おこらはーわ

おばあちゃん、おじちゃんのカメラなくしちゃったよ

ええっ、あんた、どこでなくして
ええっ。あなた、どこでなくしたの?

公園に持って行った

おじさんにだまってかりてや
おじさんにだまってかりたの?

うん

ま、だまって持っていかいけんわ
おじさん怒らはーわ
あんたしかーれーじぇ

まあ、(おじさん)に、貸してね、と言わずに、(カメラを)持ち出すのはいけないわよ
おじさん怒るよ
あなたは叱られるよ


・・・してや
これは、米子弁の疑問文の語尾です。
語尾があがらないので、よそから来た人は、返事をしないことが多いです。
が、ほんとは、返事しなければなりません。

米子弁にかぎらず、方言の難しいところは、疑問文の語尾があがらなかったり、疑問文ではないものの語尾があがったりするので、どれが疑問文なんだかそうでないのか、わけがわからないことです。
私も、米子弁以外の方言は、ほんとにわかりません。
言っていることの意味はなんとかわかっても、何か聞かれていて返事をする必要があるのかどうかがわからなくて困るのです。



おこらはーわ
関西弁のおもかげが、米子弁にはあります。
これも、関西弁の「怒らはる」から派生したものらしいです。

同じ日本語でも、標準語は、敬語か、それとも普通の言葉か、と、区別がはっきりしていますが、関西弁や米子弁は、その間にグレーゾーンがあります。
この感覚は、もしかしたら東京生まれの人には理解しがたいかもしれません。
米子で生まれ育った者は、たとえば、同じ年齢の友達でも、「・・・ちゃんは、きょうは、大山にドライブに行きなーと」(・・・ちゃんは、きょうはだいせんにドライブに行くんだって)というような言い方をすることがあります。
ばっさり、・・・ちゃんはドライブに行くだとい、と言うより、やわらかくなります。
・・・ちゃんを好きだから、尊敬しているから敬語を使うというわけではなく、いいところの子は、男の子でも、ソフトな言い方をするようにしつけられるのです。
たとえ年下でも呼び捨てにするものではない、というのと似た感覚です。
微妙な感覚を説明するのって、ほんとに難しいですね。
へたな説明でごめんなさい。

この会話では、おばあさんとしては、自分の息子ではなく、娘の夫なので、名前を呼び捨てにしてもいい立場ではありながらも、微妙な遠慮があります。
それと、「おじさん」は、おばあさんにとっては目下でも、この子どもにとっては、目上です。
その意識が、おばあさんに、なんとなく、「おじさんが怒るよ。」というような言い方を避けさせています。
「怒-なーじぇ」「怒ってだじぇ」「怒ってだわ」というのも、同じようなニュアンスのバリエーションです。



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ん・・・、あんまり不利な情報は書きたくないのですが、悪いことも書いたほうがいいと言われたので

小学校のことなんですが、私が通っていた、米子駅の近くの小学校は、少し遠いところに移転したんだそうです。
それで、私が昔住んでいたあたりに現在住んでいる子どもたちは、そこまで、少し遠い道のりを通うのだそうです。
言いたくないことをはっきり言うと、つまり、米子駅近くの地域は、おとなだけの家族にとっては便利でいいところだけど、小学生にとっては、学校が遠いというデメリットがあるということです。

私の友達は、子どもはみんな大きくなっていて、孫はまだという年代です。
なので、小学校のことは、私はよくわからないんですが、
小学生のお子さまをお持ちのかたは、そういうこともお調べになって、移住のことをお考えになるほうがいいでしょう。




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by friendlyclover613 | 2015-09-22 05:41 | 米子弁劇場 | Comments(0)  

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