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一番美しい言葉

大昔、英語の授業で聞いた話を、おぼろげながらにおぼえています。
欧米の国々はそれぞれに、自国の言葉に誇りと愛情がある、それが日本と違うところだ、と、いったような内容でした。
なので、外国に行くときは、その国の言葉の「ありがとう」だけはしっかり覚えて行きなさい、という話でした。
言葉の中でも、もっとも美しい言葉が「ありがとう。」です。
米子弁なら「だんだんね。」です。
反対に、排泄物には、自国の言葉を惜しむのだそうです。
たとえば、フランスとドイツの戦争中は、フランス人の母親は、赤ん坊に、うんちしなさい、というとき、
ドイツ語で言い、
ドイツ人の母親は、うんちしなさい、と、赤ん坊に言うときは、フランス語で言ったのだそうです。
今でもそうしてるのかどうかは知りませんが、いつの時代の話にせよ、それほどまでに、自国の言葉に対して強い愛を持ったことは、おそらく、日本人には経験がないでしょう、国語学者とか、特殊な立場の人以外は。

でも、自分の国の言葉、だいじにしたいものです。
最近は、なんでもかんでも英語です。
このまま行くと、英語以外の言葉が全部消えてしまいそう。
日本語に誇りを持ってだいじにしたいと思います。
ついでに米子弁も。
こんなにおもしろくておかしい言葉はほかにはありません。
それに、私にとっては、かけがえのないふるさとの言葉です。
失いたくない、生かし続けたい大切なものです。




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by friendlyclover613 | 2017-02-25 18:00 | その他 | Comments(0)  

大雪

(ふなこしさん)
ちかごーのわけもんは、こげなんを大雪だいうだけんな
ちかごろの若いひとは、こんな(少ない雪)を大雪だっていうからね


(みやこださん)
うっちゃちがわけころ、京都から米子にかえーときは、よー、特急が雪でとまーよったわ
わたしたちが若かったころ、京都から米子に帰るときは、よく、特急が雪で臨時停車したよ

(さねしげさん)
あげだ
そうだったね


(ふなこしさん)
こげなもんがいたしんなーやなてーだけん
こんな(少ない)雪の雪かきがたいへんだなんて言うんだから(あきれるね)


(さねしげさん)
うっちゃちのわけときは、この10倍くらいあったもんを、スコップでしたが
私たちの若いときは、この10倍くらいあった雪を、スコップで雪かきしたね


(ふなこしさん)
ほんに、がいな雪だったが
ほんとにあのころはすごい量の雪だったね


(みやこださん)
うちの子やちゃ、米子にくーとさみさみ、ってふるえとーが
うちの子たちは、米子にくるとさむいさむいってふるえとーわ

わたしやちゃ、東京の冬やなんかい、ぬるまゆのふろにはいっとーやなわ
わたしたちにとっては、東京の冬なんか、ぬるまゆのふろにはいってるような感じ

ひっとつだいさみことあーへん
全然寒くない


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、冬でも半そででそうじすーだけん
わたしたちは冬でもはんそででそうじするんだから


(ふなこしさん)
なげやなそでだとじゃまんなーだけん、冬でも半そででしてしまーが
長いようなそでだと(そうじや炊事などのときに)邪魔になるから、
冬でも半そでで仕事してしまうもんね



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by friendlyclover613 | 2017-02-24 12:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

やきいも

(ふなこしさん)
あっちゃー、おまえやちゃ、がいに笑って
まあ、あなたたち、ものすごく笑ってるね


(孫)
米子弁がおかしいんだって


(ふなこしさん)
やきいも、あんたやちにやいたけんな
やきいも、あなたたち(のおやつ)に焼いたからね

さめんなかいにたべないや
さめないうちに食べなさいよ



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by friendlyclover613 | 2017-02-23 11:30 | 米子弁劇場 | Comments(2)  

吹き出すやなわ

(さねしげさん)
きの、よーにおかして、ふきだすやなかったわ
きのうは、すごくおかしくって、吹き出してしまったわ


(みやこださん)
ま、なんで
ま、なぜ


(さねしげさん)
うちの子のスキーの整理番号がG3だだがん
孫のスキーの整理番号がG3なの

そーで、電話で、うちの子がせんせに、その番号を言っとったらな、
じいさんて聞こえーだけん、
おじいさんが、せんせがわしになんか用か、なんてーだもん

それで、電話で、孫が先生にその番号を伝えていたらね、
じいさんて聞こえるもんだから、
うちのおじいさんが、「先生がわしに何か用があるのか。」なんて言うんだもん

注:せんせ(先生)というのは、必ずしも学校の先生というわけではなく、たとえば、
子ども会の旅行やキャンプなどの時の引率係や指導者のおじさんやおばさんや、
子どもの登山の班を率いるおとなのリーダーなども、米子では、時々「せんせ」と呼ばれます。


(ふなこしさん)
ははは、おかしやな
ははは、おかしい


解説
吹き出すやなわ・・・これ、標準語では説明のつかない、米子弁独特の言い回しです。
理屈では、意味の説明のしようがないんですよ。
ふきだしそうになる、というのとも少しちがうし、ふきだしてしまった、というのとも、微妙にちがうんです。
どうやって説明したらいいんでしょうか。
私もわかりません。
米子弁の意味にもっとも近い説明のしかたというのは、たぶん、私の思いつくかぎりでは、
吹き出すようにおかしい、というような言葉になりますかね・・・



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by friendlyclover613 | 2017-02-21 20:13 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

冗談が通じる人たち

お正月の記事としてこのブログに出した「大社におまいり」の記事が、あるところで話題になりました。



この記事です。


おばあちゃん、あのお守り買って



ふなこしさん
ま、あんたはうし年でしょうが
まあ、あなたはうし年でしょう

なんで、さる年ととり年のをかわんならんだ
なんで、さる年ととり年の(お守り)を買わなければいけないの



すずめの分だよ

うちの庭にくるすずめの親はさる年で、ことし生まれる子どもはとりどしだから、
このお守りを、やねのところにぶらさげとくの


ふなこしさん
ま、すずめのためにや
まあ、すずめのためなの

だらずけな
ばかばかしい

ま、買ってあげーがん
ま、買ってあげるわよ

すずめさんを神さんが守ってごしなーわい
すずめさんを神様が守ってくれるわよ




こういう冗談は、米子以外ではあまり通じないのが普通です。
米子だからとおる冗談だと思ってください。
島根、鳥取の人間は、ものすごーく気まじめでスクェアですから、こういう冗談を不用意に言うと、
あの人頭がおかしい、と言われかねません。
気が狂ってるとか言われて、へたすると、いじめの的にもなりかねません。

実はこういう頭のやわらかさも、米子人の性格の特徴なのです。
普通の田舎の人なら、頭がおかしいんじゃないの、としか思えないようなことを、こうして、
温かく、ユーモアのセンスで包み込んでしまうのです。
私の記事では、おばあさんと孫の会話ですが、米子では、友達どうしでも、近所の井戸端会議でも、こうして、
やさしく楽しくふわっと、じょうずにダツリョクしてしまうのです。
米子生まれの者が自分で言うのもなんですが、こういうところは、米子人はセンスがいいなあ、と思います。

自慢話になってしまうかもしれませんが、米子人って、
いっしょうけんめい、まじめにするべきことはしっかりするんだけど、
その一方で、ユーモアがわかる、ダツリョクじょうずの温かい人たちなのです。



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by friendlyclover613 | 2017-02-14 14:18 | 米子の人情と暮らし | Comments(2)  

松江

松江のことを聞かれることも多いので、きょうは、松江のことについて、私が知っていることを書いてみます。
私も、松江をよく知っているというほどでもありませんが、少しでもみなさまのお役に立てればうれしいです。

松江は、米子とちがって、お殿様がしっかり君臨していたところですから、
米子と比べると、言いにくいけど、よそものにはちょっと冷たいかな、というのは、正直言って否めません。

でも、県庁所在地で、人口が多いですから、いろんな人がいるんですよ。
米子同様、すごくいい人も、やさしい人も、親切な人も、人なつこい人も、いっぱいいます。

ミッションスクールもあるし、小泉八雲が暮らしたりしたところですから、外国人には慣れている土地です。
外国人といってもいろいろありますが、松江を気に入るのは、欧米系の知的レベルの高い人が多いようです。
そのような外国人との交流によって、考え方が洗練された、教養のある人もいるんですよ。
こんないなかに、こんな洗練された考え方のできる人がいるのか、というような、懐の深い教養人がいます。
キリスト教や仏教など宗教的な信念から「来るもの拒まず」的な生きかたをしている人も、理想家肌のヒューマニストも、少数派でしょうが、います。
いなかだからレベルが東京より低い、なんていわせないような実力者も、各分野にいます。
芸術のレベルも高いです。
ハイレベルなコンサートもあるし、音楽家や画家もたくさん輩出しています。
「ギャートルズ」の作者の園山しゅんじさんも松江出身です。

近松の「槍の権三重帷子」は、松江藩の女性がヒロインですが、この地方の典型的な女性の性格を描き出しています。
心中して死んだあとの自分たちの姿を見る人の気持ちにまで思いが行き届くなんて、
あのヒロインは大人物だと思います。
近松が、松江のことをどれだけ知っていたか、そのへんは私はよく知りませんが、松江の女性の典型的なタイプのひとつを、よく描ききってるなあ、と思います。

最初に意地悪な人に出会ってしまうと、もう、松江なんて嫌いだ、と思ってしまうかもしれませんが、それはもったいないことです。
いろんな人がいるのだから、意地悪な人にはさっさと見限りをつけて、自分に合った仲間をさがしてみましょう。
あなたが、よほどめちゃくちゃな人間でないかぎり、きっと、いごこちのいい居場所と楽しい仲間に出会えると思います。
京都人同様、松江の人は、用心深くて、とっつきは悪いですが、1度親しくなったら、ほんとうに誠実です。

庶民的な米子に比べて、松江は、冗談が通じない、おおらかさを欠くところはあるかもしれません。
松江は、よく言えば、律儀、慎重、まじめ、シリアス、悪く言えば陰湿、
米子は、よく言えば、ざっくばらん、ほがらか、気取らない、悪く言えば、ちょっとザツ・・・でも、デリカシーがないということではありませんよ。
細かいことは気にしないけど、人の気持ちにはよく気がつくのが、米子人のいいところです。
食べ物がおいしいのは、米子も松江も同じです。

最後に、このブログの読者だけに、まる秘情報を。
あんまり大きな声では言えませんがね・・・同じ松江市でも、いじわるな人やへんな人の多い地域と、
親切な人がたくさん住んでいる地域とがあります。
これ以上、個有名詞までは出せませんが。



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by friendlyclover613 | 2017-02-13 17:53 | 島根県 | Comments(2)  

ええかげんにしないっ!

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、300万出してくれよ
会社のお金のはいったかばん、なくしちゃったんだ


(みやこださん)
あんただーですかね
あなた誰ですか


(犯人)
あなたの息子だよ


(みやこださん)
ええかげんにしないッ!!
うちの子は、そげな、お金なくすやなだらずにそだてとりませんよ!

(いいかげんにしてくださいよ!
うちの子は、そんな、お金をなくすようなバカに育てていませんよ






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by friendlyclover613 | 2017-02-12 11:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

オレオレ詐欺

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、おれだよ
300万用意してよ、つきあってる女の子に子どもができちゃったんだ
このままだと結婚しなきゃならなくなるよ


(さねしげさん)
うちゃ、子どもをそげなにんげにそだてたおぼえはねけん、さいなら
私は子どもをそんな人間に育てたおぼえはないよ、さようなら



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by friendlyclover613 | 2017-02-11 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

天体望遠鏡

(みやこださん)
東京の子はな、米子にくーときは、星みーてて、天体望遠鏡をうちげにおいとーよ
東京(にいる私の孫)はね、米子に来るときは、星を見るために、天体望遠鏡をうちに置いてるよ



(さねしげさん)
東京ではあんまり星は見えんだけんな
東京ではあまり星は見えないからね



(ふなこしさん)
米子はよーみえーだもん、とくに大山やちゃ
米子はよく見えるんだもん、とくに大山とかは

いっちゃんにも、こないだ(天体望遠鏡を)買ったったがん
いっちゃんにも、この前買ってやったよ



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by friendlyclover613 | 2017-02-08 08:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

芸能人

(さねしげさん)
松方弘樹は死んだだな
松方弘樹は死んだのね


(みやこださん)
仁科亜希子さんが悲しんどーなったと
仁科亜希子さんが悲しんでらっしゃったって


(ふなこしさん)
昔のわだかまりもなあ
昔のわだかまりもねえ・・


(みやこださん)
さーもん、もう、ひっとつだいにくいことでだしなんでだしねとおもーわ
そんなこと、もう、全然憎くもなんともないと思うわ




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by friendlyclover613 | 2017-02-03 00:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)