理解不能

(みやこださん)
あんた、板わかめいーかや
あなた、板わかめは要る?=食べる?

いったらおくったげーわ
食べるのなら送ってあげるよ


(娘)
食べる、食べる、送ってよ


(みやこださん)
あんたはあーにがいにすいとーだけんな
あなたはあれ(板わかめ)がすごく好きだからね

そーと、米子絣のええのがあったけん、反物送ってあげらか
それと、米子絣のいいのがあったから、反物送ってあげようか


(娘)
あ、ちょうどよかった、
今年はゆかたを新調しようと思ってたの


(みやこださん)
うちの子(みやこださんの息子)が、ええお酒を、がいによけよけまったけん、
あんたにもあげてごせいって、うちにおいてあーじぇ
おくったげーけん

うちの子がいいお酒をすごくたくさんもらったの
あなた(義理の息子)にもあげてくれって(息子が言うから)
うちにおいてあるのよ
送ってあげる


(義理の息子)
・・・・・・・
お母さん、ぼく、米子弁が全然わからないんですよ・・・



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# by friendlyclover613 | 2017-03-15 00:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

米子の茶道の来しかた行く末

日本の伝統文化はすばらしいものですが、間口が狭いのが欠点です。
相撲でも、文楽でも、柔道のように、もっとリラックスしたところからはいれれば、もっと、世界中に日本の文化をひろめることができて、後継者の確保も、もっとらくになるだろうに、と思います。

茶道というと、京都とか松江とかのほうが本格派だというイメージがあるようですが、お茶の心とは、形ばかりではないと思います。
私は茶道学者ではないので、難しいことはわかりませんが、とりあえず、誰でも仲間にいれてあげる、寒いところにいる人を、暖かい部屋に招いてあげる、それが誰であろうと、疑うのは、おいしいお茶を出して、まず温まってもらってから、という米子のやりかたのほうが、お茶の心の本質に近いような気がします。

茶道とは、もともと、中国では茶法、つまり、お茶を淹れることのハウツーだったものです。
それを、「茶道」という精神的なものにしたのは日本人です。
日本の文化の深さ偉大さ・・日本人の精神性はすごいですね。

松江のお殿様は遠州流だったそうです。
遠州流をやっている人のお話を聞いていると、深みがあって洗練されてていいなあ、とも思うのですが、それだけに、気難しいような、間口が狭いようなところがあります。
私が裏千家流を選んだのは、引越しが多い人生だからです。
裏千家流なら、日本全国どこへ行っても、先生には不自由しません。
遠州流よりカジュアルで初心者にははいりやすいともアドバイスされたこともあります。
茶道を世界中に広めたのは、裏千家流の家元の功績なんだそうです。

リラックスしたところから茶道の世界にはいれるということでは、裏千家がいちばんなんだそうです。
そんな、遠州流と裏千家流のちがいが、そのまま、松江と米子のちがいなのかな、と思います。

松江でお茶を習っている人に聞くところによると、カジュアルなかっこうでお茶会に出るなど、とんでもないのだそうです。
その人は裏千家流ですが、やはり、松江の人は型をだいじにするんですね。
洋服でも、それなりの立派なものを着ないといけないそうです。
京都の人は、おもてなしにふさわしいお菓子がない時は、うちでお茶しましょうとは言わないのだそうです。
京都の人がお茶に誘ってくれるときは、おいしい立派なお菓子が必ず用意してあります。

米子のお茶会は、着るもののこととかにも、そんなにうるさくありません。
もしかしたら、私が寄せてもらっていたところ以外ではそうでもないかもしれませんが。
お客様が来たら、エプロンをつけたまま、ささっとたてて、どうぞ、と出すのです。
ありあわせのお菓子でも、残り物のケーキでも、あるものでおもてなしします。
準備はしていないけれど、とりあえず、たとえば、寒いところでふるえているより、早く暖かいところにきてくださいよ、というのが、
米子のおもてなしの心なのです。

ほおづえついててもいいのです。
お点前を習ったことがなくてもいいのです。
いっしょに笑って、心が通じ合いさえすれば。
難しいことは、もっと茶道のことを知りたくなってから習ってもかまわないのです。

形にはこだわりませんが、米子の人は舌が肥えています・・自分で言うのもおかしいけど、おいしいお茶を毎日飲んで育ったことは、人生に大きなプラスになっていると思います。

哲学の三村勉先生は、お料理がたいへんおじょうずだったそうです。
三村先生のおいっこに当たるかた(東大の医学部卒のかたとは別人)が、長田のお茶屋さんのお嬢さまと、ずっと同窓だったそうで、そういうつきあいもあったのかもしれません。

三村先生は、米子で生まれ育ち、京大と東大とどちらを選ぶかという段になって、
西田幾多郎先生に師事するために京都大学を選ばれました。
そして、大学教授となられ、確か、京都大学の茶道クラブの顧問をなさってました。
作家の五木寛之さんの社会人入学を、龍谷大学が迎えた当時の文学部長は、名誉教授でもあられた
三村先生でした。
哲学の難しいことは、私はわかりませんが、
三村先生の哲学の下地には、米子独特の温かいヒューマニズムがあるのではないでしょうか。

ありあわせのお菓子でも、残り物のケーキでも、おいしいものにはちがいないです。
米子には、安くておいしいお菓子がたくさんあるのです。
その点では大阪と似ているのかもしれません。

京都のやりかたと、米子のやりかたと、どっちが正しいか、という議論はしたくありません。
どちらにもそれぞれのよさがあるのですから。

ただ、松江や京都ではうまくいかないだろうな、米子でないとできないだろうな、と思うことがひとつあります。
茶道をいろいろな人が、その人の条件に適した形で無理なく楽しむことができるようにすること。
今の形を全面的に守って、それ以外の形を否定していたら、たとえば、身体障害者の人は初めからお茶が習えないということになってしまいます。
そうして、条件で人をしめだすことが、本当のお茶の心でしょうか。
お手前をひとつまちがえたらいけないというようなことは、だいじなことではあるけれど、2次的なことのように、私は思います。

私の知り合いがボランティア活動をしていますが、お抹茶をたててあげると、すごく喜ぶ人が多いのだそうです。
習いたいのに、このからだでは、と無念がる人も少なくないそうです。
そういう人たちに、まず、おいしいお茶の味を知ってほしい、お茶で心がつながることを知ってほしい、という願いをこめて、彼女は、そのような人たちに、毎日、おいしいお茶を提供しています。

車椅子に乗っている人も、白い杖なしでは歩けない人も、着物を持っていない人も、どんな人でも、その人に適した入り口から茶道にはいれるようにすることこそ、真のお茶の心を形にするということなのだと私は思いますが、どうでしょうか。

市民みんなが、形にとらわれず、みんなでわいわい楽しくやりながらお茶を楽しむ米子は、松江とは持ち味のちがう、米子ならではのお茶文化が、これから創造されていくのだと思います。
そのプロセスには、ハンディを背負った人にも、それなりの条件の範囲内でお茶を楽しんでもらうことも・・・私はあってほしい、それは、米子のようなところでないとできないのではないか、と思います。



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# by friendlyclover613 | 2017-03-13 06:22 | 米子はお茶の都 | Comments(0)  

板わかめ

(みやこださん)
うちの子が、東京の親戚に世話んなっとーだけん、去年、板わかめ、みやげに持って行ったわい
か、なんだか、言って、びっくーしなったじぇ
うちの子が、東京の親戚に世話になってるから、板わかめをおみやげに持って行ったの
これは何ですか、ってびっくりなさった


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、ほせときから、ずっと食べとーけど、よそのもんは見たことがね、言って、びっくーすーだけん
わたしたちは、小さいときから、ずっと食べてるけど、よその人は、見たことがないって、びっくりするからね


(ふなこしさん)
ほんにまいになあ、なれんもんは好かんだな
ほんとにおいしいのにねえ、慣れない人は好まないのね


(さねしげさん)
うちゃ、あーをごはんにかけーに好いとー
私は、あれ(板わかめ)を白いご飯にかけて食べるのが好き


(みやこださん)
わたしも、あーが好きだじぇ
私もあれ(板わかめをちぎって白いごはんにかけたの)が好き


(ふなこしさん)
ほんと、あーはおいしいわ
ほんとにあれはおいしいわ

うちのおじいさんは、酒のさかなにしとーよ
うちのおじいさんは、酒のさかなにしてるよ


(みやこださん)
わたしゃちゃお茶請けにすーが
わたしたちはお茶請けにするもんね

あめもんがほしねときがあーだもん
あまいものがほしくないときがあるんだもの



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# by friendlyclover613 | 2017-03-12 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

カレンダー

(ふなこしさん)
いっちゃん、きょは何日だ
いっちゃん、きょうは何日?

ちょっこい、あんたのカレンダーみしてごすだわ
ちょっと、あなたのカレンダーを見せてちょうだい


(孫)
そこにあるじゃん


(ふなこしさん)
ま、あんた、2月のをつかっとーててや
まあ、あんた、2月のカレンダーを使ってるの?

今3月だで
今は3月だよ

いままで、まちがっとーことに気がつかなんでや
今までずっと、まちがってることに気がつかなかったの?(あきれた)


(孫)
だってさ、うるう年じゃないから、2月と3月はおんなじなんだよ


(ふなこしさん)
ま、け、ほんに
まあ、ほんとにもう・・



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# by friendlyclover613 | 2017-03-11 12:22 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

占い

(ふなこしさん)
いっちゃん、さねしげさんに借りたスキー、はよ返してきない
いっちゃん、さねしげさんに借りたスキー、早く返してきなさい


(孫)
きょうは行かない
あした行く


(ふなこしさん)
なんで
なぜ?


(孫)
だって、きょうは仏滅だもん
よくないことが起こるから


(ふなこしさん)
だーずけな
ばかばかしい

借りたもん返しに行くくらいなことで、さんこといっとら、なんだしできーへんわ
借りたものを返しに行くくらいなことでそんなこと言ってたら何にもできないよ

今すぐかやいてきない
今すぐ返してきなさい



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# by friendlyclover613 | 2017-03-07 13:03 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

よーにえらて

(さねしげさん)
あんたげは、犬かーててや
お宅は、犬を飼うことになったの?


(ふなこしさん)
そげだだがん
そうなのよ

またいっちゃんがひろってきただけん
またいっちゃんがひろってきたからさ

もう、これ以上飼われん言っとーに連れてくーだけん
もう、これ以上飼えないよ、って言ってるのに連れて帰ってくるんだから

ミルクだけ飲ませて、捨ててくーつもーだっただーもん、かわいさんなって
ミルクだけ飲ませて捨ててくるつもりだったんだけど、かわいそうになって(飼うことになったの)


(みやこださん)
いっちゃんはやさしい子だけんな
いっちゃんはやさしい子だからね


(ふなこしさん)
わがせわすーならえだーもん、結局、わたしが世話せんならんだけん、かなわんがん。
自分(いっちゃん)が世話するならいいけど、結局、
私が世話しなきゃいけないから困るのよ

トイレのしつけもせないけんし、よーにえらて
トイレのしつけもしなくちゃいけないし、すごくたいへん




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# by friendlyclover613 | 2017-03-04 20:10 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

一番美しい言葉

大昔、英語の授業で聞いた話を、おぼろげながらにおぼえています。
欧米の国々はそれぞれに、自国の言葉に誇りと愛情がある、それが日本と違うところだ、と、いったような内容でした。
なので、外国に行くときは、その国の言葉の「ありがとう」だけはしっかり覚えて行きなさい、という話でした。
言葉の中でも、もっとも美しい言葉が「ありがとう。」です。
米子弁なら「だんだんね。」です。
反対に、排泄物には、自国の言葉を惜しむのだそうです。
たとえば、フランスとドイツの戦争中は、フランス人の母親は、赤ん坊に、うんちしなさい、というとき、
ドイツ語で言い、
ドイツ人の母親は、うんちしなさい、と、赤ん坊に言うときは、フランス語で言ったのだそうです。
今でもそうしてるのかどうかは知りませんが、いつの時代の話にせよ、それほどまでに、自国の言葉に対して強い愛を持ったことは、おそらく、日本人には経験がないでしょう、国語学者とか、特殊な立場の人以外は。

でも、自分の国の言葉、だいじにしたいものです。
最近は、なんでもかんでも英語です。
このまま行くと、英語以外の言葉が全部消えてしまいそう。
日本語に誇りを持ってだいじにしたいと思います。
ついでに米子弁も。
こんなにおもしろくておかしい言葉はほかにはありません。
それに、私にとっては、かけがえのないふるさとの言葉です。
失いたくない、生かし続けたい大切なものです。




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# by friendlyclover613 | 2017-02-25 18:00 | その他 | Comments(0)  

大雪

(ふなこしさん)
ちかごーのわけもんは、こげなんを大雪だいうだけんな
ちかごろの若いひとは、こんな(少ない雪)を大雪だっていうからね


(みやこださん)
うっちゃちがわけころ、京都から米子にかえーときは、よー、特急が雪でとまーよったわ
わたしたちが若かったころ、京都から米子に帰るときは、よく、特急が雪で臨時停車したよ

(さねしげさん)
あげだ
そうだったね


(ふなこしさん)
こげなもんがいたしんなーやなてーだけん
こんな(少ない)雪の雪かきがたいへんだなんて言うんだから(あきれるね)


(さねしげさん)
うっちゃちのわけときは、この10倍くらいあったもんを、スコップでしたが
私たちの若いときは、この10倍くらいあった雪を、スコップで雪かきしたね


(ふなこしさん)
ほんに、がいな雪だったが
ほんとにあのころはすごい量の雪だったね


(みやこださん)
うちの子やちゃ、米子にくーとさみさみ、ってふるえとーが
うちの子たちは、米子にくるとさむいさむいってふるえとーわ

わたしやちゃ、東京の冬やなんかい、ぬるまゆのふろにはいっとーやなわ
わたしたちにとっては、東京の冬なんか、ぬるまゆのふろにはいってるような感じ

ひっとつだいさみことあーへん
全然寒くない


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、冬でも半そででそうじすーだけん
わたしたちは冬でもはんそででそうじするんだから


(ふなこしさん)
なげやなそでだとじゃまんなーだけん、冬でも半そででしてしまーが
長いようなそでだと(そうじや炊事などのときに)邪魔になるから、
冬でも半そでで仕事してしまうもんね



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# by friendlyclover613 | 2017-02-24 12:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

やきいも

(ふなこしさん)
あっちゃー、おまえやちゃ、がいに笑って
まあ、あなたたち、ものすごく笑ってるね


(孫)
米子弁がおかしいんだって


(ふなこしさん)
やきいも、あんたやちにやいたけんな
やきいも、あなたたち(のおやつ)に焼いたからね

さめんなかいにたべないや
さめないうちに食べなさいよ



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# by friendlyclover613 | 2017-02-23 11:30 | 米子弁劇場 | Comments(2)  

吹き出すやなわ

(さねしげさん)
きの、よーにおかして、ふきだすやなかったわ
きのうは、すごくおかしくって、吹き出してしまったわ


(みやこださん)
ま、なんで
ま、なぜ


(さねしげさん)
うちの子のスキーの整理番号がG3だだがん
孫のスキーの整理番号がG3なの

そーで、電話で、うちの子がせんせに、その番号を言っとったらな、
じいさんて聞こえーだけん、
おじいさんが、せんせがわしになんか用か、なんてーだもん

それで、電話で、孫が先生にその番号を伝えていたらね、
じいさんて聞こえるもんだから、
うちのおじいさんが、「先生がわしに何か用があるのか。」なんて言うんだもん

注:せんせ(先生)というのは、必ずしも学校の先生というわけではなく、たとえば、
子ども会の旅行やキャンプなどの時の引率係や指導者のおじさんやおばさんや、
子どもの登山の班を率いるおとなのリーダーなども、米子では、時々「せんせ」と呼ばれます。


(ふなこしさん)
ははは、おかしやな
ははは、おかしい


解説
吹き出すやなわ・・・これ、標準語では説明のつかない、米子弁独特の言い回しです。
理屈では、意味の説明のしようがないんですよ。
ふきだしそうになる、というのとも少しちがうし、ふきだしてしまった、というのとも、微妙にちがうんです。
どうやって説明したらいいんでしょうか。
私もわかりません。
米子弁の意味にもっとも近い説明のしかたというのは、たぶん、私の思いつくかぎりでは、
吹き出すようにおかしい、というような言葉になりますかね・・・



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# by friendlyclover613 | 2017-02-21 20:13 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

冗談が通じる人たち

お正月の記事としてこのブログに出した「大社におまいり」の記事が、あるところで話題になりました。



この記事です。


おばあちゃん、あのお守り買って



ふなこしさん
ま、あんたはうし年でしょうが
まあ、あなたはうし年でしょう

なんで、さる年ととり年のをかわんならんだ
なんで、さる年ととり年の(お守り)を買わなければいけないの



すずめの分だよ

うちの庭にくるすずめの親はさる年で、ことし生まれる子どもはとりどしだから、
このお守りを、やねのところにぶらさげとくの


ふなこしさん
ま、すずめのためにや
まあ、すずめのためなの

だらずけな
ばかばかしい

ま、買ってあげーがん
ま、買ってあげるわよ

すずめさんを神さんが守ってごしなーわい
すずめさんを神様が守ってくれるわよ




こういう冗談は、米子以外ではあまり通じないのが普通です。
米子だからとおる冗談だと思ってください。
島根、鳥取の人間は、ものすごーく気まじめでスクェアですから、こういう冗談を不用意に言うと、
あの人頭がおかしい、と言われかねません。
気が狂ってるとか言われて、へたすると、いじめの的にもなりかねません。

実はこういう頭のやわらかさも、米子人の性格の特徴なのです。
普通の田舎の人なら、頭がおかしいんじゃないの、としか思えないようなことを、こうして、
温かく、ユーモアのセンスで包み込んでしまうのです。
私の記事では、おばあさんと孫の会話ですが、米子では、友達どうしでも、近所の井戸端会議でも、こうして、
やさしく楽しくふわっと、じょうずにダツリョクしてしまうのです。
米子生まれの者が自分で言うのもなんですが、こういうところは、米子人はセンスがいいなあ、と思います。

自慢話になってしまうかもしれませんが、米子人って、
いっしょうけんめい、まじめにするべきことはしっかりするんだけど、
その一方で、ユーモアがわかる、ダツリョクじょうずの温かい人たちなのです。



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# by friendlyclover613 | 2017-02-14 14:18 | 米子の人情と暮らし | Comments(2)  

ええかげんにしないっ!

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、300万出してくれよ
会社のお金のはいったかばん、なくしちゃったんだ


(みやこださん)
あんただーですかね
あなた誰ですか


(犯人)
あなたの息子だよ


(みやこださん)
ええかげんにしないッ!!
うちの子は、そげな、お金なくすやなだらずにそだてとりませんよ!

(いいかげんにしてくださいよ!
うちの子は、そんな、お金をなくすようなバカに育てていませんよ






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# by friendlyclover613 | 2017-02-12 11:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

オレオレ詐欺

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、おれだよ
300万用意してよ、つきあってる女の子に子どもができちゃったんだ
このままだと結婚しなきゃならなくなるよ


(さねしげさん)
うちゃ、子どもをそげなにんげにそだてたおぼえはねけん、さいなら
私は子どもをそんな人間に育てたおぼえはないよ、さようなら



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# by friendlyclover613 | 2017-02-11 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

天体望遠鏡

(みやこださん)
東京の子はな、米子にくーときは、星みーてて、天体望遠鏡をうちげにおいとーよ
東京(にいる私の孫)はね、米子に来るときは、星を見るために、天体望遠鏡をうちに置いてるよ



(さねしげさん)
東京ではあんまり星は見えんだけんな
東京ではあまり星は見えないからね



(ふなこしさん)
米子はよーみえーだもん、とくに大山やちゃ
米子はよく見えるんだもん、とくに大山とかは

いっちゃんにも、こないだ(天体望遠鏡を)買ったったがん
いっちゃんにも、この前買ってやったよ



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# by friendlyclover613 | 2017-02-08 08:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

芸能人

(さねしげさん)
松方弘樹は死んだだな
松方弘樹は死んだのね


(みやこださん)
仁科亜希子さんが悲しんどーなったと
仁科亜希子さんが悲しんでらっしゃったって


(ふなこしさん)
昔のわだかまりもなあ
昔のわだかまりもねえ・・


(みやこださん)
さーもん、もう、ひっとつだいにくいことでだしなんでだしねとおもーわ
そんなこと、もう、全然憎くもなんともないと思うわ




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# by friendlyclover613 | 2017-02-03 00:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

お客様

台所で、船越さんが、お客さまに出すお茶菓子の準備をしているところ

(ふなこしさん)
あんたは、ちーと外にでとーだわ
あなたは、少し、外に出てなさいよ


(孫)
森田君のおばさんがきたら、ぼくも話したいよ


(ふなこしさん)
はなしすーはえだーもん、お客さんに出したお菓子を、
あんたがよけよけ食べてしまーけんいけんだがん

話するのはいいけど、
お客さんに出したお菓子を、
あなたがたくさん食べてしまうのがいけないのよ

あんた、いつだい、お客さんにだいたお菓子、
お客さんの前で、みんなくーなったでしょうが

あなた、いつだったか、お客さんに出したお菓子を、
お客さんの前で
みんな食べたでしょう

お客さんに出したお菓子だけんな
あんたは、2つか3つしか食べられんじぇ

お客さんに出したお菓子だからね
あなたは、2つか3つしか食べちゃだめよ

のこったら、あとであげーけん
残ったら、お客さんが帰ってからあげるから


きっすいの東京育ちとかいうような人にはわからないでしょうが、
昔の米子では、たとえば、知り合いみんなが家族ぐるみのおつきあいでした。
それがいやで都会に出たくてたまりませんでしたが、今になって、
そのよさがわかるんです。





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# by friendlyclover613 | 2017-01-31 19:09 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

バット

(ふなこしさん)
いっちゃん、バットをふーまわしなんな
いっちゃん、ばっとをふりまわすのはやめなさい


(孫)言うことを聞かず、黙ってバットを振り回し続けている


(ふなこしさん)
バットをふーたぶーのをやめな、今夜はごはんあげーへんじぇ
バットをふりまわすのをやめないと、今夜はごはんあげないよ


同じやりとりの繰り返しが続いた後・・


(ふなこしさん)
こーかー、家族全員で、あんたひとー置いて、ごはん食べにでーけんな
これから、家族全員で、あなたひとり置いて、ごはん食べにでかけるからね


これは、実は、私の実家の近所で、ほんとにあったお話です。
ほんとに、こうして、男の子ひとり置いて、家族全員が出かけてしまいました。
その晩は、その子は、どんなに泣き叫んでもごはんがもらえなかったそうです。

男の子というのは、野球のバットをふりまわすのが、誰でも好きなものです。
しかし、ほんとうに危ない遊びです。

昔は、たとえば、駅などで、子どもがこうして、傘をふりまわしているのを、
駅員さんが、そのへんに落ちている木の枝の大きなので、ばさっと、傘をうまいぐあいに子どもの手から離したりする光景も見られましたが、近頃は、そういう
駅員さんの勇姿も見られなくなりました。

危ない遊びですから、なんとしてでもやめさせるために、おとなのほうも、それぞれに知恵をしぼっていますね。





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# by friendlyclover613 | 2017-01-26 20:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

しんけけな

(ふなこしさん)
ま、け、いっちゃん、がいにちらかして
まあ、ほんとに、いっちゃん、すごくちらかして

(孫)
そんなにちらかってないよ


(ふなこしさん)
いけんじぇ、かたづけな
いけません、かたづけないと

けなことしとら、人が、あの子はちーとしんけけな言うやんなーじぇ
こんなことしてたら、あの子は少し気がへんだって、言われるようになるよ


(孫)
そんなにたいしたことじゃないよ


(ふなこしさん)
いけんじぇ、かたづけーまで、ぜんざいあげんじぇ
だめです、かたづけるまでは、ぜんざいはあげないよ



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# by friendlyclover613 | 2017-01-25 05:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

よんべ

(さねしげさん)
さみなあ、東京やちゃぬくいだーがん
さむいねえ、東京あたりは暖かいでしょう


(みやこださん)
ひるまはぬくいだーもん、よーはさみじぇ
ひるまはあたたかいけど、夜は寒いよ

よんべやちも、よーにさむかったと
きのうの夜も、すごく寒かったって(子どもが言っていたよ)


よんべやち→きのうの夜+たち(複数)
きのうの夜だけでなく、ほかにも寒い夜がある、ということ・・理論的に言えば
ただ、このような会話の場合、そこまで深い意味を意識して言っているわけではなく、口からでまかせに近い
ただ「よんべ」と言ってしまってもかまわないところを、なんとなく、ひびきがやわらかい言い方を、意識無意識に選んでるという感じ




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# by friendlyclover613 | 2017-01-22 08:33 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

そげださなげながん

(みやこださん)
今年は、大山は、がいな雪だしこだな
今年は、大山は、雪がすごく降るんだってね

(ふなこしさん)
雪が85センチもあーしこだがん
雪が85センチもあるんだってさ


(みやこださん)
がいに寒波がくーだしこだな
たくさん寒波がくるんだってね


(ふなこしさん)
がいにふーださなげながん
すごく(雪が、これからも)ふるらしいね



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# by friendlyclover613 | 2017-01-21 06:01 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

なんで行かないけんだかな

(さねしげさん)
ま、け、うちのおばさんが入院して、犬の世話すーもんがおらでこまっとーだがんな
まあ、ほんとにもう、うちのおばあさんが入院して、犬の世話をする人がいなくて困ってるのよ


(みやこださん)
ひとーでおーなーだか
ひとりで暮らしていらっしゃるの?


(さねしげさん)
そげだだがん
そうなのよ

そーで、私に、毎日、えさやりに行ってごせって、いとこが言うだーもん
それで、私に、毎日、えさをやりに行ってくれって、いとこが言うんだけどさ

なんで私が行かんならんだ
なんで私が行かなければならないの?

わたしよーかもっと近いしんせきが、(おばさんの住んでいる)安来の市内におってだに
私よりもっと(血縁関係として)近いしんせきが、安来の市内にいらっしゃるのに


(ふなこしさん)
あんたがたのみやすいけんだがん
あなたが頼みやすいからよ

こげなときは助け合いだーもんな
毎日はえらいけん

こんなときは助け合いなんだけど
毎日はたいへんだもの





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# by friendlyclover613 | 2017-01-18 17:36 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

しゅうげん

(みやこださん)
うちのいもとの子が、しゅうげんは米子でしょかいっとーだがんな
私の妹の息子が、結婚式は米子でしようかと言ってるの


(ふなこしさん)
嫁さんのさとはどこだ?
嫁さんの郷里はどこ?


(みやこださん)
とっとーだしこだがん
鳥取なんだってさ


(さねしげさん)
とっとーならちかいがん
鳥取なら近いじゃないの



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# by friendlyclover613 | 2017-01-14 12:45 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

しんけ

(ふなこしさん)
ま、あんた、そげな古いズボンはいて、どこ行くてて
まあ、あなた、そんな古いズボンはいて、どこに行くの?


(孫)
おにいちゃんたちとボートに乗る


(ふなこしさん)
そのズボン着替えなさい


(孫)
いいよ、おれ、これが気にいってんだから


(ふなこしさん)
なんぼわが気にいっとっても、さーもんきとら、人がしんけだいうじぇ
いくら自分が気にいってても、そんなもの着てたら、気ちがいだって言われるよ

がいにやぶれとーがん
すごく大きな穴があいてるじゃないの


(孫)
いいよ


(ふなこしさん)
いけんじぇ、うちの子がさーもんきとら、うちげの家族全員の顔にかかーだけん
だめですよ、うちの子がそんなもの着てたら、うちの家族全員がおかしいと思われるんだから



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# by friendlyclover613 | 2017-01-11 14:33 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

移住

うちの子がなあ、どうも都会には合わんだねか、いっとーだがんな
(うちの孫はさ、どうも都会には合わないんじゃないかって言ってるの)
そーで、米子にもどって、米子のしょうがっこにかよわせらかいって、嫁さんと話しとーだと
(それで、米子に帰って、米子の小学校に通わせようかって、嫁さんと話してるんだって)

米子のほが、都会より、子どもは育てやすいじぇ
(米子のほうが、都会より、子どもは育てやすいよ))
そーで、うちの子は、米子から出んだがん
(それで、うちの子は米子から出ていかないの)

都会はな、女の子は、親にこつかいまーわでも、家出すりゃ、その日から、下着を売ったーなんかいして、アルバイトができーだけん
(都会はね、女の子は、親にお金をもらわなくても、家出したら、その日から、下着を売ったりしてアルバイトができるからさ)

そげだだがん、都会はなー
(そうなのよ、都会はねー)

うちは男ん子だーもん、米子でのんびりそだてーだと
うち(の孫)は男の子だけど、米子でのんびりそだてるって(親は言ってる)
もうふたりくらいほしい言っとーだけん
(もうふたりくらい、子どもがほしいって言ってるから)

米子は産婦人科もよけよけあーしな
(米子は産婦人科もたくさんあるしね)

ほんに、都会でも婦人科がなて困っとーしこだけんな、米子は、婦人かも小児科もよけあーだけん
(ほんと、都会でも婦人科がなくて困っているらしいから。米子は婦人科も小児かもたくさんあるから)



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# by friendlyclover613 | 2017-01-10 16:40 | 移住情報 | Comments(0)  

あんた、気がちがっとーなーへんかや

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、おれだよ・・隆だよ
会社の金がはいったかばんをすられた・・
100万振り込んでくれ

(ふなこしさん)
どこに振り込まえ?

どこに振り込んだらいい?

(犯人)
合銀の松江支店の・・・・

(ふなこしさん)
あんた、今、どこにおーて↓て

あなた、今、どこにいるの?

(犯人)
松江にいる

(ふなこしさん)
あんた、気がちがっとーなーへんか↑や
うちの子は、今、京都におーますよ
さっき電話が京都からかかってきましたが

あなた、気が狂ってるんじゃないの?
うちの子は京都にいるんですよ
さっき、電話が京都からかかってきましたよ



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# by friendlyclover613 | 2017-01-08 12:29 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

移住者数

(さねしげさん)

あんた、けさの新聞読みなった?
あんた、けさの新聞読んだ?

今な、いなか暮らしがはやっとーだと
今は、いなか暮らしが流行してるんだって

そーで、鳥取県に、人が、よけよけ移住すーだとい
それで鳥取県に、たくさん移住してくるんだってさ



(みやこださん)

見た見た



(ふなこしさん)
なんでだーか
なぜかしら



(みやこださん)
物価が安いだもん、うちげの子の、横浜の近所のスーパーはな、野菜がどれんもこれんも、米子より、100円も
200円もたけじぇ
物価が安いもの、うちの子の横浜の近所のスーパーは、野菜が、どれもこれも、米子より、100円も200円も高いわよ



(さねしげさん)
毎日のことだーけん、ひびくわな
毎日のことだから、家計にひびくわね



(みやこださん)
外食もな、米子よーか、みんなたけだもん
びっくーすーやなに
家族全員の分払ってやったら、あんた、7000円だったじぇ
うちの子と、嫁さんと、子どもが3人と、わたしとで
いっしょなやなもん食べて、
米子なら5000円くらいだが

外食もね、米子より、めにゅーがみんなお値段が高いもの
びっくりしちゃうわよ
家族全員の分払ってやったら、あなた、7000円だったわよ
うちの子と嫁さんと、子どもが3人と、わたしとで、
(米子で食べるのと)同じような内容の食事をして、
米子なら5000円くらいだもん

米子は安いわ
米子は物価が安いわ


(さねしげさん)
ま、鳥取県の人口がふえーのはえことだわ
まあ、鳥取県の人口がふえるのはいいことだわ




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# by friendlyclover613 | 2016-12-31 18:24 | 移住情報 | Comments(0)  

おおとし

さねしげさん

いっちゃん、おばあちゃんが迎えにきなったじぇ



ふなこしさん

いっちゃん、帰らないけんじぇ





いやだ、今夜はおにいちゃんとこに泊まる



ふなこしさん

おにいちゃんげも迷惑だで
おにいちゃんの家の人も迷惑よ

こーかーおにいちゃんも、おおそうじのてつだいせないけんだもん
これからおにいちゃんも、おおそうじのてつだいをしなくちゃいけないもの

だーがおおとしによそんいえんおーもんがおーだかな
おおみそかによその家にいるなんてこと、だれもしないわよ


帰らないけんじぇ
帰らなきゃだめよ






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# by friendlyclover613 | 2016-12-31 15:18 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

ぞんぞけがたつ

さねしげさん

さみなあ、ぞんぞけがたつやなわ
さむいねえ、鳥肌が立つようだわ


みやこださん

ほんにさみ・・
ほんとにさむい・・・


ふなこしさん

子どもやちがよろこぶわ、雪が降らスキーができーだけん
子どもたちがよろこぶわ、雪が降ればスキーができるから




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# by friendlyclover613 | 2016-12-22 20:39 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

えらえらがつく

ふなこしさん

ちかごー、セールスの電話が、がいにかかってくーじぇ
ちかごろ、セールスの電話が、すごくたくさんかかってくるよ



みやこださん

うちげもだで
ほんにしつこいが

うちもよ
ほんとにしつこいね



さねしげさん

よーに店がいそがしやなときに、なんべんもかかってくーだけん、えらえらがつくやなわ
すごく店が忙しいときに、何回もかかってくるから、いらいらするわ






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# by friendlyclover613 | 2016-12-17 18:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

クリスマス会

(ふなこしさん)
か、なんだ、「おならの香水」?
これは何?、「おならの香水}?


(孫)
子ども会のクリスマス会で、プレゼントをひとりひとつづつ用意するんだ。


(ふなこしさん)
ま、こーをプレゼントにすーててや
だーにあげーてて

まあ、これをプレゼントにするの?
誰にあげるの?


(孫)
くじびきだから、誰がもらうかわかんないよ


(ふなこしさん)
きゃあもん、やめーがえわ、
こんなもの(をプレゼントにするのは)、やめたほうがいいよ

けなもんまったてて、だれんだりよろこばんじぇ
こんなものもらったって、誰もよろこばないよ




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# by friendlyclover613 | 2016-12-10 08:15 | 米子弁劇場 | Comments(0)