米子弁よ、世界に羽ばたけ!

by friendlyclover613

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どげなと

おばあちゃん、ぼくの誕生日に、さねしげのおにいちゃんが、チョコレートのケーキと、アイスクリームのケーキとどっちがいいかって
どっちがいいと思う?


(ふなこしさん)
ま、あんたの好いたのを頼みないやい
おばさんは、ケーキつくーがじょうずだだけん

ま、あなたの好きなのを頼みなさいよ、
(おにいちゃんの)お母さんは、ケーキを作るのがじょうずなんだから


(孫)
どっちがいいと思う?


(ふなこしさん)
どげなと
あんたの好いたほにしないやい

どっちでも
あなたの好きなほうを選びなさいよ




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by friendlyclover613 | 2015-12-26 00:23 | 米子弁劇場 | Comments(0)

干支のおちゃわん

(おいっこ)
おばさん、三越に干支の茶碗があるよ
もうすぐ、ひろゆき(さねしげさんの孫)の誕生日だろ
正月も近いし
ひろゆきの干支はへびだから、へびの絵のついた茶碗、どうかな、と思ってさ


(さねしげさん)
いらんわ、へびのついたもんやなんかい
なんぼ干支でも、気持ちがわりけん

いらないよ、へびのついたものなんか
いくら干支でも、気持ちが悪いから



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by friendlyclover613 | 2015-12-23 18:45 | 米子弁劇場 | Comments(0)

めぎなったじぇ

(みやこださん)
あんたげのは、来年よっつになーなーててや

お宅のお孫さんは、来年4才になられるの?


(ふなこしさん)
数えでな

数えでね

数え→たとえば、今3才なら来年に4才になるということ。
つまり、2015年の12月時点で3才の子が、2016年に誕生日を迎えて4才になる場合、
2015年の12月の時点は「数えで4才」と言う。


(さねしげさん)
元気ななあ、スキー習わせらかなんて、元気なけんだわな

元気なお子さんね、スキーを習わせようかと考えるというのは、お子さんが元気だからだわね


(ふなこしさん)
がいにに元気がよすぎて、こたつめぎなったと

すごく元気がよすぎて、こたつをこわされたんだそうよ

めぐ→こわす、 めげる→こわれる 

ふなこしさん自身が直接見たことではなく、子どもを通じて知った話です。


(さねしげさん)
うちのにいちゃんも、みっつくらいのとき、こたつめいでだったじぇ

うちのお兄さん(孫・中学生のほう)も、3才くらいのとき、こたつをおこわしになったのよ


これは、ニュアンスを、米子人でない人にどう説明したものかと悩むところです。
客観的には、自分の孫に敬語使う形なんだけど、普通の敬語の意味あいではなく、肉親ならではの親しみと、
なんていうのかなあ、米子弁独特のジョークのセンスなんです。
自虐ネタのジョークに近いセンスとでも言うんでしょうか。




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by friendlyclover613 | 2015-12-19 19:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)

信仰心

(孫)
おばあちゃん、今度の日曜、西川くんの家に遊びにおいでって

(ふなこしさん)
ほーん、よかったなあ、
西川くんげのおじいさん、死んなったけんな、あがらしてまったら、すぐ、仏さんに手合わせーだで

ふうん、西川くんところのおじいさんが亡くなられたからね、(家に)あがらせてもらったら、すぐに、仏さんを拝みなさいよ


解説
米子の人は、仏様をだいじにします。
米子から離れて暮らすようになったとき、私は、まわりを見ていて、こんなに仏様をほっといていいのだろうか、と思ったし、まわりの人は、私に、え、そんなことまでするの?、と驚きました。

私が子どものころは、よその家にあがらせてもらうときは、そこの家の仏壇に手を合わせるように、親に言われました。
いつでもどんなときでも、というわけでもないのですが、たとえば、その家に泊まらせてもらうときは、仏壇に手を合わせるのが当然だと思ってましたが、米子以外では、そんなことは、あまりしないのですね。
私が子どものころは、毎年、お盆は、祖母の家に集まった一族郎党のメンバー全員で、錦公園にとうろう流しに出かけたものです。
墓参りや灯篭流しの帰りに、喫茶店によって、大好きなスィーツを食べたことも、楽しい思い出です。
あのころは、「明治」というお店が、確か朝日町だかにあって、そこでソフトクリームを食べるのが、すごく楽しみでした。

仏様をだいじにするから、米子では、火事や災難が少ないのだと、米子の人は言っています。

私は、米子を離れてから、ほんとうにいろいろなところで暮らしました。
たくさんのカルチャーショックを、人並み以上に経験してきて思うのは、
米子というのは、信心深いところだなあ、ということです。
米子市内の親戚の家によそから来た人は、必ずお墓まいりに行くし、
神棚も、よそではわりとほったらかしの家を多く見ましたが、米子の人は、まめに拝みます。
主婦は神さまと仏様と両方のお世話をしなければならなくて、生理中の女性は神社にまいったらいけないとか、ほんとうにこまごまとした規則がどっさりあります。

それくらい神仏をだいじにするので、米子は火事などの災難が少ないのだと、米子の人は言います。
そういうのも、少しづつ、これからの時代は簡略化されていくのかもしれませんが。
神仏をだいじにする素直な心が、そのまま、よそから来た人を温かく受け入れる心になっているような気がします。



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by friendlyclover613 | 2015-12-08 23:07 | 米子の人情と暮らし | Comments(0)