし、見せてあげてが
だけど、うるしを見せてあげたい


(みやこださん)
だけん、くだものとかあめやちをうるしの器に入れとくだがん
だから、くだものとかあめetcをうるしの器に入れるわけよ

手でとーだけん、傷やなんかいつかんわい
くだものもあめも、手の指でつまんでとるから、傷なんかつかないわよ

うちげの子も、アメリカ人の友達を家によぶだーもん
うちの子も、アメリカ人の友達を家に招くんだけど、

うるしのはちにみかんやりんご入れとーよ
うるしの鉢にみかんやりんごを入れてるよ



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# by friendlyclover613 | 2017-05-30 23:39 | 米子弁劇場 | Comments(0)

おだんご

(みやこださん)
まあ、東京は、だんごがよけよけ売ってあーわ
まあ、東京の和菓子やさんには、おだんごがたくさん売ってあるよ


(さねしげさん)
東京のしゅはだんごにがいにすいとってだーけん
東京の人はおだんごがすごく好きだから


(ふなこしさん)
だんごもえだーもん
おだんごもいいけど、

わたしゃちゃ、だんごよーか、もなかやちのほがえときがあーが
わたしたち(米子の人間)は、おだんごより、もなかとかのほうがいいときがあるもんね


(さねしげさん)
わたしゃまんじゅにすいとー
私はおまんじゅうが好き


(みやこださん)
だーもん、娘がかってくー東京のだんごは、なんだい、しょうゆにさとまぜたやなもんがかけてあーが、けっこうおいしで

でもね、うちの娘が東京みやげに買って来るおだんごは、おしょうゆに砂糖をまぜたようなものがかけてあるんだけど、けっこうおいしいよ


(ふなこしさん)
ああ、あのしょうゆのはおいしが
ああ、あのおしょうゆの味のおだんごはおいしいね




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# by friendlyclover613 | 2017-05-28 10:04 | 米子弁劇場 | Comments(2)

ぜんざい

(孫)
おばあちゃん、転校してきた人の家に、みんなで遊びに行ったよ


(ふなこしさん)
ほーん、よかったなあ
まあ、よかったね

どこからきなって
その人、どこから転校してきたの


(孫)
東京だって


(ふなこしさん)
ま、なかよにしないよ
まあ、なかよくしなさいよ


(孫)
おかあさんがね、ぜんざい作ってくれたよ
その子のお母さんがぜんざい作ってくれたよ


(ふなこしさん)
まあ、よかったなあ、
まあ、よかったねえ

おいしかったかや
おいしかった?


(孫)
うん・・・おいしかったけどね、水がはいってないんだ


(ふなこしさん)
ああ、東京の人は、ぜんざいいわ、おもちとあずきだけで、水はいれんだと
ああ、東京の人は、ぜんざいと言うと、おもちとあずきだけで、水はいれないんだって



解説
実は、私も、東京で、水のないぜんざいを生まれて初めて見て、びっくりしましたー。
店の人に聞いたら、関東では、水は入れないんですって。
ぜんざいにも東西があることを、このとき初めて知りましたよ。
ま、東京でも、たいてい、関西風のぜんざいが出てきますけどね、水がないのが出てきてもびっくりしないでね、って話です。
私は、やっぱり、米子で生まれ育った米子の子だから、関東風のぜんざいにはなじめないです。
余談だけど、私の友達の特製のミルクぜんざいは、すごくおいしいです。
水の代わりにミルクをいれるんです。
子どものおやつとして考えついたそうなんですけど、すごくおいしいです。



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# by friendlyclover613 | 2017-05-26 22:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)

朝ごはん

(みやこださん)
東京に行くけん
東京に行くことにしたよ


(さねしげさん)
ま、ええなあ、楽しんでおいでやい
ま、いいねえ、楽しんでらっしゃいよ


(みやこださん)
なんがー
全然楽しいことなんてないのよ

めしつくーにいくやなもんだもん
ごはんをつくりに行くようなものだから

わやちは出てしゃーだけん
自分たち(娘夫婦)は、勤めにでかけてしまうから、

朝めしは、私がつくらんならんだがん
朝ごはんは、私が作らなくちゃいけないの


(ふなこしさん)
たいぎなかったらねとらえがん
朝ごはんつくるのがめんどうだったら寝てたらいいじゃないのさ


(みやこださん)
そげしょかおもーときもあーだーもんな
そうしようかと思う時もあるんだけどね

かわいさなが
娘が朝早く起きてごはんの用意するのは、かわいそうでしょ

私がおーときくらい、らくさせてやりてだもん
私がいるときくらい、らくさせてやりたいんだもの

だーもん、よ-にえらて
だけど、ほんとにたいへんよ

朝は、しょうちゃん(娘婿)は、てんぷらやハンバーグくしな、
朝は、しょうちゃんは、てんぷらやハンバーグ(のような、こってりしたもの)を食べるしね、

がいにいそがししこで
すごくいそがしいそうなの

ひーごはんたべられんだけん、朝、よけくっていくだがんな
昼ごはんが食べられないから、朝、たくさん食べていくわけ

うちげの子(娘)はあんぱんひとつで、したの子はトーストとゆで卵と野菜とココアで、

私と上の子は、ごはんと、みそしーと、なっとうと、つけもんと、
私と上の子(孫)は、ごはんと、みそしると、なっとうと、つけものと・・
みんながちがったもんたべーだもん、
みんながそれぞれちがうものをたべるんだもの

よーにいたしんなーわ
ほんとに(ごはんのしたくがたいへんで)すごく疲れるの



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# by friendlyclover613 | 2017-05-21 02:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)

スープ

(みやこださん)
いちごのスープ作ったじぇ
いちごのスープつくったよ

ちょっこい食べてみてやい
ちょっと食べてみてよ

おいしけりゃ、店にだすけん
おいしかったら、店でお客さんにサービスで出すからさ



(ふなこしさん)
ま、おいしな
まあ、おいしいね


(さねしげさん)
おいしいわ


(みやこださん)
おいしだーがん
おいしいでしょう

あしたから店に出すけんな
あしらから店に出すからね

5000円以上買ってごしなったお客さんにサービスで出すだがん
5000円以上買ってくれたお客さんにサービスで出すの

いちごはそろそろおわりだーもん、こんどはさくらんぼだが
いちごはそろそろ季節が終わるけど、これからはさくらんぼが旬よ

さくらんぼのスープも、佐藤錦が送ってきたらつくーけん
さくらんぼのスープも、佐藤錦を(東北にいる親戚が)送ってきてくれたら作るからね


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# by friendlyclover613 | 2017-05-20 04:17 | 米子弁劇場 | Comments(0)

地名

(孫)
おばあちゃん、こんどの子ども会のバス旅行で、いずもたいしゃに行くんだって


(ふなこしさん)
ほおん、よかったなあ
ふうん、よかったね

いずもたいしゃって読むだないで
いずもたいしゃって読むんじゃないよ

いずもおおやしろ言うだと
いずもおおやしろと言うんだって


(孫)
でも、転校してきた人に、どこからきた、って聞いたら、たいしゃから来たって言ったよ


(ふなこしさん)
そーはまちがいだと
それはまちがいなんだって

いずもおおやしろ言うが正しいだと
いずもおおやしろと言うのが正しいんだって




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# by friendlyclover613 | 2017-05-16 10:47 | 米子弁劇場 | Comments(0)

チョコレートパフェ

(孫)
おばあちゃん、きょうね、松本君が、みんなにチョコレートパフェごちそうする、って言ったから、
みんなで行ったんだよ


(ふなこしさん)
ほーん、よかったなあ、
チョコレートパフェよばれてや

ふうん、よかったね、
チョコレートパフェをごちそうになったの?


(孫)
それがね、ゼリーのカップに白いアイスクリームいれて、それに、チョコレートかけただけ

注:バニラのアイスクリームに、チョコレートソースをかけたもの


(ふなこしさん)
あんた、きっさてんでたべーやなチョコレートパフェがでてくーかおもってや
あんた、喫茶店で出てくるようなチョコレートパフェが出てくるかと思ったの?


(孫)
うん


(ふなこしさん)
そら、むりだわ
そりゃあ、むりよ

松本君げはきっさてんだねだもん
松本君の家は喫茶店じゃないもの

ふつうの家で、あげな、さくらんぼやちがのったやなもんができーわけがね
ふつうの家で、喫茶店にあるような、さくらんぼやいろんなものが乗ったものができるわけがない

松本君は、なかなか夢のあー子だな
松本君は、なかなか夢のある子だわね


(孫)
みんな、だまされたって言ってるよ


(ふなこしさん)
だって、あんた、喫茶店でもねとこーで、そげな、りっぱなもんがでてくーおもーほがまちがっとーわ

だって、あなた、喫茶店でもないところで、そんな、立派なものが出てくると思うほうがまちがってるよ




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# by friendlyclover613 | 2017-05-14 22:06 | 米子弁劇場 | Comments(0)

やみめし

(ふなこしさん)
ま、なんだ、あんたやちゃ、やみめしてーだわ
ま、なに、あなたたち、(こんなに暗くしちゃって)
(電気もつけずに暗いところでごはん食べるのは)やみめしっていうのよ


(孫)
電気代節約してんだよ


(ふなこしさん)
ま、なんで


(孫)
電気代はあまり使わないほうがいいんだって


(ふなこしさん)
そら、電気代はつかわんほがえけどな、こげなくらいやなとこーでめしくといと、ごはんに虫がはいたっててわからんだけんな

そりゃあ、電気代はつかわないほうがいいけどね、こんなくらいところでごはん食べると、ごはんに虫がはいってもわからないからね

目もわるんなーし
目も悪くなるし

ごはんたべーときは明るにしてたべーもんだ
ごはんたべるときは、明るくして食べるものよ



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# by friendlyclover613 | 2017-05-13 18:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)

辻占い

(孫)
おばあちゃん、あの人、あそこに立って、ひとりごと言って、なにしてるの


(ふなこしさん)
あーは占いだがん
あれは占いをしてるのよ

あそこにずっとたっとってな、とおおなー人がしゃべーなーのをきいとーだと
あそこにずっと立っててね、通る人が話すのを聞いてるんだって

辻占いいうもんだと
辻占いというものだってさ

子どもが受験だだがん
おそらく、子どもの受験のことを占ってるのよ


(おいっこ)
受験シーズンはもうすんだよ


(解説)
辻占いとは・・・
米子の名物というわけでもないのだろうけど。
四つ角には神様がいて、知りたいことがあれば教えてくれるという占いがあります。
ぶつぶつつぶやくというのは、その神様を呼び出すための、なんていうんでしょうかね、お祈りの言葉。
神様、どうかこのことについて教えてください、という呪文です。
その呪文をとなえながら、歩いてくる人を待つのです。
ひとりの人は見送って、複数で話しながら歩いてくる人のなかで、一番最初に来た人の会話を聞きます。
その会話の中に、知りたいことの答えがあるという占いです。
たとえば、子どもが受験に受かるかどうか、ということを知りたいとき。
最初に、話しながら来た人の言葉が、
「絶対だいじょうぶよ。」というのであれば、受験は成功します。
たとえば、受験とは全然関係のないような話であっても、最初に聞こえてきた言葉が
「サルも木から落ちるっていうじゃない。」なんていうのであれば、受験は失敗ということです。

私の家にも、辻占いの呪文を書いたメモがありましたが、家族に、この占いをした者はいません。
よく当たると言われているけれど、占いで知りたくてたまらないようなこともあるけれど、やはり、道のはたで、ぶつぶつ呪文をとなえるというのは、ちょっと・・・・抵抗があります。
はずかしい思いをしてでも知りたいという、必死な思いに答えてくれる、ということなのかもしれませんね。



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# by friendlyclover613 | 2017-05-10 17:07 | 占い | Comments(0)

米子大瀑布

(孫)
おばあちゃん、よなごだいばくふだって


(おいっこ)
ははは、それは、よなこだいばくふっていうんだよ
米子じゃなくて、長野のほうにあるんだ


(孫)
ふーん、おにいちゃん、連休はここ行くの
 

(ふなこしさん)
山のぼりだとい
山登りなんだってさ


(孫)
なんで、長野県に、米子なんてところがあるの


(ふなこしさん)
あーだけん、どげしゃもねが
あるんだからしかたないじゃん



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# by friendlyclover613 | 2017-05-02 19:48 | 米子弁劇場 | Comments(0)

ギャートルズ

(孫)
おばあちゃん、ゲゲゲの鬼太郎をかいた人はドラマになったのに、なんで、ギャートルズを書いた人は、
ドラマにならないの


(ふなこしさん)
なんで、さんことおもーてて
なんで、そうおもうの?


(孫)
だってさ、ゲゲゲの鬼太郎をかいた人は米子で、
ギャートルズをかいた人は松江だから


(ふなこしさん)
さんこと、わたしにきいたててわからんわい
そんなこと、私に聞いてもわからないわよ

エーネチケーのしゅが決めなーだけん
NHKの担当者が決めることなんだから





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# by friendlyclover613 | 2017-04-28 15:34 | 米子弁劇場 | Comments(0)

運転免許の自主返納

(さねしげさん)
ちょっと、あんたやち、聞きなった?
ちょっと、あなたたち、聞いた?

運転免許を自主返納すーとな、皆生の宿が2割引んなーだとい
運転免許を自主返納するとね、皆生の宿が2割引になるんだってさ



(みやこださん)
ま、えことだがん
まあ、いいことじゃない

だーもん、店で車がいーしなあ・・
だけど、店で車使わなくちゃいけないしねえ・・



(ふなこしさん)
子どもやちが、夏のやすんみになーと、皆生にいきたがーに
子どもたちが夏休みになると、皆生にいきたがるんだからさ



(みやこださん)
かえさ、汽車やちも割引んなーだと
運転免許を返したら、汽車やほかの乗り物も、乗車賃が割引になるんだって




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# by friendlyclover613 | 2017-04-23 16:40 | 米子弁劇場 | Comments(0)

美人

(さねしげさん)
あんたげのめいごさんは、ちかごー、きれんなーなったな(お宅のめいごさんは、最近、きれいになったね)

近ごー→近頃(ちか↓ごー)、
きれんなった→きれいになった(き↑れ↓に↓なっ↓た)、「きれになった」とも言う

 
(ふなこしさん)
まあ、だんだんね
まあ、ありがとう


(みやこださん)
うちゃ、みんだけん
私は(そのおじょうさんに)会ったことがないから


(さねしげさん)
駅であいさつしてごしなってな、だーだいわからでこまっとったら、ふなこしです、っていいなって、びっくーしたがん
誰だかわからなくて(どう返事したらいいかわからなくて)困っていたら、
ふなこしです、っておっしゃるから、(きれいになってらっしゃることに)おどろいたのよ



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# by friendlyclover613 | 2017-04-22 15:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)

哲学

本屋さんの店頭で、NHKの100分なんとかというシリーズに、
「三木清」というのがあるのを見ました。

三木清というのは、どっかで聞いたなあ、と、考えていて思いだしました。
今は亡き三村勉先生が、時々、口になさっていた人名だったかなあ・・と。
あの先生はつばを飛ばしながら講義したとかなんとか・・
その記憶にまちがいがなければ、三木清先生は、三村勉先生の師です。

哲学の難しいことはわからないのですが、
私の米子の思い出に残っているお名前です。



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# by friendlyclover613 | 2017-04-21 08:34 | 故郷に錦を飾った米子生まれ | Comments(0)

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