カテゴリ:米子弁劇場( 141 )

 

大雪

(ふなこしさん)
ちかごーのわけもんは、こげなんを大雪だいうだけんな
ちかごろの若いひとは、こんな(少ない雪)を大雪だっていうからね


(みやこださん)
うっちゃちがわけころ、京都から米子にかえーときは、よー、特急が雪でとまーよったわ
わたしたちが若かったころ、京都から米子に帰るときは、よく、特急が雪で臨時停車したよ

(さねしげさん)
あげだ
そうだったね


(ふなこしさん)
こげなもんがいたしんなーやなてーだけん
こんな(少ない)雪の雪かきがたいへんだなんて言うんだから(あきれるね)


(さねしげさん)
うっちゃちのわけときは、この10倍くらいあったもんを、スコップでしたが
私たちの若いときは、この10倍くらいあった雪を、スコップで雪かきしたね


(ふなこしさん)
ほんに、がいな雪だったが
ほんとにあのころはすごい量の雪だったね


(みやこださん)
うちの子やちゃ、米子にくーとさみさみ、ってふるえとーが
うちの子たちは、米子にくるとさむいさむいってふるえとーわ

わたしやちゃ、東京の冬やなんかい、ぬるまゆのふろにはいっとーやなわ
わたしたちにとっては、東京の冬なんか、ぬるまゆのふろにはいってるような感じ

ひっとつだいさみことあーへん
全然寒くない


(さねしげさん)
うっちゃちゃ、冬でも半そででそうじすーだけん
わたしたちは冬でもはんそででそうじするんだから


(ふなこしさん)
なげやなそでだとじゃまんなーだけん、冬でも半そででしてしまーが
長いようなそでだと(そうじや炊事などのときに)邪魔になるから、
冬でも半そでで仕事してしまうもんね



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by friendlyclover613 | 2017-02-24 12:00 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

やきいも

(ふなこしさん)
あっちゃー、おまえやちゃ、がいに笑って
まあ、あなたたち、ものすごく笑ってるね


(孫)
米子弁がおかしいんだって


(ふなこしさん)
やきいも、あんたやちにやいたけんな
やきいも、あなたたち(のおやつ)に焼いたからね

さめんなかいにたべないや
さめないうちに食べなさいよ



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by friendlyclover613 | 2017-02-23 11:30 | 米子弁劇場 | Comments(2)  

吹き出すやなわ

(さねしげさん)
きの、よーにおかして、ふきだすやなかったわ
きのうは、すごくおかしくって、吹き出してしまったわ


(みやこださん)
ま、なんで
ま、なぜ


(さねしげさん)
うちの子のスキーの整理番号がG3だだがん
孫のスキーの整理番号がG3なの

そーで、電話で、うちの子がせんせに、その番号を言っとったらな、
じいさんて聞こえーだけん、
おじいさんが、せんせがわしになんか用か、なんてーだもん

それで、電話で、孫が先生にその番号を伝えていたらね、
じいさんて聞こえるもんだから、
うちのおじいさんが、「先生がわしに何か用があるのか。」なんて言うんだもん

注:せんせ(先生)というのは、必ずしも学校の先生というわけではなく、たとえば、
子ども会の旅行やキャンプなどの時の引率係や指導者のおじさんやおばさんや、
子どもの登山の班を率いるおとなのリーダーなども、米子では、時々「せんせ」と呼ばれます。


(ふなこしさん)
ははは、おかしやな
ははは、おかしい


解説
吹き出すやなわ・・・これ、標準語では説明のつかない、米子弁独特の言い回しです。
理屈では、意味の説明のしようがないんですよ。
ふきだしそうになる、というのとも少しちがうし、ふきだしてしまった、というのとも、微妙にちがうんです。
どうやって説明したらいいんでしょうか。
私もわかりません。
米子弁の意味にもっとも近い説明のしかたというのは、たぶん、私の思いつくかぎりでは、
吹き出すようにおかしい、というような言葉になりますかね・・・



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by friendlyclover613 | 2017-02-21 20:13 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

ええかげんにしないっ!

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、300万出してくれよ
会社のお金のはいったかばん、なくしちゃったんだ


(みやこださん)
あんただーですかね
あなた誰ですか


(犯人)
あなたの息子だよ


(みやこださん)
ええかげんにしないッ!!
うちの子は、そげな、お金なくすやなだらずにそだてとりませんよ!

(いいかげんにしてくださいよ!
うちの子は、そんな、お金をなくすようなバカに育てていませんよ






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by friendlyclover613 | 2017-02-12 11:20 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

オレオレ詐欺

(犯人)
もしもし、お母ちゃん、おれだよ
300万用意してよ、つきあってる女の子に子どもができちゃったんだ
このままだと結婚しなきゃならなくなるよ


(さねしげさん)
うちゃ、子どもをそげなにんげにそだてたおぼえはねけん、さいなら
私は子どもをそんな人間に育てたおぼえはないよ、さようなら



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by friendlyclover613 | 2017-02-11 12:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

天体望遠鏡

(みやこださん)
東京の子はな、米子にくーときは、星みーてて、天体望遠鏡をうちげにおいとーよ
東京(にいる私の孫)はね、米子に来るときは、星を見るために、天体望遠鏡をうちに置いてるよ



(さねしげさん)
東京ではあんまり星は見えんだけんな
東京ではあまり星は見えないからね



(ふなこしさん)
米子はよーみえーだもん、とくに大山やちゃ
米子はよく見えるんだもん、とくに大山とかは

いっちゃんにも、こないだ(天体望遠鏡を)買ったったがん
いっちゃんにも、この前買ってやったよ



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by friendlyclover613 | 2017-02-08 08:24 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

芸能人

(さねしげさん)
松方弘樹は死んだだな
松方弘樹は死んだのね


(みやこださん)
仁科亜希子さんが悲しんどーなったと
仁科亜希子さんが悲しんでらっしゃったって


(ふなこしさん)
昔のわだかまりもなあ
昔のわだかまりもねえ・・


(みやこださん)
さーもん、もう、ひっとつだいにくいことでだしなんでだしねとおもーわ
そんなこと、もう、全然憎くもなんともないと思うわ




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by friendlyclover613 | 2017-02-03 00:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

お客様

台所で、船越さんが、お客さまに出すお茶菓子の準備をしているところ

(ふなこしさん)
あんたは、ちーと外にでとーだわ
あなたは、少し、外に出てなさいよ


(孫)
森田君のおばさんがきたら、ぼくも話したいよ


(ふなこしさん)
はなしすーはえだーもん、お客さんに出したお菓子を、
あんたがよけよけ食べてしまーけんいけんだがん

話するのはいいけど、
お客さんに出したお菓子を、
あなたがたくさん食べてしまうのがいけないのよ

あんた、いつだい、お客さんにだいたお菓子、
お客さんの前で、みんなくーなったでしょうが

あなた、いつだったか、お客さんに出したお菓子を、
お客さんの前で
みんな食べたでしょう

お客さんに出したお菓子だけんな
あんたは、2つか3つしか食べられんじぇ

お客さんに出したお菓子だからね
あなたは、2つか3つしか食べちゃだめよ

のこったら、あとであげーけん
残ったら、お客さんが帰ってからあげるから


きっすいの東京育ちとかいうような人にはわからないでしょうが、
昔の米子では、たとえば、知り合いみんなが家族ぐるみのおつきあいでした。
それがいやで都会に出たくてたまりませんでしたが、今になって、
そのよさがわかるんです。





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by friendlyclover613 | 2017-01-31 19:09 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

バット

(ふなこしさん)
いっちゃん、バットをふーまわしなんな
いっちゃん、ばっとをふりまわすのはやめなさい


(孫)言うことを聞かず、黙ってバットを振り回し続けている


(ふなこしさん)
バットをふーたぶーのをやめな、今夜はごはんあげーへんじぇ
バットをふりまわすのをやめないと、今夜はごはんあげないよ


同じやりとりの繰り返しが続いた後・・


(ふなこしさん)
こーかー、家族全員で、あんたひとー置いて、ごはん食べにでーけんな
これから、家族全員で、あなたひとり置いて、ごはん食べにでかけるからね


これは、実は、私の実家の近所で、ほんとにあったお話です。
ほんとに、こうして、男の子ひとり置いて、家族全員が出かけてしまいました。
その晩は、その子は、どんなに泣き叫んでもごはんがもらえなかったそうです。

男の子というのは、野球のバットをふりまわすのが、誰でも好きなものです。
しかし、ほんとうに危ない遊びです。

昔は、たとえば、駅などで、子どもがこうして、傘をふりまわしているのを、
駅員さんが、そのへんに落ちている木の枝の大きなので、ばさっと、傘をうまいぐあいに子どもの手から離したりする光景も見られましたが、近頃は、そういう
駅員さんの勇姿も見られなくなりました。

危ない遊びですから、なんとしてでもやめさせるために、おとなのほうも、それぞれに知恵をしぼっていますね。





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by friendlyclover613 | 2017-01-26 20:30 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

しんけけな

(ふなこしさん)
ま、け、いっちゃん、がいにちらかして
まあ、ほんとに、いっちゃん、すごくちらかして

(孫)
そんなにちらかってないよ


(ふなこしさん)
いけんじぇ、かたづけな
いけません、かたづけないと

けなことしとら、人が、あの子はちーとしんけけな言うやんなーじぇ
こんなことしてたら、あの子は少し気がへんだって、言われるようになるよ


(孫)
そんなにたいしたことじゃないよ


(ふなこしさん)
いけんじぇ、かたづけーまで、ぜんざいあげんじぇ
だめです、かたづけるまでは、ぜんざいはあげないよ



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by friendlyclover613 | 2017-01-25 05:43 | 米子弁劇場 | Comments(0)